呪術廻戦|最新話の感想と考察!伏線回収や謎についても

この記事では、漫画「呪術廻戦」最新話の感想と考察をしています。

毎週月曜日(休載週を除く)に更新します。

個人的見解ですので、その点ご了承ください。

呪術廻戦ファンの方必見


Contents

【呪術廻戦】第224話の感想と考察!

5月29発売週刊少年ジャンプ2023年26号掲載第224話。

タイトル「人外魔境新宿決戦②」

ざっくりいうと

史上最強の術師と現代最強の術師の戦いは、五条が虚式「茈」で先制。

しかし、宿儺は粉砕された右手を難なく再生。

宿儺を殺してからのことは考えると決めた五条はためらいなくの外見の宿儺に攻撃を仕掛ける。

一方の宿儺も「解」を発動し反撃。

怪物同士の戦いが街を破壊していく。

感想と考察

最強同士の戦いは互角。

前回、勝負の結果を考察。

主人公である虎杖宿儺を倒すはずだから、五条は負けるのではないかという考察である。

ただ、もうひとつのシナリオもあるなと思った。

五条vs宿儺の戦いは、五条が勝つけど、相当なダメージを受ける。

その結果に一番得をするのは誰か?

羂索だよね。

自分が敵わない2人の最強を同士討ちさせ、「呪霊操術(じゅれいそうじゅつ)」で最強の2人の力を取り込み、自らが最強になる。

羂索は、九十九由基を倒す実力があるわけなので、五条宿儺さえいなければ、この世を手中に収めることができると考えているのではないでしょうか?

まあ、しばらくは2人の戦いが続きそうです。

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五条悟が夏油傑にかけた最後の言葉のヒントが隠されています!

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【呪術廻戦】第223話の感想と考察!

5月22日発売週刊少年ジャンプ2023年25号掲載第223話。

タイトル「人外魔境新宿決戦①」

ざっくりいうと

五条悟は、夜蛾を殺めた楽巌寺学長を咎めなかった。

逆に総監部を一層して、楽巌寺を総監部のトップに据えた。

総監部の言いなりだった楽巌寺の人間性に変化があったからである。

そして、ついに五条悟宿儺の戦いが始まった。

一番信用できる伊地知に結界を張らせた五条は、歌姫の術式「単独禁区」で呪力総量の出力を120%増幅させ200%の虚式「茈」を宿儺に向け発動。

五条の信頼を意気に感じた伊地知が張った渾身の結界は、宿儺五条の初手を見誤らせた。

勘違いしてるみたいだから言っとくけど「そっちがチャレンジャーだから」

史上最強の術師と現代最強の術師の戦いは五条が先制した。

感想と考察

歌姫の術式が判明しました。

「単独禁区(ソロソロキンク)」ダジャレのようなネーミングですね。

術式範囲内の歌姫本人を含む任意の術師の呪力総量出力を一時的に増幅させる。

通常、術師は、術式を構成あるいは発動させるまでの手順をいかに省略するかに注力する。

しかし、歌姫はその手順を一切省略しない。

「呪詞」「掌印」「舞」「楽」

術式を儀式として昇華させることで120%の効力を得るのである。

実力に劣る自分の力を増幅させるよりもむしろ他の能力の高い術師をサポートする点で有効な術式と言える。

そして、歌姫同様に一切の手順を省略せずに放った“完全詠唱”200%の虚式「茈」は凄まじい破壊力でした。

この術式のシンクロに隠された歌姫と五条の関係がなんとも気になります。

そして、伊地知さんへの信頼、人間性に変化を見せた楽巌寺への信頼も胸アツでしたね。

この重要な局面で、サブキャラ3人にスポットを当てる感じ好きだなぁ。

そして、史上最強と現代最強の戦い。

気になるのは、五条悟200%の虚式「茈」でも宿儺の右腕を破壊しただけということ。

宿儺の奥の深さに驚異を感じます。

まあ、五条悟もまだまだ奥は深そうですが、ここで五条悟が勝ってしまうと呪術廻戦終わっちゃうもんね。

おそらく、五条は勝てない

しかし、宿儺も相当なダメージを受けて、最後は裡の伏黒恵と虎杖が宿儺を倒す。

こんな結末では無いかと思っています。

タイトルが「人外魔境新宿決戦①」ということで、この先まだまだ長そうですね。

【呪術廻戦】第222話の感想と考察!

5月15日発売週刊少年ジャンプ2023年24号掲載第222話。

タイトル「予兆」

ざっくりいうと

宿儺の指を捜索していた裏梅は、ついに最後の1本を見つけることができなかった。

最後の1本はおそらく五条が持っているが、1本くらいなら即身仏で補填できると宿儺

五条悟vs両面宿儺受肉体の時が迫っていた。

掛ける言葉に悩む高専の面々の前に姿を現した五条悟

緊張感が漂う中、虎杖の一言「術式邪魔‼」で場の雰囲気が和んだ。

五条の背中を高専の面々が後押しする。

いよいよ最強のタイマン勝負が始まる。

感想と考察

いきなりの五条悟vs両面宿儺受肉体。

もう終幕に向かっちゃってる感じ?

このままいくと呪術廻戦の主役は五条悟ってことになっちゃう。

まだもう一展開あるんじゃないのでしょうか?

ただ、その場合は五条宿儺に負ける展開になっちゃう。

それはちょっと考えにくい(考えたくない)。

逆に圧倒的な強さの宿儺が負けるのも想像しにくいけど、こちらは負ける要素が2つある。

  • 最後の指の所在
  • 裡に潜む伏黒恵

ここで考えるべきなのは、やはり羂索の目的

宿儺五条を倒すことで、羂索の目的は果たせるのか?

どちらが勝利しても、そのダメージは計り知れない。

そこを羂索が狙っているという仮説はどうでしょう?

呪霊操術で最強の術士を取り込んでしまえば、自分に抗うものは全て抹殺できるわけですから。

もうひとつ気になった点(たぶんみんな気になってるはず)。

虎杖と日下部の乱取り後の会話が入れ替わってること。

これ間違いじゃなければ、何の伏線?

虎杖は入れ替わることができる術式を持ってたりとか?

だとすると、虎杖五条先生の背中を叩いた後の「応‼」が気になるけどね。

虎杖がよく使う言葉だよね。

中身入れ替わってる可能性ある?

これからアニメ2期が始まるタイミングで終わらないと思っています。

まだ年末までは、続くと思うけどなぁ。

【呪術廻戦】第221話の感想と考察!

4月24日発売週刊少年ジャンプ2023年21・22合併号掲載第221話。

タイトル「得喪」

ざっくりいうと

ついに五条悟解放の時。1190日ぶり

五条悟の錯乱を懸念した高専の面々は、埼玉県木呂子鉱山(呪術高専第四修練場)を封印解除の地とした。

狗巻棘の「しゃっけー!!!」の号令と共に来栖華は”邪去侮の梯子”を発動。

ところが、獄門彊裏に術式をあてたため、五条悟は獄門彊と共に消えてしまった。

羂索は獄門彊裏から封印を解かれることも想定し、日本海溝の8000mの最深部に獄門彊を沈めていたのである。

しかし、五条悟羂索の前に姿を見せた。

その能力は羂索の想像を遥かに超えていたのだ。

羂索を攻撃し始めた五条だったが、宿儺裏梅が割って入る。

裏梅を一撃で仕留めた五条は、羂索宿儺に対して勝利宣言をするのだった。

ざっくりいうと

いきなり進展しましたね。

なんと五条悟1,190日ぶりの登場らしいです。

そして、いきなりのバトル開始!

