ギース・ヌーカディアは、小説家理不尽な孫の手原作による「無職転生~異世界行ったら本気出す~」の登場人物。
剣も魔術も使えず戦闘能力は皆無のため冒険者は廃業状態。
ギャンブラーとして生活するヌカ族の生き残りです。
この記事では、ギース・ヌーカディアの能力とルーデウスとの関係について解説します。
【無職転生】ギース・ヌーカディアとは?
ギース・ヌーカディアは、サル顔の獣族で、S級の冒険者「黒狼の牙」の元メンバー。
「無職転生~異世界行ったら本気出す~」第33話より引用
ギースのプロフィール
- 種族:魔族(ヌカ族)
- 容貌:猿のような顔
- 趣向:ギャンブル好き、酒豪
- 冒険者:Sランク「黒狼の牙」の元メンバー
- 能力:情報収集などに長け、顔が広い、戦闘能力は皆無
ヌカ族
ギースは、ヌカ族の村長の息子。
ヌカ族はヒトガミにより村を滅ぼされてしまい、ギースは最後のヌカ族。
獣族にサル顔がいないのは、ヒトガミにより滅ぼされていたためでした。
ギースの能力は?
ギースは戦闘能力が無かったため、戦闘には不参加でしたが、「自分は何でもできる」と自称するぐらい、雑務をこなす能力は高水準でした。
黒狼の牙
黒狼の牙のメンバーは以下の通り
- パウロ・グレイラット(剣士)
- ゼニス・ラトレイア(僧侶)
- ギレーヌ・デドルディア(剣士)
- エリナリーゼ・ドラゴンロード(戦士)
- タルハンド(魔術師)
- ギース・ヌーカディア(雑用)
ギースの能力
ギースは戦闘能力が無かったため、戦闘が始まると物陰に隠れていました。
ギースの役割は、情報収集、罠の解除、野宿料理、脱獄、商人との交渉、素材の選別・はぎとりなど。
ギャンブラーとしての腕も確かで、お金が少なくなってくるとギャンブルで増やしていました。
ルーデウスが迷宮で持ち込んだ『転移の迷宮探索記』が本物であると見抜いたのも、ギースの能力といえます。
ギースは、これだけの能力があっても戦闘能力がないため1人では冒険者として活動できませんでした。
「黒狼の牙」解散後は「稼いだお金をギャンブルにつぎ込む」という悪評が広まり、他の冒険者パーティからは門前払い。
そのため、主にギャンブラーとして生活をしていました。
ギースのジンクス
ギースは何かというと「ジンクスだから」と口にします。
ギース独自のジンクスをいくつか紹介しましょう。
人に料理を教えるとろくなことがない
ゼニスはパウロの気を引くためにギースに料理を教えて欲しいと懇願。
ギースはゼニスを妹の様に思っていましたので、料理を教えました。
料理のおかげか、ゼニスはパウロとうまくいき妊娠。
パウロは安定した生活をするために冒険者をやめる決意をし、パーティを抜けてしまいました。
2人が抜けたため黒狼の牙は解散となり、戦闘能力をもたないギースは冒険者を廃業せざるを得ない状態に。
そのためギースは、人に料理は教えないことにしました。
「無職転生~異世界行ったら本気出す~」第33話より引用
4人でパーティを組むとろくなことがない
ルーデウス、ルイジェルド、エリスの3人のパーティ「デッドエンド」への参加をほのめかしたときに、4人でパーティを組むとろくなことがない、と言って断りました。
その他のジンクス
- ひどい仕打ちをしたはずのパウロの家族を探すこと
- ルーデウスから新入りと呼ばれること
ルーデウスの関係についても
ルーデウスとは偶然に出会ったようになっていますが、実は仕組んだものでした。
出会い
ギースは、ドルディア族の村でギャンブルのイカサマがばれて牢屋に放り込まれました。
そこに聖獣に抱きついて発情したという冤罪で捕まっていたいたのがルーデウス。
ギースはルーデウスを「先輩」と呼び、ルーデウスからは「新入り」と呼ばれ意気投合した2人。
