皆さん、ご自宅で刺身を食べる時って、どうやって食べてますか?
おそらく市販の醤油で食べる方がほとんどだと思います。少し拘って市販の刺身専用のお醤油を使ったりとかではないでしょうか。
私は食べることが大好きなので、もちろん自分でも料理をしますが、いろいろな美味しいお店を巡るのも大好きなわけです。
そんな食べ歩き大好き!料理大好き!な筆者が、お気に入りの日本料理店で教えてもらったプロ直伝の簡単で、刺身を最高においしくするとっておきの刺身醤油を紹介したいと思います。
プロ直伝の醤油の作り方!スーパーの刺身を美味しくする方法
ちょうどワインにハマった頃から、星付きレストランや隠れた名店など含め散々食べ歩きしてきました。
今はコロナ禍で外食をすることがなかなか難しいですが、定期的に美味しい店を探して、一流のプロの味を体験することは、自分にとって、とても大事なことだと思っています。
自宅で料理を楽しむことは、もちろん楽しいし、それなりに美味しい料理を作ることはできるんですが、自分で料理をするからこそ、プロの技がどれだけ素晴らしいかわかるんですよね。
そして、プロの料理からたくさんヒントをもらって、我が家の食卓はどんどん充実していくわけです。
それでは、早速プロ直伝の醤油の作り方を紹介していきましょう!
準備するもの
・刺身盛り合わせ
私は近所に新鮮でとても美味しい刺身を売っている魚屋さんがあって、よくそのお店で刺身を買うのですが、今日はとても良いセットが手にはいりました。
もちろんスーパーでパックで売っているものでOKですが、せっかくなのでちょっと良いお皿に盛り付けて雰囲気出しましょう。
- オクラ 2本
- 卵 1個
- だし醤油 ※薄口醤油でもOK
さて、準備ができたらスーパーの刺身をお店クオリティにするための2種類の醤油を作りましょう。
オクラ醤油の作り方
まず1種類目はオクラ醤油です。
① オクラ2本を微塵切りにします。なるべく細かく切りましょう。細かければ細かいほど舌触りが良くて、刺身に馴染みます。
② だし醤油を適量加えます。これは好みの量でいいんですが、少し多めで良いと思います。もし普通のお醤油しかない場合は、少なめにしてください。 ※普通の醤油を使うと、醤油の味が主張しすぎるので、極力避けてください。
③ オクラ全体に出し醤油が馴染むまで混ぜたらできあがりです。
黄身醤油の作り方
2種類目は黄身醤油です。
① 卵を割って、黄身だけ取り出します。カラザは食感が悪くなるので、取り除いてください。
② こちらもだし醤油を適量加えて混ぜるだけ。
準備完了です!
どうですか。めちゃくちゃ簡単だと思いませんか。たったのこれだけで本当にお店クオリティの味になっちゃうんです。
この2種類の醤油を教えてもらって以来、いろんな素材に合わせて試してみましたが、どの素材が、どちらの醤油に相性が良いかわかったので、次に2種類の醤油が、それぞれどんな素材に合うのか紹介します。
2種類の醤油に合う食材
オクラ醤油に合う素材
オクラ醤油に一番おすすめの素材は、
ホタテ!
そもそも、この醤油を教えてくれたお店で、この醤油に合わせていたのがホタテでした。
ホタテはもちろん普通に食べても美味しいですが、オクラ醤油を合わせることで、一気に料亭の味になっちゃいます。
ホタテ以外の貝類も相性が良いです。
そして、もし手に入ったら、ぜひ試してもらいたいのが、
白魚!
白魚とオクラ醤油を混ぜ混ぜして食べてみてください。
最高に美味いです!
白魚はこの食べ方が絶対一番美味しいと思います!
黄身醤油に合う素材
黄身醤油に一番合う素材は、下記のような赤身の脂ののった素材です。
- マグロ(赤身、中トロ、大トロ)
- ブリ
- カツオ
特におすすめなのが、
マグロ!
マグロの脂と黄身醤油の相性は抜群です!お店でもマグロに合わせて提供されました。
この日食べたのは、中トロと大トロでしたが、赤身も美味しいです!
そして、これも非常に相性が良い、
雲丹!
濃厚なウニと黄身醤油が奏でるハーモニーは最高です。
ソムリエ協会が推奨する刺身の食べ方
今回紹介した2種類の醤油(オクラ醤油、黄身醤油)は、私の一番お気に入りの赤坂の割烹(店名非公開店)で実際に提供された醤油のレシピがベースになっているんですが、実は私自身は普段刺身を食べる時に醤油は使っていなかったんです。
というのも、ソムリエ協会の田崎真也会長が推奨しているのですが、
刺身は塩で食べた方が良い!
私も激しく同意です!
刺身を醤油で食べると、醤油の味しかしないんですよね。塩で食べると素材本来の味を味わえるんです。
前述のオクラ醤油と黄身醤油に合う素材に白身魚を入れてないのは、白身魚は塩で食べるのが一番美味しいからなんです。
でも、白身魚を黄身醤油で食べても美味しいので、私は自宅で刺身を食べる時は、必ず塩とオクラ醤油と黄身醤油を用意して楽しんでいるわけです。
まとめ
- 自宅で刺身を食べる時は、「塩」「オクラ醤油」「黄身醤油」を用意して、普通の醤油は使わない。
- 全ての素材は、まず塩で食べて素材本来の味を楽しむ。
- 「オクラ醤油」「黄身醤油」でお店のクオリティを楽しむ。
今日紹介した「オクラ醤油」「黄身醤油」をいろんな素材にあわせて、自分の好みを確認するのも楽しいと思いますよ。
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