そして、規格外の強さ!

裏梅を一撃で葬るってレベチ過ぎる

終わりが近づいてきたの実感しちゃいますねぇ〜

ただ、このまま五条悟一人でバトっちゃうわけ?

さすがにまだ色々展開するよね。

だって、主人公は虎杖、恵、野薔薇でしょ。

このまま終わったら五条悟の物語で終わっちゃうもんね。

考えられる展開をいくつか。

  • 五条が羂索を殺る。そして、裡の夏油が復活する可能性もあるかも?
  • 虎杖が宿儺の残りの指を喰う。そして、宿儺の裡の恵を救い出す
  • 野薔薇は生きているが、ずっと昏睡状態にある。最後に目が覚める。

ハッピーエンドな結末しか思いつきませんw

気になるのは、今回のタイトル「得喪」

意味は、得ることと失うこと

これって何を指してるのでしょうか?

得が、五条悟復活だとすると、喪は何だろう?

「傑の肉体を弔いに来た」という言葉からは、羂索を殺ることで傑を失うってことですかね。

今回合併号で、次号休載ということは、次回は3週間後ですね。

う〜ん、待ち遠しい!

【呪術廻戦】第220話の感想と考察!

4月17日発売週刊少年ジャンプ2023年20号掲載第220話。

タイトル「自浄自縛」

ざっくりいうと

羂索は、死滅回游の新規泳者の参加を打ち切る総則追加を要請。

コガネは総則7に則り却下。

しかし、死滅回游の管理者は羂索の手中にある天元であり、総則を追加しないなら浄界を破壊し死滅回游を強制終了させると脅されたコガネは追加を認めた。・

さらに羂索は、夏油傑、伏黒恵を除く全泳者の死亡をもって死滅回游を終了するという総則も追加。

その頃、高専サイドは、五条悟の復活に向けて動いていた。

甘井高羽の術式で即死をまぬがれた来栖華(天使)は、家入の反転術式で一命をとりとめたのだ。

天使の力で獄門彊の封印を解く。

五条悟の帰りを高専の化け物どもが待っていた。

感想と考察

今回は情報量過多でしたね。

まず来栖華生きてて良かった。

獄門彊の封印を解くのは、なんだから生きているとは思ってたけど、とりあえず一安心。

甘井君が一役かっていたのは胸アツ情報。

そしてラスト2のカット。

狗巻棘いるじゃん!

片腕は無いようにも見えるけど、久しぶりの登場おめでとう。

鹿紫雲日車(スーツの下半身)もいるようだけど、一人足りないなぁ。

野薔薇は本当に逝っちゃったの?

気になるのは、宿儺が裡にいない虎杖の実力ですよね。

「アイツを殺すためならなんでも喰ってやる」

この言葉の意味は、おそらく次の2つのものを指していると思われます。

脹相との会話の内容からは、残りの九相図を全て喰ったようです

あと、宿儺の残りの指の所在

虎杖がこの5本の指を手に入れて喰ったら、どうなるのか?

伏黒恵を救うためには、宿儺を戦闘不能に追い込む必要ある。

宿儺をそこまで追い込む鍵は、宿儺の残りの指じゃないでしょうか?

今後の展開としては、五条悟+高専化け物軍団+助っ人 vs 宿儺、羂索、裏梅という図式になるのでしょうか。

なんか一気に話が進みそうですね。

【呪術廻戦】第219話の感想と考察!

4月10日発売週刊少年ジャンプ2023年19号掲載第219話。

タイトル「浴④」

ざっくりいうと

平安の世、宿儺は新嘗祭に招かれていた。

都の公家達は、藤原家直属の征伐隊の精鋭”日月星進隊””五虚将”を八つ裂きにした宿儺に敵意がないことを示すために渋々五穀豊穣を祈っていたのだ。

そんな中、宿儺の姿を見つけ、側近の裏梅にお構いなく宿儺にすり寄ったは斬られながらも恍惚の表情を浮かべていた。

その時と同様に現代においても宿儺から拒絶される

宿儺の孤独を独り占めするためには、自分が宿儺を殺すしか無いと信じていた。

そして、その歪んだ愛がの領域展開”三重疾苦(しっくしっくしっく)”を発動させた。

しかし、の意に反して宿儺は領域を展開しなかった。

そして、布瑠部由良由良”三重疾苦(しっくしっくしっく)”の必中効果である「真球」を破壊。

の構築術式に宿儺は既に対応していたのである。

こうして、宿儺の戦いは決着。

姉・津美紀を手にかけた宿儺の裡の伏黒恵の精神は、深淵と沈んでいくのだった。

感想と考察

ちょっと旅行に行ってたので、遅い時間の更新となりました。

万の領域展開が判明。

”三重疾苦(しっくしっくしっく)”

触れることのできない完全な球体「真球」による無限の圧力。

布瑠部由良由良であっさり破壊されたので、威力がわかりません。

ただ、真球(完全な球体)は現実には存在しないので存在しない力=予測不能の力と言いたいのかもしれません。

下々先生が自分でオチ作ってるのはウケましたね。

そして、一番気になるのはこれ。

万が殺られたということは、津美紀が逝ってしまったということよね?

これは、さすがにキツイでしょ。

伏黒恵がこの後、どうやって立ち直るのか想像がつかない。

でも絶対立ち直るでしょ。

だって主人公の一人なんだから。

現状、虎杖も底の底の状況。

もっと言うと、野薔薇に至っては生存も確認できていない。

でも、この物語の最後には、絶対この同級生3人が揃うと信じております。

【呪術廻戦】第218話の感想と考察!

4月3日発売週刊少年ジャンプ2023年18号掲載第218話。

タイトル「浴③」

ざっくりいうと

平安時代、は構築術式の呪力効率の悪さに苦悩していた。

呪力は総量出力共に平安の猛者と遜色が無いのに燃費の悪さで窮地に陥っていたのである。

そんなが活路を見出したのが昆虫のエネルギー効率。

虫の鎧こそが構築術式の極みだと。

万は、この鎧を一度構築してしまえば呪力を通し続ける限り自在に操ることのできる液体金属でカバーする戦闘スタイルで、藤氏直属征伐部隊「五虚将(ごくうしょう)」を返り討ちにし、藤原家へと取り立てられた。

