私の会社では、新型コロナウイルスの影響で今でも90%テレワークの状況です。
そうなるとやはり仕事をする環境って大事になりますよね。
我が家も自宅を居心地の良い空間にしようということで、リビング・ダイニングの壁を自分で塗り替えてみたところ、ちょっとしたリノベーションをしたくらいイメージが変わりました。
この記事では、実際に自分で壁を塗り替えた体験を元に、おすすめのペンキや道具の紹介、そして絶対失敗しない手順まで解説しています。
自宅の壁を自分で塗り替えるための準備について
それではまず準備編です。
今回ウォール・ペインティングしたのは、こちらのダイニングルームです。
この部屋がどのように変わるのでしょうか。
さあ、ウォール・ペインティングを始めましょう!
まず、どんなペンキが良いのか。どんな道具が必要なのかについて解説します。
初めてでも簡単に塗れるおすすめのペンキ
まず最初におすすめのペンキを紹介します。
いろいろなペンキが販売されていますが、個人的にこちらのペンキを絶対的におすすめします。
Benjamin Mooreというアメリカのメーカーです。
<このペンキのおすすめポイント>
- 揮発性有機化合物を一切含んでいない
- 臭いがほとんど無い
- 色ムラができにくく、塗りやすい
- 飛び散りが少ない
- 塗装後の乾燥が早い
- 壁に付いた汚れが落ちやすい
筆者も実感しましたが、本当に色ムラができにくくて、とても塗りやすいんです。
ウォール・ペインティング初心者に最適なペンキです。
また、臭いがほとんど無いので、換気しないで塗っていてもほとんど気になりません。
そして、ウォール・ペインティングは2度塗りが基本(色によっては下塗りとあわせて3度)なのですが、
ベンジャミン・ムーアは乾燥が早いので、とても作業効率が良いです。
もう一つの特徴としてあげられるのが、
3,600色の豊富なカラーバリエーションです。完全オーダーメイドで希望の色を再現してもらえます。
ただ、あまりにも色数が多過ぎるので、初心者の方は、施工写真とカラーサンプルがセットになったカタログを入手して、
その中からイメージに合う色を選ぶことをおすすめします。
こちらから申し込めば送料無料で下記のようなカタログを送ってもらえます。
また、ペンキの量ですが、壁の面積を測ってBenjamin Mooreに問い合わせれば、的確な量を提示してくれます。
きれいに塗るために必要な道具
次にウォール・ペインティングに必要な道具の解説をします。
- ペンキ(下塗用ファンデーション”Red”と上塗用Benjamin Moore Aura “Million Dollar Red”)
※色によって下塗りが必要な場合と不要な場合あり - バケット
- バケット提げ
- ローラー(ローラーハンドル付き)普通サイズ、細めのサイズ
- 筆
- ハケ
- ローラー替え
- マスキングテープ
- マスカー
- コーキング剤
- 養生テープ
これら全てホームセンターで入手可能です。
ペンキは下塗用と上塗用合わせて税込み10,549円(送料込)。
その他はで全部で3,000円くらいです。
また、新聞紙がたくさんあった方が良いです。なければ、代用できる大きな紙を用意してください。
初めてでも失敗しない壁の塗り替え手順
さて、必要なものが揃ったらペインティングしていきましょう。
しっかり養生する
まず最初にしっかり養生します。
Benjamin Mooreのペンキは飛び散りにくいですが、しっかり養生しておくに越した事はありません。
作業するスペースの床面には新聞紙を敷き詰めて、養生テープで固定しましょう。
また、作業時の服も汚れていいものを着用しましょう。ペンキが付くと撮るのは大変ですので。
丁寧にマスキングをする
養生が終わったら次はマスキングです。
実際のところ、このマスキング作業が一番重要です。
いかにきれいにしっかりマスキングをするかで、ペインティングの仕上がりが全然違ってきます。
- マスキングテープを丁寧に貼っていく
- コーキング剤で隙間を埋める。ペンキが入り込まないようにする重要な作業
- マスカーをマスキングテープに重ねるように貼っていく
- マスカーのフィルムを伸ばして、養生テープで固定する
- マスキング完成
ペンキを塗る
さあ、いよいよペンキを塗っていきましょう!
まずは下塗りです。ファンデーション”Red”を塗ります。
- まずハケを使用して、隅を全て塗ります。
- 次にローラーで全体を塗っていきます。縦方向にジグザグ塗ったら、次は横方向にジグザグ塗り、最後に上から下に力を入れて塗るとうまく塗ることができます。
- 隅の塗り残しが無いかチェックしながら仕上げます。
- 下塗りの完成です。
この後、2時間ほど乾燥待って、上塗りです。
上塗りは2度塗りします。その方が断然きれいに仕上がります。
今回使用した”Million Dollar Red”は下塗りが必要な色のため、合計3度塗ることになります。
この映像は、本塗りの様子をタイムシフト録画したものです。
塗り終わったら、この状態のまま24時間乾燥させます。要するに1日待つってことですね。
どうですか、きれいに塗れていると思いませんか。
マスキングを外す
さあ、マスキングを外しましょう。
マスキングは、ゆっくり丁寧に剥がしていきます。
雑に剥がしてペンキまで剥がしてしまうと、ここまでの苦労が水の泡になってしまします。
と言っても、簡単に補修できちゃうんですけどね。
仕上げの補修をする
最後にペンキのはみ出たところは、筆を使ってホワイトのポスターカラーで修正。
逆に(壁紙に凹凸がある場合にできる)ピンホールは、残ったペンキで修正しましょう。
<Before After>
ガラリと雰囲気が変わりました!
今回のウォール・ペインティングはアクセントウォールという、壁の一面だけ違う色にしてメリハリをつける手法ですが、かなり満足な出来栄えです。
飾り付けでさらにおしゃれな空間に!
初めてのウォール・ペインティングがうまくいったので、翌週に”Buttercup”という優しいイエローのペンキを購入して、サイドの壁の下半分をペインティングしました。
さらに間接照明と装飾関係を加えることで、グッとお洒落な空間になったと思いませんか。
まとめ
- まずはアクセントウォールにチャレンジ
- ペンキはBenjamin Mooreがおすすめ
- 道具はホームセンターで全て入手可能
- マスキングが肝なので、丁寧にしっかりと
- 上塗りは2度した方が断然きれい
- 装飾や間接照明の工夫で、さらに洒落な空間に
私もそうですが、初めての方には手軽にチャレンジできるアクセントウォールをおすすめします。
壁の色を部分的に変えて、少し装飾するだけで、全く別の空間になりますよ。
まさにプチ・リノベーションですね。
簡単で、コストもそれほどかからないので、皆さんもぜひ試してみてください!
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