新NISAの登場で株取引を始める方が一気に増えましたね。
私もそうですが、小口投資家にとって株式売買手数料は安ければ安いほうが良い!
手数料を気にせず取引できれば気が楽ですからね。
この記事では、おすすめのネット証券を紹介しています。
この記事は、2024年9月13日現在の情報を基にしています。
ネット証券|おすすめ3社の手数料など比較してみた!
初心者が気軽に楽しむの最適な証券会社といえば、やはりネット証券。
数あるネット証券の中で、筆者がおすすめするネット証券は下記の3社です。
- SBI証券
- 楽天証券
- 松井証券
この記事では、下記のポイントで3社を比較しています。
- 取引手数料
- サイト、アプリのユーザビリティ
- IPOの取扱量
取引手数料
株式売買をする上で、一番気になるのが取引手数料。
少額取引の初心者にとっては、取引のたびに発生する手数料もバカになりません。
数あるネット証券の中で、取引手数料が無料なのは3社だけです。
SBI証券
国内株式の取引手数料が完全無料化されています。
米国株式の取引手数料も最低0米ドルから取引可能です。
楽天証券
国内株式取引手数料が無料の「ゼロコース」が新設されました。
ただし、SOR(Rクロス)の利用が必須条件となります。
※SOR(Smart Order Routing)とRクロスは、楽天証券が提供する取引システムです。
SORは、複数の取引市場から最も有利な価格で取引できる市場を自動的に選択して注文を執行するシステムです。
これにより、投資家にとって最良の価格での取引が可能になります。
Rクロスは、楽天証券が運営する注文のマッチングシステムで、いわゆる「ダークプール」の一種です。Rクロスでは、機関投資家を含む楽天証券の顧客同士の売り注文と買い注文をマッチングさせ、ToSTNeT市場(立会外取引市場)で売買を成立させます。
楽天証券の「ゼロコース」では、このSOR/Rクロスの利用が必須条件となっています。
Rクロスを利用した場合、注文は優先的に「Rクロス優先SOR」へ送られ、東証の最良気配価格と同値または、より有利な価格で約定することが期待されます。
ただし、SOR/Rクロスの利用には、注文データが一旦楽天証券を経由するため、HFT(高頻度取引)業者に情報が漏れる可能性があるなどの懸念点も指摘されています。
松井証券
1日の取引金額が50万円以下なら売買手数料が無料です。
サイト・アプリのユーザビリティ
次にサイト、アプリのユーザビリティの比較です。
サイトやアプリが使いやすいことは地味に重要です。
行きたいコンテンツにすぐにいけるとストレスが無いので。
SBI証券
取引ツールやアプリの種類が豊富ですが、慣れるまでに時間がかかるという声もあります。
楽天証券
具体的な情報は提供されていませんが、一般的に使いやすいと評価されています。
筆者的には、楽天証券が一番使いやすいと思います。
松井証券
日本株アプリ、株touch、米国株アプリ、投信アプリ、FXアプリ、先物OPアプリなど、多様なアプリを提供しています。
IPOの取扱量
最後にIPOの取扱量の比較です。
IPO(Initial Public Offering)とは、未上場企業が初めて株式を公開し、一般投資家が自由に売買できるようにすることです。
具体的には以下のような特徴があります。
- 未上場企業の株式が証券取引所に上場されます。
- 一般の投資家が株式を購入できるようになります。
- 企業にとっては広く資金調達ができる手段となります。
- 企業の知名度や社会的信用の向上につながります。
- 上場前に証券会社を通じて投資家への株式の配分が行われます。
- 公開価格(公募価格)で株式を購入できる機会があります。
- 上場後の初値で利益を得られる可能性がありますが、リスクも伴います。
- 上場企業として定期的な情報公開などの責任が生じます。
- IPOは成長が期待される企業に投資できる機会として注目されていますが、株価変動のリスクもあるため、慎重な判断が必要です。
IPO取引のメリット
IPO取引のメリットには以下のようなものがあります。
- 初値上昇の可能性が高い
公開価格で購入した株式が、上場初日に値上がりする可能性が高く、短期的な利益を得られる機会があります。 - 成長企業への投資機会
将来性のある企業に早い段階で投資できるチャンスがあります。 - 比較的少額から投資可能
多くの場合、1単元(100株)から購入できるため、少額から投資を始められます。 - 公平な購入機会
一般投資家にも公平に株式購入の機会が与えられます。 - 情報の透明性
上場審査を通過した企業なので、一定の情報開示と透明性が確保されています。
ただし、IPO投資にはリスクもあるため、企業の事業内容や財務状況をよく理解した上で投資判断をすることが重要です。
また、証券会社によって取扱銘柄数や抽選方法が異なるため、自分に合った証券会社を選ぶことも大切です。
3社の実績
SBI証券 | 2023年に91社、2022年に89社のIPOを取り扱い、業界トップの実績。 |
楽天証券 | 2022年に65社のIPOを取り扱いました。 |
松井証券 |
2023年に70社、2022年に54社のIPOを取り扱いました。 |
3社の比較
総合的に見ると、SBI証券は手数料の安さとIPOの取扱量で優位性があります。
一方で、サイトやアプリの使いやすさについては個人の好みによって評価が分かれる可能性があります。
楽天証券と松井証券も、それぞれ特徴的なサービスを提供しており、投資家の需要に応じて選択することができます。
まとめ
SBI証券 | Good!現物取引、信用取引全ての手数料が無料 Good!ネット証券の中ではIPOの扱いが多い Bad!サイト、アプリともに使いづらい |
楽天証券 | Good!楽天ポイントが貯まる
Good!アプリが使いやすい Bad!IPOの取り扱いが少ない |
松井証券 |
Good!1日あたり50万円以下の取引は手数料無料
Bad!それ以上は手数料が発生 |
筆者は、3社とも口座を開設済みで使い分けています。
松井証券は、今なら口座開設で200ポイント、NISA口座も開設すればさらに2000ポイントもらえます!
さあ、口座を開設して株式売買を始めましょう!
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