一気呵成に攻撃を繰り返すに対して、宿儺は式神「円鹿(まどか)」の反転術式で液体金属に流れていたの呪力を中和して消した。

そして、式神「貫牛(かんぎゅう)」で攻撃を開始した。

さらに、式神「脱兎(だっと)」で、の視界を奪い、頭上から巨大な万象を落としたのである。

宿儺に愛を教えるのは私だと話す万に意味深な笑みを返す宿儺。

その様子に激怒したは、本物の愛を構築すると宣言するのだった。

感想と考察

今回一番気になったのは「円鹿(まどか)」「貫牛(かんぎゅう)」

伏黒恵が十種影法術で出現させた式神は、おそらく下記の8種。

玉犬(ぎょくけん) の式神2体存在する。

  • 白(しろ):真っ白な犬の式神。額には道返玉の紋様がある。嗅覚による呪力の探知機能があり戦闘も可能
  • 黒(くろ):真っ黒な犬の式神。額には足玉の紋様がある。能力は「白」と同等で、よく二体同時に呼び出される
  • 渾(こん):破壊された「白」の術式と力を「黒」が引き継ぐことで生まれた式神。体の一部が白い巨大な黒犬。額には二種の紋様がある
鵺(ぬえ) 頭半分を覆う骸骨の面をつけた怪鳥の式神。飛行能力があり、移動手段として利用するほか、帯電した呪力をまとって体当たりを行うこともできる。対象との狭い間に現すことで防壁にすることも可能
大蛇(オロチ) 巨大なの式神。額に生玉の紋様がある。少年院で宿儺を一瞬だけ拘束するも完全破壊された
蝦蟇(がま) 大きなの式神。腹部には沖津鏡の紋様がある。長い舌を伸ばすことで遠くにいる仲間を救助したり、敵を拘束したりできる
不知井底(せいていしらず) 「鵺」と「蝦蟇」を合体させた拡張術式であり、羽の生えた「蝦蟇」を数体呼び出す。節黒が勝手に作ったので、通常の式神と違い、完全に破壊されても再度顕現できるが、そのかわり弱い。ただし、「鵺」と「蝦蟇」のどちらかが破壊されると顕現できない
満象(ばんしょう) の式神。額には辺津鏡の紋様がある。重量による踏みつけや、鼻からの高圧放水を武器とする。ただし、呪力の消費が激しいため単体でしか顕現できない。また、水を具現するために使う呪力を「満象」そのものに使い、巨大化させることも出来る
脱兎(だっと) の式神。数十匹の群れで顕現される。攻撃には向いていないが、敵を囲うことができる
八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎいかいしんしょうまこら) 歴代十種影法術師の中で、誰ひとり調伏できていない最強の式神であり、伏黒の奥の手である。両手を前に出し、布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)と唱えることで呼び出せる。後ろに法陣がついており、1回の攻撃で法陣を切り離し仕留めないかぎり、後ろの法陣が回ると9回治癒し、戦闘相手にとって相性の悪い特性に変化する。対呪霊に特化した退魔の剣「八握剣」を装備している。背部の法陣を回転させるたびに、回復とそれまでに喰らった攻撃への耐性が付与され、よりダメージが通りやすい攻撃タイプにチェンジする能力を持つ。
円鹿(まどか) 鹿の式神。宿儺が完全に形を安定顕現させた式神。能力は反転術式による治癒。
貫牛(かんぎゅう) 牛の式神。直線でしか動けない代わりに距離を取るほど威力を増す。

玉犬「白」「黒」「渾」の3種類あるので、それと合わせて10種と思ってたんですが、玉犬はあくまで1種で、「円鹿(まどか)」「貫牛(かんぎゅう)」が残りの2種ってことでしょうか?

つまり、伏黒恵がまだ調伏していなかった(できなかった)式神2種を宿儺は調伏済みということですよね。

しかも、円鹿の能力は反転術式

十種影法術の奥の深さに驚かされます。

不知井底(せいていしらず)を式神とカウントしなければ、まだ後1種式神がいることになるけど。

今回登場すると思った魔虚羅は温存。

宿儺の呪力レベルでの魔虚羅はとんでもないレベルと思われるよね。

実際、宿儺には余裕しか感じられない。

の愛の構築術式がどんなものか想像できないけど、相手にならなそうですね。

【呪術廻戦】伏黒恵・調伏の儀とは?十種影法術についても

【呪術廻戦】第217話の感想と考察!

3月20日発売週刊少年ジャンプ2023年16号掲載第217話。

タイトル「浴②」

ざっくりいうと

仙台結界にて千年振りの対峙を果たした宿儺

天使虎杖の裡の宿儺に気づかなかったけど、私は気づいた。

宿儺を殺すのは自分でありたいし、殺されるなら宿儺に殺されたい。

宿儺に対する歪んだ愛を語る万は、勝ったら結婚する言質まで取り付けた。

テンションの上がったに対して宿儺は、玉犬を発動。

宿儺は、器である伏黒恵の魂を沈めるため、十種影法術のみで津美紀を破壊し、の魂の意思を削ごうとしているのだ。

しかし、御厨子を使わない宿儺は激昂。

構築術式を発動して、数多の生体機能を流用特化させた肉の鎧に変態した。

婚儀を賭けた決闘が本格化する。

感想と考察

万の術式は”構築術式”でした。

”構築術式”といえば、禅院真依の術式。

呪力次第で何でも作れ応用が利くが、呪力消費が激しく体への負荷は大きい。

そのため、真依には一日一発の弾丸を作るのが限界でした。

しかし、呪力ベースが高い万の場合は、その限りでは無いのでしょう。

一方の宿儺は、摩虎羅の慣らし運転で、発動する模様。

こちらも気になるのは、呪力ベースによって摩虎羅のレベルも変化するのかという点。

のように巨大化するのか?

渋谷事変で、宿儺が倒した摩虎羅レベルでは無い気がします。

どの点が強化されるかはわかりませんが、とんでもない強さであることは間違いなさそう。

次号休載ですね。

宿儺の戦いはどう展開するのか?

禅院家の術式同士の戦いだったりもしますね。

楽しみです。

【呪術廻戦】第216話の感想と考察!

3月13日発売週刊少年ジャンプ2023年15号掲載第216話。

タイトル「浴」

ざっくりいうと

禅院家に戻り、目的である「天元と人間の超重複同化」を実行するために死滅回游を終わらせると語る羂索

永続するように作ったのではないのかという裏梅の問いに永続するゲームを終わらせる無理難題の縛りを自分自身にかけることで死滅回游という理不尽なゲームを成立させたと語った。

裏梅は、羂索の言葉に興味を示さず、”浴”の儀式を呪霊で再現していた。

目的は、伏黒恵の魂をより深く沈めること。

そして”浴”から姿を現した宿儺は、と戦うために仙台コロニーに向かった。

器である伏黒津美紀を破壊し、自分の中の伏黒恵を完全に沈めるためである。

羂索によって仙台コロニーに送られた宿儺は、遭遇した石流龍を瞬殺。

との戦いが始まる。

感想と考察

まず”浴”とは何かが判明しました。

  • 本来は、家宝として秘蔵する器物を外敵から守るために呪具化する儀式
  • 蠱毒で厳選された生物を潰し濾すことで得られる呪力の溶液に器物を十月十日漬け込む

宿儺は、その儀式を呪霊で再現しようとしていた。

目的は、前回考察した通り伏黒恵の自我(魂)をより深く沈めるため

十月十日ということは、妊娠期間と同じですが、まだそんなに時間経過してないよね?

そして、伏黒津美紀を破壊する必要があるということは、”浴”だけでは完全に消滅させることはできないってことですよね。

つまり、まだ望みはあるってことではないでしょうか。

しかし、宿儺の強さがレベチ過ぎて。

乙骨に善戦した石流を瞬殺ですよ。

「三枚に卸された=石流は逝った」ってことなんでしょうね。

とりあえず次回は、宿儺vsですかね。

それはそれで楽しみ。

ところで、裏梅が締めてたの”直哉”じゃないよね?

【呪術廻戦】第215話の感想と考察!

3月6日発売週刊少年ジャンプ2023年14号掲載第215話。

タイトル「呪胎戴天-漆-」

ざっくりいうと

宿儺と対峙する虎杖

裡の伏黒恵の抵抗で、呪力出力を制限される宿儺

さらに禅院真希が加勢に入ったことで、宿儺とのバトルは激化する。

しかし、そこに現れた裏梅が出力最大の”霜凪”を発動。

真希虎杖は瞬時に凍結されてしまった。

宿儺は、肉体を仕上げるために裏梅が用意した”浴”に向かう。

あざ笑う2人に対して、虎杖は為すすべがなかった。

感想と考察

裡の伏黒恵に呪力を1割以下に抑えられても、虎杖は問題なく殺れるという宿儺の実力。

加えて真希まで加勢したにもかかわらず、宿儺は焦る様子もない。

それくらいの実力差がある中、裏梅が出力最大級の”霜凪”

絶望しか無い。

宿儺”浴”で肉体を仕上げるとありました。

つまり、”浴”により完全に裡の伏黒恵を消滅させると言うことでしょうか。

とはいえ、このまま宿儺の思い通りにはいかないでしょう。

今後の展開が楽しみです。

そしてラストの宿儺のセリフ「ほら、いただろ播磨の‼」

播磨って何?

