11月21日大阪城ホールで開催されるRIZIN25の対戦カードが発表されましたね。
私も待ちかねていた朝倉未来選手が登場します。
前々回RIZIN23で朝倉未来選手はゲスト解説者だったんですが、
その時、同じフェザー級の試合が組まれてたのを覚えていますか?
その試合で勝利を収めた斎藤裕選手こそ、今回RIZIN初代フェザー級王座をかけて朝倉未来選手と闘う相手なんです。
この記事では、斎藤裕選手の経歴とどれくらい強いのか?について解説します。
記者会見で正式に発表されました。
11月21日に大阪で朝倉未来選手とフェザー級王座決定戦をやります。
試合まで約1ヶ月を悔いなく過ごして試合に勝ちます。
たくさんの応援をお願いします。 pic.twitter.com/jdNrzcnG60
— 斎藤裕 Yutaka Saito (@yutakasaito1008) October 19, 2020
斎藤裕選手の経歴・戦績
それでは、まず斎藤選手の経歴と戦績を確認しましょう。
RIZINに抜擢されるだけあって、なかなか素晴らしいキャリアです。
斎藤裕選手の経歴
名前 | 斎藤 裕(さいとう ゆたか ) |
出身地 | 秋田県能代市 |
生年月日 | 1987年10月8日 |
身長 | 173cm |
体重 | 66kg |
所属 | パラエストラ小岩 |
斎藤裕選手は、総合格闘家。
主戦場は修斗(SHOOTO)で、戦績は23戦17勝4敗2分。
そして、なかなかのイケメンです。
過去の試合の戦績
2011年11月27日、プロ修斗デビュー戦で佐々木 郁矢と対戦し。3-0の判定で白星デビューを飾ります。
2015年5月3日、修斗環太平洋フェザー級タイトルマッチで中村ジュニアと対戦。
3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。
2016年1月に開催された修斗世界フェザー級タイトルマッチで中村ジュニアと対戦。
3−0の判定勝ちを収め、第10代修斗世界フェザー級王者になりました。
2017年には、元修斗世界ウェルター級チャンピオンで、UFC、HERO’S、DREAMでも活躍した宇野薫に3-0の判定勝ちで初防衛に成功。
今年8月に開催されたRIZIN23では、Rebel FCフェザー級王者の摩嶋一整にTKO勝ちを収めました。
この試合、1Rのグラウンドの攻防は分が悪かったのですが、2R開始早々不用意にタックルに入った摩嶋選手にサッカーボールキックを2発決めて、そのまま試合を決めました。
この試合の解説者だった朝倉未来選手が、勝利した斎藤選手に対し「やってやりましょうかね」と発言。試合後にこれを聞かされた斎藤は「タイミング合えばお願いします」と返しました。
斎藤裕選手はどれくらい強いのか?
修斗といえば、打撃と組み技の高いレベルでの融合を理想とした歴史のある総合格闘技団体です。
佐藤ルミナ選手、桜井”マッハ隼人”選手、宇野薫選手、五味隆典選手といった格闘技界のビッグネームが名を連ねます。
近年RIZINで活躍している堀口恭司選手や扇久保博正選手も修斗の出身です。
その団体のチャンピオンになっているわけですから、基本的に弱いわけありません。
また、宇野薫選手にも勝っているので、それなりの実力者であることは間違いないでしょう。
RIZIN23に出場するまでは、認知度は低かったので、最近の試合もYoutubeではほとんど見当たりません。
判断材料が少ないです。
ただ、摩嶋選手との試合を見る限り、めちゃくちゃグラウンドが強いというわけではないようです。
実際のところグラウンドが得意なISAO選手とマイク・グランディ選手にグラウンドで優位に立たれ判定負けしています。
また、摩嶋戦でも一発良いパンチを入れてましたが、意外に打撃を得意にしている気がしました。
斎藤裕が朝倉未来に勝つ可能性を考察
結論から言うと、難しいと思います。
その理由ですが、
・打撃の技術が朝倉選手の方がかなり上であること
・斎藤選手は意外にグラウンドが得意ではないこと
・朝倉選手の腰の強さは相当なものであること
つまり、斎藤選手に分があると言われているグラウンドに持ち込むことがそもそも難しく、
打撃勝負になった場合に朝倉選手の技術が圧倒的に勝るということです。
RIZIN25の対戦カード発表記者会見で朝倉選手はこう言っています。
「率直に、俺の相手じゃないかなという感じですね」
「斎藤選手が得意とする組技でも俺の方が強い」
これは、例えグラウンドの展開になったとしても、負ける要素は無いということを言っているわけです。
かなり強気な発言ですが、相手を分析する能力に長けている朝倉選手がここまで言うのですから、勝つ確信があると思われます。
実際、朝倉選手は、グラップラーの樋口武大選手にTHE OUTSIDER時代にリアネイキッドチョークで一本勝ちしています。
また、参考までに修斗フェザー級で元チャンピオンだったリオン武選手、そのリオン武選手に勝ってチャンピオンになった日沖発選手は、ともにRIZINで朝倉未来選手にKOされています。
万が一斎藤選手が勝つ要素があるとすれば、朝倉選手がなめてかかって油断した時にラッキーパンチが入り、倒れたところにサッカーボールキックが命中するというシナリオしか考えられません。
ただ、朝倉選手に限っては、そんなスキも見せないと思いますので、朝倉選手の圧勝に終わると私は予想しています。
まとめ
RIZIN23で一躍名前が売れた斎藤選手ですが、その理由は朝倉未来選手と同じ階級だからです。
(格闘技ファンは、朝倉未来の試合を熱望しているが、国内に相手がいないため)
そういう経緯で、RIZIN25でスターになるチャンスを得たわけですが、相手が悪いとしか言いようがありません。
万が一にも朝倉未来選手に勝つことはないと思われます。
朝倉選手が見据えているのは世界であって、こんなところで負ける要素はありません。
斎藤選手は階級を上げて、谷地選手と戦うことおおすすめします。
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