2018年4月の女子高生に対する強制わいせつ行為で、ジャニーズ事務所を退所した元TOKIOの山口さんが、
残念なことに、今度は酒気帯び運転で事故を起こしてしまいましたね。
わたしは、TOKIOの鉄腕DASHのファンで、毎週土曜日を楽しみにしていたのですが、
山口さんは、TOKIOの中でもリーダーと並んで出演頻度が高く、番組を支えていただけに残念でなりませんでした。
事件から2年が経過して、もしかすると復帰もあり得る?と思っていた矢先の今回の酒気帯び事件。
もうこれで山口さんの復帰は完全消滅してしまったのでしょうか?
この記事では、山口さん復帰の可能性と時期について考察しています。
ジャニーズ事務所退所後の山口達也の生活と状況の変化
事件後の生活
- ジャニーズ事務所を退所(TOKIO脱退)後、兄夫婦の近所に引っ越し、サポートを受けながら暮らしていた。
- 数か月に1度お寺で掃除や写経をさせてもらい自分を見つめ直す時間を持っていた。
- 通院も3か月に1度カウンセリングのようなものを受けていた。
- それ以外は家の中に缶詰め状態で、大好きなサーフィンも自粛。
- スーパーに買い物に行き自炊していた。
- いわゆるアナログ人間だったが、頻繁にインターネット通販で買い物をするなど、ネット環境になじんでいた。
- 自宅では筋トレやネット、DVDを見ることがルーティンだった
落ち着いた環境で生活ですることで、自分を見つめ直し、心の平穏を取り戻そうとしていたようで、
女性セブンの取材に「断酒生活をしています。治療によってだいぶ改善されました」と明るく答えていたそうです。
状況の変化
- 友人お話では、今年に入って徐々に様子がおかしくなっていったらしい。
- 当初はスーパーに行き自炊もしていたが、やがて人の目が気になり宅配で済ませるようになった。
- 兄夫婦や友人たちにも“おれと会うと迷惑だろう”と、電話やLINEでしか連絡をとらないようになっていた。
- 限られた交友関係の中で、その人たちに「不安だ」「呼吸ができなくなる」と相談していたらしい。
医療機関で治療を受け、少なくとも1年ほど前までは確実に断酒に成功していたと思われるが、人と会わず趣味もない“引きこもり生活”で、実際の生活は息が詰まるものだったようです。
酒気帯び事件に対する世間の反応
そんな“引きこもり生活”を送っていた山口さんが、9月22日、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。
早ければ来年以降で、自分にできることがないかと模索していたにもかかわらず、
実際には具体的な話が無いため、単調な毎日の繰り返しで不安が募り、再びお酒に手を出してしまったようです。
負傷者が出なかったことは幸いでしたが、元大物アイドルのさらなる不祥事に、マスコミは大いに騒ぎ立てました。
ただ、精神論から彼を断罪するようなマスコミの報道や論者の声に対して
〈山口達也の批判すげえけど叩くとこ間違ってる気がする。たしかに飲酒運転は悪いけど報道の仕方が悪意の塊。人の不幸は蜜の味と言わんばかり。汚い大人やで!〉
〈山口達也さんて一般人の方ですよね。何をマスコミは騒いでるの?一般人の酒気帯び運転にマスコミがこれだけよってたかるんだね。他の酒気帯び運転容疑の奴にも同じようによってたかるということで良い?何が言いたいかって、マスコミ業界って、アタマ狂ってる人達が働く場所なのかなと思ってさ〉
〈山口達也を痛烈に叩きまくっている人たちって、ただの一度も過ちを犯したことのない人なんだろうか? 亡き義母から「相手に石を投げるのは、石を投げられた痛みを知らない人」と言われたの忘れられないな。 「痛みを知らない」=「何の過ちを犯したこともない聖人君主」ではないんだけどね〉
引用元:NEWSポストセブン
また、アルコール依存症に対する世間の無知(または無視)に対しても同様に下記のようなコメントがありますが、こういった意見を考慮すると、たしかにマスコミのコメントを鵜呑みにするのは危険だと思いました。
〈マジでアルコール依存症だと言われてる山口達也に対して「
自己管理がなってない」「こんな人だと思わなかった」 とか言ってる人達、 依存症について何も知らないんだなぁと思いますね。 もはや自己責任の域は超えてるので他人が然るべきとこと繋がない と無理だぞ、あれは〉 〈山口達也さん。もしかなり進んだアルコール依存症だとしたら、
気合いや根性では制御できないレベル。断酒会へ欠かさず通い、「 今日1日飲まなかった」という日々を死ぬまで重ねていく。 正直先が見えない。でもやるしかない。 甘えとかそんな問題じゃない〉 〈個人的にはむしろ山口達也さんみたいな人こそ『
アルコール依存症からリハビリする芸能人』 として人目につく場所で仕事をした方がお酒を遠ざけやすいと思う んですけどね。失業と孤独が依存症への道なのに、 彼を袋叩きにして仕事を奪っても孤独の中で回復するとは思えない 。『制裁欲』を向けても仕方ない〉 引用元:NEWSポストセブン
TOKIOのメンバーが山口達也を見捨てない理由