調べたところ、平安時代の呪術師に道摩法師(どうまほうし)として知られる蘆屋道満(あしや どうまん)という人物がいた模様。

蘆屋道満は、播磨国の民間陰陽師集団出身とも伝えられているので、おそらくこの人物のことでは無いでしょうか。

【呪術廻戦】第214話の感想と考察!

2月27日発売週刊少年ジャンプ2023年13号掲載第214話。

タイトル「呪胎戴天-陸-」

ざっくりいうと

宿儺は、伏黒恵に戻ったフリをして来栖華を襲った。

その様子を見ていた虎杖は、我を忘れて宿儺に殴りかかる。

その力は、宿儺の想像を超えるものだった。

「オマエ達はどうして普通に生きられない。どうして不幸を振り撒かずにいられないんだ」

そう叫ぶ虎杖宿儺は応えた。

「なぜ弱いくせに生に執着する?身の丈にあった不幸を生涯噛み潰していれいいのだ」

宿儺を含む過去の術師たちがどこまでいっても”呪”いだと再認識した虎杖

宿儺の術式で身体中を切り刻まれるのもお構いなしに襲いかかった。

裡なる伏黒恵の抵抗で、宿儺の呪力出力が落ちていたのだ。

感想と考察

今回まず華ちゃん逝っちゃったの?問題。

「グチャ」っていう表現は嫌ですよね。

ただ中身は天使なので、簡単に逝っちゃうことはないと思うのですが。

次に宿儺のセリフ

「そうか小僧はあの時の」

「羂索め気色の悪いことをする」

これどういう意味でしょうか?

虎杖は、羂索が虎杖の母親を乗っ取った時に生んだ子だということを指してるんですかね?

宿儺羂索のことを昔から知っていると思いますので、行動を把握している可能性はありそうです。

そして、伏黒恵生きてて良かった!

伏黒が裡から、虎杖が外から。

あと、虎杖は反転術式が使えるようになったのでしょうか?

以前の五条先生のセリフ「そのうち君の体には宿儺の術式が刻まれる」が伏線だったのかもしれません。

そうなるとかなりの能力アップが期待できるので宿儺との戦いも楽しみですね。

【呪術廻戦】第213話の感想と考察!

2月13日発売週刊少年ジャンプ2023年11号掲載第213話。

タイトル「呪胎戴天-伍-」

ざっくりいうと

虎杖の裡で機を窺っていた宿儺は、ついに伏黒恵に受肉した。

術式の潜在能力が高く、宿儺への耐性がある伏黒恵の器を狙っていたのだ。

そのパワーは桁外れ。

虎杖をビル数棟分ふっ飛ばし、の規模感も圧倒的。

その時、意識を取り戻した来栖華宿儺から剥がし消し去るため賭けに出た。

「邪去侮の梯子(やこぶのはしご)」

悶え苦しむ宿儺は、が戻ったかのように振る舞った。

への想いで冷静さを欠くは、天使の静止も耳に入らず宿儺の演技に騙されてしまう。

抱きつく宿儺の狂気が。

感想と考察

まずはタイトルですよ。

「呪胎戴天-伍-」

2巻9話「呪胎戴天-肆-」の続きってことでしょ。

伏線の張り方半端ない!

次に天使の術式「邪去侮の梯子」

旧約聖書に登場する梯子で、地上から天国に通じる梯子あるいは階段。

別名「天使の梯子」

雲の切れ目から太陽光が帯状に伸びて見える、自然現象の一種。

まさにそんな描かれ方をしていました。

そして、宿儺の受肉。

前回の考察通り、術式の潜在能力が高く、宿儺への耐性がある伏黒恵の器を狙っていた。

「檻」ではなく「器」と表現しているのが印象的です。

潜在能力の高いの身体を呪力の大きい宿儺が使うと、のサイズも巨大(強力)になる。

乙骨とリカの関係に近いのかもしれません。

めちゃくちゃ気になる終わり方ですが、次号休載ですね。

【呪術廻戦】第212話の感想と考察!

2月6日発売週刊少年ジャンプ2023年10号掲載第212話。

タイトル「膿む②」

ざっくりいうと

津美紀の正体は「万(よろず)」。

受肉したやつは器の脳から現代の知識を得る。

腸相宿儺が問題なく現代でも行動できたのはそのためだった。

つまり、器の記憶を読み取り張本人として振る舞うことも可能。

津美紀が覚醒タイプの泳者だと決めつけていた伏黒恵は動揺を隠せない。

は、千年ぶりの戦いは宿儺から始めたいと言い残しその場を去った。

虎杖来栖が後を追おうとしたその時、宿儺が契闊を唱えた。

そして、虎杖と交わした「誰も殺したり、傷つけたりしない」という縛りを逆手に取って、自分の指を引きちぎった。

その条件に自分自身は入れてなかったのである。

が布瑠部由良由良を発動しようとしたが、宿儺はあっという間に間合いを詰め、に指を飲み込ませた。

宿儺は、の体へ受肉したのである。

感想と考察

何という展開!

津美紀の正体は、宿儺同様千年前の呪術師「万(よろず)」だった。

予想通り新キャラでした。

マーキングしたのは、おそらく八十八橋。

津美紀は、羂索の呪力にあてられ寝たきりになっていた。

羂索が、渋谷事変のラストでマーキング済みの2種類の非術師に遠隔で「無移天変」を施したことで津美紀(万)は器としての強度を手に入れ目を覚ました。

なぜ、ここまで静観していたのか?

それは、から死滅回游とその離脱プランを聞きだせたので、労せずして100点を獲得するため。

そして、「泳者の結界の出入りを可能にする」という総則を追加。

これにより、は闘う相手も場所も自由に選ぶことができる。

鹿紫雲一といい、千年前の術師の目的は、宿儺を倒すことなのでしょうか?

宿儺を狙うほどですから、の実力も相当なものと考えられます。

そして、第11話で宿儺が虎杖に言った言葉。

「面白いモノが見れるぞ」

これは、第9話で伏黒恵虎杖の体に受肉した宿儺布瑠部由良由良を発動しようとした時のこと。

宿儺が伏黒恵から何かを感じとった描写がありました

おそらく宿儺は、受肉されても自我を保てる逸材虎杖同等の肉体耐性を持ち、縛りのない伏黒恵に受肉することを狙っていたのでしょう。

加えて、布瑠部由良由良(十種影法術)を手にすれば、五条悟を倒すことも可能と考えたのかもしれません。

宿儺は、虎杖との縛りの条件に自分自身は入れていないと想定して賭けに出たのです。

満を持して、契闊を唱えた宿儺は、まんまと伏黒恵の体(器)を手に入れました。

伏黒恵と伏黒津美紀は消滅したということになるのでしょうか?

さすがに伏黒恵が消滅するとは考えにくいよね?

1巻の表紙の蛙の背の蛙が昇天してるのが伏線とか騒がれてるけど、頼むから消滅しないで!

羂索に受肉された夏油がかすかな抵抗をみせたこと思い出しました。

きっとは生きている!