普通の犯罪者はザントポートの牢屋に入ります。
普段使われていないこの牢屋は特別な犯罪者用でした。
ルーデウスは、イカサマ程度でこの犯罪者用の牢屋に入れられ、しかも2人同室なことを疑問に思いましたが、ギースはそんなものだとごまかしました。
同行者
ギースが乗り込んだのは、ミリス神聖国に向かうルーデウス達の馬車の荷台。(33話)
「無職転生~異世界行ったら本気出す~」第33話より引用
実は、ルーデウスの冤罪の元になった聖獣を連れ出したのはギースでした。
ギースをドルディア族に突き出すと言ったルーデウスをなだめたルイジェルド。
ギースは、ルーデウスの知らないところでルイジェルドとエリスに取り入ってたのです。
4人で旅を始めましたが、ギースが冒険者「デッドエンド」に加わるということではなく、あくまでも次の町ミリシオンまでの同行者となりました。
別れ
ギースは、ミリス神聖国で約束通りルーデウスと別れました。
別れ際「忘れずにギルドに寄るように」と言葉を残して。
ギースの助言のおかげで、ルーデウスとパウロは再会。
喧嘩をしてしまったルーデウスとパウロを仲直りさせたのもギースの助言でした。
「無職転生~異世界行ったら本気出す~」第35話より引用
再会
ギースは迷宮都市ラパンからルーデウスに手紙を出しました。
『ゼニス救出困難、救援を求む』
ギースは、迷宮都市ラパンのギルドで、ゼニスの捜索を引き受けてくれる冒険者を探していました。
そのときに、手紙を読んで駆け付けたルーデウスとエリナリーゼと再会。
ギースは、ゼニスを助けるための作戦会議の議長を努めました。
しかし、戦闘中は、もちろん後方で待機するギース。
ゼニスの救出には成功しましたが、パウロは死亡してしまいます。
ギースはルーデウスとともにシャリーアまで戻り、パウロの家族に死闘のことなどを報告し、また旅に出ました。
ギースの正体は?最後どうなったかについても
ギースは、ヌカ族の村での何不自由ない暮らしをつまらいと感じ、冒険者になりました。
しかし、剣も魔術も人並以下のため、死にかけていたところをヒトガミの助言に救われたのです。
ギースはヒトガミの使徒
ヒトガミの助言により冒険者ランクを上げていったギース。
ところが、ある日ヒトガミに利用され、村を滅ぼされてしまいました。
ヒトガミへの恨みもありましたが、ヒトガミの助言がなければ生き抜くことができなかったギース。
恨みは恨み、恩は恩としてその後もヒトガミとつながりを持っていました。
ギースは、ヒトガミの使徒だったのです。
ギースの最後
ギースはヒトガミの望みがルーデウスを殺すことであることを知らなかったため、たまにルーデウスを助けてしまうこともありました。
ギースは自分には戦闘能力がないためが、メンバーを集めてヒトガミを裏切ったルーデウスに戦いを挑みました。
ギースが集めたメンバーは、下記の通り。
- 剣神ガル・ファリオン
- 北神アレクサンダー・カールマン・ライバック
- 魔王バーディガーディ
- 鬼神マルタ
- 冥王ビタ
個々の力は強力でしたが、所詮は寄せ集めのため連携が取れません。
結果的にルーデウス達に敗れ、死亡してしまいました。
まとめ
- ギースは、サル顔のヌカ族
- ギースは、S級冒険者「黒狼の牙」の元メンバー
- ギースは、戦闘能力は皆無だったが、雑務をこなす能力は高水準
- ギースは、冒険者廃業状態で、ギャンブルで生計を立てている
- ギースは、ヒトガミの使徒
- ギースは、ルーデウス達に戦いを挑み死亡
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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