各メディアで報じられていたように通り、将来的に新会社に山口が合流するという噂があったにもかかわらず、今回の事故で山口達也の復帰は完全消滅という見方が圧倒的ですが、メンバーにはそれでも山口さんを見捨てることができない深い事情があるといいます。
相次ぐ芸能界の悲報
このところの芸能界は、三浦春馬さん(享年30)、芦名星さん(享年36)、竹内結子さん(享年40歳)、藤木孝さん(享年80)と悲報が相次いでます。
山口さんは、グループ在籍時から深酒した際に「自分はいなくなった方がいい」などと破滅的な言葉を口にすることもあり、デビューから苦楽をともにしてきたメンバーは、最悪の選択をすることまで心配していたようです。
ジャニーズ事務所契約解除に至る一連の山口さんの姿で、アルコール依存症治療の難しさを重々承知しているメンバーは、孤独や将来への悲観などが治療を妨げると考えており、周りの支援の重要さを理解しています。
実際、契約解除の際には、メンバーが山口さんへのサポートをジャニーズ事務所に懇願し、事務所も精神面や生活面のサポートをしていた。という話もあります。
メンバーが熱望する福島県の復興支援
TOKIOに残った3人が新会社にこだわった理由は、「ザ!鉄腕!DASH!!」の人気コーナーだった「DASH村」がある福島県の復興のためらしいです。
これまでも福島県のCMやイベント出演など積極的に復興の手助けをしてきましたが、例えば、復興支援のためにイベントを開いてグッズを作ったりするには事務所の制約があって簡単ではなかったわけです。
そういったことを解消する意味で株式会社TOKIOの設立に至ったわけです。
ただ、ここで一つ問題が浮かび上がりました。
それは福島の復興支援をする上で、実際に動く人材がいないということです。
メンバーは、芸能活動があるだけに福島の役所関係や地元企業と交渉するのは現実味がない。
そこで“白羽の矢”が立ったのが山口さんというわけです。
山口さんの福島への思いは強く、長年の実績もあり、コミュニケーションも取りやすいでしょう。
福島復興支援を株式会社TOKIOで実現させていくためには、山口は必要不可欠な人材だと考えられているようです。
山口達也の復帰の可能性と時期について考察
さて、それでは山口達也の復帰はありえるのでしょうか?また、その時期はいつなのかについて考察していきましょう。
芸能界復帰の可能性は低いが、新会社への合流は可能性大?
酒気帯び事件の影響は無いとは言えないので合流時期は遅れるかもしれませんが、いずれ合流するのではないかというのが個人的な見解です。
理由としては、
- メンバーの山口さんに対する仲間意識の強さ
- 周囲(特にファン層)の見る目の優しさ
- 芸能界の悲報の連続
- 新会社を設立するほど強いメンバーの福島復興支援に対する思い
以上のことから、山口さんが芸能界に復帰する可能性は低いかもしれませんが、新会社TOKIOに合流する可能性は高いのではないでしょうか。
新会社への合流であれば、芸能界に復帰するわけではないので、アルコール依存症に悩む一般人が株式会社TOKIOに入社して、福島の復興支援に協力するだけですから。
人と会わず趣味もない“引きこもり生活”よりも、現地の人とコミュニケーションを取りながら、復興支援という人の役に立つことをしながら、アルコール依存症に向き合うほうが、間違いなく回復の可能性が高いと思います。
そういった理由からもぜひ山口さんの株式会社TOKIOへの合流は実現してほしいです。
株式会社TOKIOへの合流はいつ?
さて、その時期ですが、当初芸能界復帰のタイミングとして噂されていたのが、
来年3月の長瀬智也さんの退所のタイミングでTOKIOに復活して、ラストライブ開催というサプライズ計画。
もしくは、2018年4月の女子高生に対する強制わいせつ行為により契約解除された同年5月から3年が経過する来年5月です。
今回の酒気帯び事件で芸能界復帰というプラン自体は消滅したと思われますが、
株式会社TOKIOへの合流であれば、現実味があるのではないでしょうか。
期待も込めて、来年5月に合流すると予想します。
まとめ
以上、山口さんの復帰とその時期について考察してきましたが、
まとめるとこんな感じでしょうか。
- 山口達也の芸能界復帰の可能性は限りなく低い
- マスコミの報道ほど周囲の人間の見る目は厳しくない
- メンバーは山口達也の最悪のシナリオを懸念している
- メンバー祈願の福島復興支援に山口達也は無くてはならない存在
- 株式会社TOKIOの設立により、活動の制限が緩和された
以上のことから、山口達也の芸能界復帰は無い(しない方が良い)が、株式会社TOKIOに合流して、福島復興支援活動をする可能性は高い。その時期は、来年3月の長瀬智也さんの退所後の5月あたりになるのではないかと推察します。
DASH村での山口さんの笑顔を見れることを切に願います。
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