嫌な展開だけど、面白くなってきちゃったなぁ。

一応触れておくと、タイトル間違ってますよね。

前回が「熟む」で今回が「膿む②」

どちらが正しいのか?

内容的にはどちらもアリな気がしますが。

【呪術廻戦】第211話の感想と考察!

1月30日発売週刊少年ジャンプ2023年9号掲載第211話。

タイトル「熟む」

ざっくりいうと

慣らしは進み列島は彼岸へと渡る。

16日正午、天元様が羂索に獲られたことが、真希から高専メンバーに伝わった。

なぜ同化が始まらないのか戸惑う面々だが、津美紀を優先することに。

どんなルールを追加するか決まっていたのに、先輩たちはなぜ総則をすぐ追加しなかったのか?

①点の譲渡は既に虎杖(日車)が追加済み。

問題なのは、②結界の出入りと③結界内外での通信。

ただ、死滅回游の総則では、初めから泳者と電波の出入りは禁止していない。

つまり、転送と同じく、死滅回游の総則ではなく、結界の条件。

それが先輩たちがルール変更を保留にしていた理由かもしれない。

まずは、④泳者の死滅回游からの離脱を進めることに。

既に乙骨憂太達から点が渡り伏黒恵の持ち点は359点になっていた。

そして、コガネに総則追加(泳者の死滅回游からの離脱)をリクエストしたが総則7に抵触すると却下。

「泳者は身代わりとして新規泳者を結果外から招くことで死滅回游から離脱できる」に内容を変更したが、またしても却下。

すると死滅回游から「泳者は身代わりとして新規泳者を結果外から招き、100点を消費することで離脱できる」なら承認可能と提案があった。

ただ、その内容だと100点のために泳者が最低でも20人死ぬ上、よほど総則7(死滅回游の永続)に抵触すると反論する伏黒恵だったが、コガネは受け付けない。

しかたなく、その提案を受け入れ、総則11が追加された。

16日15:00、真希の手引で津美紀伏黒虎杖と合流。

伏黒は、100点を津美紀に譲渡した。

総則(泳者の死滅回游からの離脱)の追加させ、伊地知と身代わりに死滅回游から離脱させるためである。

しかし、津美紀の口から予想だにしない言葉が。

「ルール追加。結界を自由に出入りできるようにしてちょうだい」

突然のルール追加。

津美紀の正体は誰なのか?

感想と考察

情報過多!

理解するだけでめっちゃ時間かかる。

まあ、しかし今回は津美紀でしょう。

一体誰なの?

予想が出来なすぎるので、先に細かいところから。

高羽の「川本真琴の話してるー!?」

これは、真希「禁止なんかしてないんだよ」のセリフを受けてるんですね。

川本真琴1/2という曲に「神様は禁止なんかしてない」という歌詞があるんですよ。

この曲は、るろうに剣心-明治剣客浪漫譚- のオープニングです。

次にファミレスの店員の再登場。

家族の中で一人、嫌な感じを察知していました。

これは、偽夏油登場時にも見えない呪霊(漏瑚)の気配をいち早く察知して、バイトをっばっくれました。

あと伊地知さん久しぶりの登場&五条マジビンタ

しかも津美紀の身代わりは伊地知さんという。

そして、津美紀の正体ですよ。

コガネの表示に津美紀とあるので、本人であることは間違い無いと思われます。

つまりどのタイミングで乗っ取られていたのか?

そういうことでしょ?

思えば、死滅回游が始まる時から既に乗っ取られていた感ありましたからね。

受肉してることは間違いなさそうです。

でも、八十八橋で受肉された呪霊じゃないでしょ。

やはり羂索側のサムシングということだと思うけど、まだ見ぬ新キャラでしょうか?

【呪術廻戦】第210話の感想と考察!

1月23日発売週刊少年ジャンプ2023年8号掲載第210話。

タイトル「未知への供物②」

ざっくりいうと

捕らえたアメリカ兵から聞き出した情報によると、呪力を将来的に自国民が個人で自給自足するための代替エネルギーとする研究。

羂索の目的は、新エネルギーを餌に軍隊を結界に招き、呪霊の生贄にすること。

大勢の死に際の呪力の発露を利用して、各結界を呪力で満たし、人間と天元との同化の慣らしを終えることだった。

軍人を助けるという虎杖に対して、意味のない行動にを巻き込むなという天使

オマエらを信用していないと好戦的な虎杖の態度に不快感を滲ませた。

その頃、結界に招き入れられた軍人は呪霊に弄ばれながら次々命を落としていた。

お迎えがきたと覚悟を決めた一人の軍人に手を差し伸べたのは来栖華

は、仄暗い廃屋で呪霊に与えられる粗末な食事を糧に幼少期を過ごしていた。

そこで1年近く過ごしていたは、ある日ふわふわの白いしっぽの犬(玉犬・白)に導かれ、その場から逃げ出した。

を救ったのは、五条悟の任務に同行していた幼少期の伏黒恵だったのだ。

に助けられたは、いつか巡り合うことを信じて、の隣にふさわしい人間になるため人を助けるのだった。

一方、に対する態度をらしくないとから諭された虎杖

釘崎の代わりみたいになることを恐れていたのだ。

しかし、謝罪を決めた虎杖は、伏黒恵来栖華高羽との結束を深めた。

感想と考察

なかなか情報量の多い回でしたね。

  • 死滅回游自体の無意味性
  • 来栖華伏黒恵の胸アツエピソード
  • 高専時代の五条悟の登場
  • 久しぶりの釘崎野薔薇
  • 最期に巻末の下々先生衝撃コメント!

内容的に一番「えー!」ってなったのは、死滅回游が羂索の目的遂行のためのダミーだったことですかね。

全く意味のないデスゲームでこれだけ盛り上げたのは逆に凄いかもしれませんけど。

あとは釘崎の安否

今回の回想カットは、どういう意味ですかね?

ずっと、生きていると信じてきましたけど。

どちらにも取れますよね。

今回来栖華のエピソードを入れて、との関係性を明確にしました。

そして、4人の結束が生まれたとあることから、新ユニット結成。

つまり釘崎野薔薇を復活させる必要性が薄れてきた感

一方、虎杖は隣の席は野薔薇のものだと言っています。

生きていてほしいけどね。

【呪術廻戦】第209話の感想と考察!

1月7日発売週刊少年ジャンプ2023年6・7合併号掲載第209話。

タイトル「未知への供物」

ざっくりいうと

羂索九十九達の戦い(11月16日)から遡ること2日の2018年11月14日深夜。

呪術師を狩るため米軍が結界へ進軍。

米軍は、麗美のような非力な術師を次々と狩っていくが、羽場レベルの術師には苦戦。

当然のことながら、黄櫨折(はぜのきいおり)クラスには逆に圧倒されていた。

死滅回游の泳者に武装した非術師を当てることで結界の呪力を活性化させ、天元との同化前の慣らしを終える目論見だろうという裏梅の指摘に羂索は「それでは60点だ」と答えた。

羂索の狙いは、術師に軍を当てるのではなく、呪霊による非術師の一方的な大虐殺であり、死滅回游泳者の呪力によって結界が満ち切らなかった時の保険。

そのため、軍を夜に行軍させ全ての結界に数多の呪霊を解き放っていたのだ。

来栖がそのことに気付いた時、虎杖伏黒来栖高羽の元にも軍が迫っていた。

感想と考察

まず驚いたのが、羂索裏梅が現れた場所。

これって、禅院家ですよね?

蝿がたかっている死体は禅院扇と思われます。

加茂家を乗っ取った羂索がなぜ禅院家にいるのか?

そして、なぜその場所を宿儺のために提供したのか?

そして、そして、”浴”とはなんなのか?

そのまま字の意味で言えば、”浴”は体を洗うことですよね。

宿儺が満足する内容であることから、おそらく宿儺のための何らかの儀式でしょう。

例えば、宿儺が現世に再生するための儀式ですかね。

羂索が何をしようとしているのかまだわかりませんが、ここまでの経緯からは、

  • 目的に一番邪魔な五条悟を封印
  • 呪霊操術で天元を取り込む
  • 結界を呪力で満ちさせる
  • 天元(羂索自身)と同化させる
  • 1億人呪霊の実現

その1億人呪霊のラストピースが宿儺

そして、羂索は全世界を呪力で制圧して、全てを手中に収める

そんな感じですかね。

また次回楽しみです。

【呪術廻戦】第208話の感想と考察!

12月26日発売週刊少年ジャンプ2023年4・5合併号掲載第208話。

タイトル「星と油④」

ざっくりいうと

極小うずまきが九十九を直撃!

回復する暇を与えずとどめを刺そうとする羂索

脹相は自分の命をかけて超新星を発動しようとしたが、「呪いとしてではなく、人として生きろ」という九十九の言葉と同時に天元の手で領域から出された。

瀕死の九十九は、羂索の足を掴み、重力を高めたブラックホールに引き込もうとした。

しかし、羂索虎杖香織に刻まれていた「反重力機構」をアドリブで使い回避。

九十九は自爆し、天元羂索の手に堕ちた。

感想と考察

う〜ん、難しすぎる。

まず脹相を逃したのは、回想シーンからも、とっさの判断ではなく天元九十九の間で決めていたことのような気がする。

自分の犯した罪を心の底から後悔している脹相は、本作品の主人公である虎杖悠仁に必要な存在だということだろう。

つまり、今後の展開に脹相は非常に重要な役割を持つことは間違いなさそう。

そして九十九姉さんのブラックホール。

本来であれば、世界中を巻き込む自爆

とてつもないスケール。

でもその上を行く羂索の懐の深さ。

今までの重力が術式反転で、虎杖香織に刻まれていた術式「反重力機構」を自身の肉体を領域にして底上げした。

なんのことやら?

一応おさらいしておきます。

  • 術式:「負のエネルギー」としての呪力を肉体に刻まれた「生得術式」に流し込むことで発動
  • 反転術式:本来マイナスである呪力をプラスのエネルギーに変換すること
  • 術式反転:「反転術式」によって生まれた正のエネルギーを自らの生得術式に流し込んで発動

天元「術式反転か?」と聞いてましたが、羂索脹相を押さえつけていた重力が術式反転ということですよね。

そして、反重力機構(アンチグラビティシステム)って何?って話。

反重力とは、物質・物体に加わる重力を無効にしたり、調節したりするとされる架空の技術らしいです。

つまり、羂索「反重力機構」を自身の力で底上げして、九十九のブラックホールの質量を無効にしたってことでしょうか?

九十九姉さんはマジで死んでしまったのか?

そう思いたくは無いけど、脹相にかけた言葉と表情からは死んじゃった可能性高そう。

ナナミンの最後を思い出しちゃいました。

ブラックホールの中で生きてるのでは?といった希望的観測の考察もありましたがどうでしょうか。

最後に天元と宿儺の2ショット!について。

206話の「天元は君達に重要な隠し事をしている」に関係あるんじゃない?

羂索の生まれつきの体が天元だったのではないか?

というSNSの考察がありましたが、宿儺天元が何か関係があるのかもしれません。

2人が交わした「さらば友よ」という言葉。

いつかの知己・羂索の手に堕つというコメント。

このことから、天元、宿儺、羂索3人を巡る因縁がありそうです。

今後の展開が全く読めませんね。

来年まで待てない!

【呪術廻戦】第207話の感想と考察!

第207話。

タイトル「星と油③」

ざっくりいうと

九十九の危機に再び現れた脹相。

羂索を殺すことだけが目的の脹相は、まず最初に自分が闘うことで、羂索九十九と1対1であるという意識を植え付けようとしていたのだった。

「星の怒り」の重力に加え、脹相に虚を突かれた羂索だったが、瞬間頭蓋を回転させて「穿血」を受け流す。

九十九脹相がたたみかけるが、自身の回復のための反転術式の運用で「星の怒り」が甘くなった一瞬を抜かれ羂索の術式は回復。

それでも、羂索の呪力と肉体を削った、この機会を逃してはならないと攻撃を続ける九十九

しかし、羂索は極小の「うずまき」で回避し、ついに九十九に致命傷を与えた。

感想と考察

羂索強すぎる!

極小のうずまきってなんやねん!

技のレパートリーが多すぎる。

けど、九十九姉さんはこれで退場なの?

まだ、領域展開も出してないのに、終わらないで欲しい。

でも、完全に腹ふっ飛ばされてるから、反転術式で回復できるとしても時間がかかりそう。

羂索がそんな猶予を与えるとも思えない。

次の展開としえ考えられるのは2つかな。

  • 天元が何かしらの策を講じる
  • 助っ人の登場

もし助っ人が登場するとしたら誰か?

乙骨レベルじゃないと登場しても役に立たないと思うけど。

もしくはフィジカルギフテッドの真希って線もあるか。

秤パイセン鹿紫雲連れて登場したらめちゃくちゃアガるけどね。

しかし、これだけ強い羂索が、まず計画の最初に五条悟を封印したわけだから、五条先生の強さって異次元なんだね。

【呪術廻戦】第206話の感想と考察!

第206話。

タイトル「星と油②」

ざっくりいうと

羂索との闘いの前、天元九十九は策を練っていた。

それは羂索の領域を解体するというもの。

つまり、天元が主である空性結界の内側で領域を展開させることで、羂索の領域を分析する。

そして、ベクタパラメータを中和する設定を空性結界から流し込むというのである。

そのために必要な10秒間、九十九は自身の領域を使うことなく、羂索の領域展開をしのがなければならない。

天元羂索の領域を解体後、術式が焼き切れた羂索九十九が叩く。

はずだった。

しかし、ここで誤算が生じる。

羂索が展開した領域は、結界を閉じずに領域を展開し、術式を発動する離れ業。

解体すべき外郭が無いのである。

天元は、必中効果範囲の縁を外郭と仮定して自身の空性結界ごと消そうと試みたが時既に遅し。

簡易領域をすべて剥がされた九十九羂索の攻撃をもろに受けてしまった。

勝利を確信した羂索の目に入ったのは九十九の式神。

瀕死の九十九は反転術式で回復を図ることなく羂索に攻撃を仕掛ける。

そして、限界を迎えたかに見えた九十九の口から出た言葉は「泥臭い方が好みなんだよ」

伏兵の脹相が再び結界内に現れた。

感想と考察

今回天元×九十九羂索の闘いに目を奪われがちだけど、羂索がめちゃくちゃ気になること言ってましたね。

「天元は君達に重要な隠し事をしている」

「死滅回游のーーー」

これに続く言葉はなんでしょうか?

SNSでは、天元がゲームマスターでは?

という意見もあったけど、目的が見えないので違うと思うのですよ。

そうなると、羂索と同じ時代を生きていたことに関係あるのではないかと思うわけ。

筆者的には、これまたSNSで考察されていた説ですが、羂索の生まれつきの体が天元だったのではないか?

この説はあり得るなぁと思った次第です。

人間と共存するか支配するかという方向性の違いで袂を分かったのではないでしょうか?

次回の展開がめちゃくちゃ気になるところですが、休載ですね。

早く読みたい!

【呪術廻戦】第205話の感想と考察!

第205話。

タイトル「星と油」

ざっくりいうと

九十九由基に健闘を労われ、脹相は結界から退場。

九十九由基の術式情報を総督部から掴めなかった羂索は、術式対象に概念が絡む特級呪霊を出現させた。

怒りを抑えきれない九十九由基は、”凰輪(ガルダ)”一撃で呪霊を祓う。

さらに空性結界の循環定義に綻びが生じるほどの圧倒的質量(パワー)で羂索を殴り飛ばした。

九十九由基の術式は、自らに仮想の質量を付与する「星の怒り(ボンバイエ)」

そして凰輪は、九十九由基の術式により呪具化した式神で、本人以外唯一「星の怒り(ボンバイエ)」術式対象であると。

概念を無視する九十九由基に対して、呪霊温存を選択する羂索

一方、九十九由基は、呪霊操術と肉体を渡る術式以外に”重力”とさらに4つ目の術式を羂索が所持していると予想した。

互いに駆け引きする中、羂索は領域展開「胎蔵遍野(たいぞうへんや)」を発動!

その刹那、九十九由基「天元!!」と叫んだ。

二人の策は?そして間に合うのか!?

感想と考察

今回、羂索九十九由基の術式詳細が一部判明。

情報が多いのでまとめてみました。

まず羂索についての情報です。

式神 羂索が出現させた特級呪霊は、あらゆる”障害”を取り除くアジアの神の呪い

そのフォルムから由来は、ヒンドゥー教の神の一柱である「ガネーシャ」。

サンスクリットで「群衆(ガナ)の主(イーシャ)」を意味し、特に「富の神様」としてインドを中心に人気が高い。

術式 呪霊操術と肉体を渡る術式以外にも術式を持っている

極ノ番「うずまき」で抽出した術式は一度しか使えない。複数ストックはおそらく無い

三つ目の術式は「重力」

四つ目の術式を持っているかもしれない

領域展開 羂索の領域展開は「胎蔵遍野(たいぞうへんや)」

一方の九十九由基の詳細です。

式神 ”凰輪(ガルダ)”は、術式により呪具化した式神

本人以外唯一「星の怒り(ボンバイエ)」術式対象

ガルダは、インド神話に登場する炎の様に光り輝き熱を発する神鳥

術式 自らに仮想の質量を付与する「星の怒り(ボンバイエ)」

上げた質量による本人への影響は無い(概念無視)

切り札となる呪力出力の高い拡張術式を所持している可能性大

領域展開 領域展開は判明せず

九十九由基のプランは、羂索に領域を展開させて、展開後の術式は使用困難な状態まで追い込むと描かれてます。

二人が闘っている場所が、天元の結界の中であることから、九十九由基の攻撃で羂索の領域の強度をできる限り下げた上で、天元の力で領域を中和しようというプランだと思われます。

しかし、九十九由基の想定よりも早いタイミングで、羂索は領域を展開しました

次号、天元の策が間に合うのか?注目ですね。

【呪術廻戦】第204話の感想と考察!

第204話。

タイトル「血と油③」

ざっくりいうと

兄弟の後押しを得た脹相は、壊相の「翅王」をダミーに羂索に攻撃を仕掛ける。

しかし、瞬時に見抜いた羂索は、あざ笑うかのごとく脹相にダメージを与えた。

それでも、あきらめない脹相は兄弟3人の特性を合わせ”運河”のごとく羂索の近くに圧縮した血液を運び”超新星”を発動したが不発。

羂索は呪霊操術以外の何かを使ったのだ。

その時、脹相が掴んだ情報を繋ぐかのごとく、遂に九十九由基が登場した!

感想と考察

脹相兄ちゃんがんばりました!

羂索脹相渾身”超新星”をかわすために使った”何か”がどんな術式なのかわかりません。

ただ、羂索の怪訝そうな表情九十九由基「最高だぜお兄ちゃん!!」という言葉からは、何かを掴んだのは間違い無さそうです。

いよいよ特級術師・九十九由基がベールを脱ぐわけですね。

そして、お兄ちゃんまだ死んでません!

この後どなるかわかりませんが、まずは良かった。

それにしても羂索が咄嗟に使った術式は何ですかね?

【呪術廻戦】第203話の感想と考察!

第203話。

タイトル「血と油②」

ざっくりいうと

羂索をひとり迎え撃つ脹相

死を覚悟した脹相は、少しでも術式情報を引き出して九十九由基に繋ごうとしていたのだ。

虎杖悠仁に何をさせるつもりだと問う脹相羂索は答えた。

強いて言えば器であることが役割で、新時代の始まりの狼煙だと。

しかし、すべての不幸の中心は悠仁ではなくオマエだと脹相は強く否定した。

脹相の狙いを見透かし、あざ笑う羂索は、特級術師の力を解説しながら、低級呪霊しか使わず一級術師相当の脹相を圧倒した。

窮地に立たされた脹相だが、弟たちの力を貸してくれと反撃にでる!

感想と考察

「クソみたいな親に一撃だって入れられやしない」

このセリフで思い出したけど、呪胎九相図は、羂索(加茂憲倫)が生み出したんですもんね。

それにしても失敗作とはひどい言いよう。

そして、脹相は一級術師相当だったと初めて知りました。

確かにこれまでの戦いを思い返すと、真人漏瑚のような圧倒的な力ではないですもんね。

当然のことながら、九十九由基は、特級術師だと思われるので、どんな術式と領域展開の使い手なのかとても興味深いです。

その前に脹相「ファイヤー!!!!」で一矢報いることができるのか?

九十九由基も「いや、まだだ」と言っているので、期待しましょう。

そして、逝ってくれるな脹相兄ちゃん

今回、羂索のセリフに重要なワードがありました。

「虎杖悠仁は始まりの狼煙」

「新時代の台風の目」

1億人の呪力の塊が持つとてつもないエネルギーを大国同士が奪い合う。

その狼煙が、虎杖悠仁(宿儺)の強大な呪力ってことですよね。

羂索が目論む新時代とは、大国が呪力で戦う第三次世界大戦的なことかもしれません

【呪術廻戦】第202話の感想と考察!

第202話。死滅回游急展開!

タイトル「血と油」

ざっくりいうと

こたつのある居間で話す天元九十九由基

12年前、天内理子以外にも星漿対体以外にもいたが天内理子ほど素質のある子はいなかった。

同化を拒否したのではなく、加齢による進化という現実を受容した。

そう語る天元九十九由基は憤りながら言った。

天元との同化が星漿体にとってどういう結末なのか教えて悟ったつもりにはさせない。

それが元星漿体の自分の責任だと。

一方、薨星宮直上では、羂索脹相に語っていた。

死滅回游は既に役割を終えた。

ここで天元を獲ったら君たちの負けだ。

天元と非術師の同化は一億人の呪力を孕んだ呪霊になると見ている。

そして、それを成して何を得るか問う脹相羂索は答えた。

面白いと思ったから。

冗談めかして笑う羂索脹相怒りの”穿血”が!

感想と考察

情報量多い!

そして内容が難しい!

気になるポイントがたくさんありました。

  • 天内理子以外にも星漿体候補はいた
  • 天元に最早性別はないが、どちらかといえばババア
  • 九十九由基元星漿体
  • 死滅回游は既に役割を終えた
  • 羂索を突き動かす理由は、面白いと思ったから

でも、一番気になるのは、お兄ちゃんが逝っちゃいそうなことです。

今回は、もうちょっと読み込まないと理解するの難しそう。

特に、面白いと思ったから”という言葉の意味がむずい。

1億人の呪力の塊が抱腹絶倒のマヌケ面だったらどうする?と笑っているのは、逆に期待しているからではないでしょうか。

つまり、1億人の呪力の塊が持つエネルギーは、とてつもないものだと

そして、前回も考察しましたが、大国同士がそれを奪い合う混沌を創り出そうとしているのではないかと思うわけです。

終わりが近づいている気がしますね。

【呪術廻戦】第201話の感想と考察!

第201話。

タイトル「直接会談②」

ざっくりいうと

エネルギーの自給自足の実現のために呪術師の拉致をアメリカ大統領に提案した偽夏油

米国エネルギー省のサイラス・ヴェイルも他国に遅れを取らぬよう提言する。

日本人の拉致に必要な人員は、一個中隊もあれば足りるというギャリー陸軍中将だが、偽夏油は最低でも800人必要と返した。

日本人は心配性で小心者だと失笑するギャリー中将裏梅は術師の実力を試すことを提案。

その方法は、CAT(カウンターアサルトチーム)15名とCIA(中央情報局)準軍事組織SAC(特別行動センター)30名が偽夏油の行動を阻止するというもの。

自信満々のギャリー中将だったが、偽夏油は巨大な式神を使いあっという間にCATとSACの精鋭達を片付けてしまった。

斯くして、東京第一結界にアメリカ陸軍807人が放たれたのだ。

感想と考察

大統領の側近が、他国と組む可能性があると耳打ちした際、裏梅「もう組んでますよ」とつぶやいていることから、アメリカはあくまで交渉相手の一国とみるべき。

サイラスがライバル国としてあげたのは、中国、ロシア、サウジアラビア、ドイツ、インド、フランス、韓国、トルコ、パキスタンの9国。

アメリカを加えると10国となり、これは死滅回游の結界数と同じである。

つまり、偽夏油は、上記の国全てと組み、各結界に一国ずつ軍隊を派遣させようとしているのではないだろうか?

呪力がエネルギーになるということは、渋谷事変で九十九由基が言及していました。

死滅回游(羂索)の目的は、呪術師を戦わせることで、より強力なエネルギー源を確保し、大国に売ること?

そして、前回の考察通り、大国同士の戦争を引き起こし世界を滅亡に導こうとしているのではないでしょうか?

【呪術廻戦】第200話の感想と考察!

記念すべき第200話。

タイトル「直接会談①」

ざっくりいうと

堕天宿儺だと知った虎杖は、ジェスチャーで伏黒に伝えた。

宿儺がわざわざ口止めしたのは、きっと天使宿儺を殺すだけの能力があるからだ。

五条悟の復活と引き換えに死ぬ覚悟をする虎杖

そして、伏黒は、虎杖が命を投げ出すことを危惧する中、凄い数(807人)の人間が結界に侵入していた。

遡ること2018年2月、羂索は、米国の首脳に対して、プレゼンを行っていた。

呪力は化石燃料、再生可能エネルギーに取って代わる人類史上最もクリーンなエネルギー。

そして、五条悟一人で一国の電力を賄えるレベルである。

呪術師という資源(金脈)をいち早く手中に収め研究すべきだと。

アメリカ大統領の権限で、研究サンプルとして日本国民の拉致しろという提案だった。

感想と考察

今回も情報多かったですね〜

そして、理解するのが大変!

まず前半はわかりやすい流れで、虎杖が自ら命を投げ出すという予想通りな展開。

問題は後半ですよね。

まず羂索がプレゼンしていた場所は、167話で描かれたシーンではないのか?

その時は、中国語で会話していたので、中国にいると思ってました。

しかし、今回のプレゼン相手は明らかにアメリカですよね。

おそらく、167話ではアメリカと並ぶ超大国の中国に対して、今回はアメリカに対してプレゼンしていたと考えると辻褄が合いそうです。

米国エネルギー省のサイラス・ヴェイル「逃せば世界に遅れをとりかねない」と言っていることからも、その可能性が高いのではないでしょうか。

死滅回游は、呪力というエネルギーを生み出すスキーム。

そして、羂索は、超大国(アメリカ、中国)に入札を持ちかけた。

これって、超大国同士を戦わせて、世界を滅亡に導くといった壮大な計画だったりする?

【呪術廻戦】第199話の感想と考察!

第199話は、桜島結界決着からの東京第一結界。

タイトル「仇名」

ざっくりいうと

直哉を撃破した真希は重傷の加茂の元に。

加茂家の事情を自分に照らし合わせた真希は、自分と同じ轍を踏むなと伝えた。

加茂の母親は、早く家を捨てて自分のところに戻ってくるように忌み名である「ノリトシ」と名付けたのだった。

そのころ、東京第一結界のホテルの一室。

ようやく目を覚ました伏黒恵の前には来栖華の姿が。

さらには、バスローブ姿の虎杖とコンビニから戻った高羽もその場にいた。

高羽の戦闘にかけつけた虎杖が2人でを探している時、気を失ったを運ぶ来栖に遭遇したのだ。

風呂に入って落ち着いたは、3人から話を聞いて、ようやく状況を把握。

が100点、乙骨が190点、高羽来栖の点を合計すると359点になり、津美紀を救うためのノルマに達したことに安堵した。

来栖に質問を続けるに対して、来栖の頬に現れた口が話し始めた。

”天使”は私だよ。

実は、高専側が探していた”天使”と呼ばれる泳者は、来栖華と共生していた。

虎杖宿儺の関係と同じである。

天使の目的は、受肉した泳者の一掃。

そして、堕天と言われる泳者を殺すことが、獄門彊の封印を解く協力をする条件だという。

その時、虎杖の中で宿儺が囁いた。

”堕天”は俺だ。

感想と考察

ちょっと、ちょっと、今回情報量多すぎません?

まず加茂君

完全に空気と化してましたよね

三代大道の方が全然目立ってたし、役に立ってた。

母親とのエピソード含め、自虐感全開でちょっと可哀想。

最後の最後で、羂索を倒した後の加茂家再興を担うんじゃないか?

このまま終わっちゃったらさすがにね。

そして、来栖華というか”天使”ですよ。

来栖華と共生という、まさかの虎杖×宿儺パターン

味方で良かったぁ〜って思ってたら、最大の標的は”堕天”=”宿儺”だという。

第145話で、天使は1000年前の術師と言ってました。

宿儺と同じ時代に生きていたんですよね。

堕天=天使が堕落して悪魔(正確には堕天使)になること。 

ということは、天使と宿儺は元々は、共通の目的をもった同志だったとか?

そうだとしたら、目の前にいる宿儺に気づかないんですかね?

う〜ん、これは微妙な展開。

鹿紫雲も味方っぽくなったけど、標的は宿儺だしね。

まあ、そんなに順調にいくわけないか。

あと気になるのが、天使の話を遮った華が恵を助けた理由

の動揺する感じからすると、「華は君を以前好きだった」

そんなイメージですよね。

当たり前過ぎるかな?

「華は君を以前」に続く言葉って、他にあるかな?

ますます面白くなってきましたね。

来栖華が145話で登場した時に記事書いていますので、興味ある方はぜひ読んでみてください!

来栖華の記事

【呪術廻戦】第198話以前の感想と考察

第198話以前の考察は下記のリンクからアーカイブにアクセスしてください。

過去の考察記事はこちら

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