ゴールデンカムイ|杉元佐一の年齢やモデルは?梅子やアシリパとの恋愛についても

杉元佐一は、野田サトル原作の『ゴールデンカムイ』に登場する人物。

本作の主人公です。

ヒロインであるアイヌの少女、アシリパの相棒として、金塊争奪戦を戦い抜いていく。

作中屈指の近接戦闘力と、致命傷を負ってもすぐに戦線復帰する生命力をもつことから、『不死身の杉元』と呼ばれています。

金塊争奪戦には、戦死した親友、寅次の妻で初恋の女性、梅子の眼病の治療費を得るために参加。

しかし、徐々にアシリパを支えること自体が目的となっていきます。

公式サイトで行われた人気投票では、一位に輝いた人気キャラクター。

この記事では、杉元佐一の年齢やモデル、また恋愛事情や人間関係について解説します。

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ゴールデンカムイ|杉元佐一の年齢やモデルは?

常人離れした戦闘力と回復力をほこる杉元

ここでは、年齢や身長などのプロフィールや性格、能力、目的、モデルのほかに、「不死身の杉元」と呼ばれるようになった理由を解説していきます。

杉元佐一の年齢や身長などプロフィール

年齢は24歳

顔全体に大きな傷があり、全身にも、生きているのが不思議なほど傷を負っている。

傷がない頃の顔立ちは、品のある美男子であった。

130㎝ほどの長さであった三十式歩兵銃との比較から、身長は165cmほどであると推測されている。

家族は全員、結核で命を落としたため、天涯孤独の身の上である、

日本帝国陸軍第一師団に所属し、日露戦争に出征したのち、満期除隊。

従軍中は、鬼神のごとき戦いぶりで、瀕死の傷を負っても死なず、翌日には戦線に復帰したため、銃剣でも機関銃でも砲弾でも殺せない『不死身の杉元』と呼ばれていた。

本来ならば勲章と年金を授与されるほどの活躍であったが、気に入らない上官を半殺しにしてしまったため、勲章と年金をもらうことはできないまま除隊。

後述する梅子の目の手術代のため、北海道で砂金採りをしていたところ、刺青の囚人と出会い、アイヌの金塊の話を聞かされる。

曰く、アイヌが金塊を軍資金として貯めていた。

一人の男が、仲間のアイヌを皆殺しにして、金塊を奪った。

その後、死刑囚として網走監獄に収監された男は、死刑囚たちの身体に、金塊の在りかを示した暗号を、刺青として彫ったという。

話した男は、ヒグマに襲われ死亡したが、その身体に刺青が彫られていたことで、金塊の存在を確信

その刺青を確保しようとして、熊に襲われたところを本作のヒロインであるアシリパに助けられる。

金塊をみつけることが、父の仇を見つけることにつながるアシリパと相棒となり、本作が始まる。

脱獄王の白石や、東北マタギの谷垣ら仲間たちや、土方一派、第七師団の鶴見中尉一派、ロシアの反政府勢力(パルチザン)など、金塊を狙う勢力と、ときに協力し、ときに敵対しながら、金塊争奪戦を生き抜いていく。

杉元佐一の性格は?

人を思いやる心を持つ、心優しき好青年。

子供や老人、弱者にも優しい。

父からも「優しくて損をする」と評されていた。

結核を患っていた家族が村八分にされていた経験から、差別や偏見に敏感に反応し、アシリパの代わりに怒ることも多い。

繊細な感受性をもち、乙女らしい面を持つ

アイヌのかわいい言い伝えにときめきを見せたり、少女世界を愛読していたりもする。

逞しいヒロイン・アシリパとは好対照。

故郷から東京に出てきたときに、飼い猫の残飯も奪ったほど困窮したからか、食に対する喜びが人一倍である。

アシリパのふるまうアイヌの料理は、基本的に喜んで食べる。

日本人の味覚では食べなれない脳みそなど、死んだ目をしつつ食べるが、旅が続くにつれ、アシリパにねだるようになる。

温かで人間らしい面とは真逆に、殺されるくらいなら躊躇せず殺す冷徹さも持ち合わせている

アシリパに危害を加えようとする者や、敵と認識した者には、なにかが切り替わったように容赦がない。

これは、日露戦争出征での、過酷な経験が影響していると言える。

「敵や悪人は、人の心が欠けているから普通の人間より痛みも感じないはずで、同情しなくていい」と思い込み、別の人間にならなくては、生き残れなかったためである。

戦争で変わってしまった自らの非人間的な一面を自覚しているため、人を殺すことをよしとせず、北海道の自然とともに生きる、アシリパの無垢さやたくましさに、救いを見出している。

杉元佐一の能力は?

作中屈指の近接戦闘力をもち、つねに捨て身の、死を恐れぬ気迫で、生きるために戦う。

三十年式歩兵銃による銃剣突撃もさることながら、作中最強の肉体を持つ牛山からも「こんなに強いやつははじめてだ」と言わしめる、柔術や素手での格闘能力も、特筆に値する。

また、致命傷を負っても立ち上がる驚異的な生命力も大きな武器である。

網走監獄で、二階堂に足を撃たれ、尾形に頭部を狙撃されても、天才外科医でもあった家永の技術があったとはいえ、復活している。

ただし、射撃は苦手なようで、銃の扱いも雑であり、しばしば尾形から馬鹿にされている。

杉元佐一の目的は?

金塊争奪戦には、亡き友の妻で、初恋の女性である梅子の眼病の治療費を得るために参加した。

徐々に、アシリパとの絆が強くなるにつれ、彼女自身が金塊争奪戦を通じて、考え、行動していく姿を、支え、守ることも目的となる。

作中で金塊争奪戦に参加する者たちのなかで、もっとも利他的で、ささやかな、それゆえに揺らがない動機であるといえる。

杉元佐一のモデルは?

原作者・野田サトル先生の曾祖父が、『杉本佐一』といい、第七師団歩兵第27聯隊乗馬隊に所属していたとのことで、そこから命名されたという。

日露戦争に出征し、旅順攻囲戦二〇三高地やその後の奉天会戦に参加。

所属していた500名の大隊が2000人のロシア兵に包囲されたなかを、たった2名で突破し、見事4000名の援軍を連れてくることに成功する。

大隊に一人も死者を出さなかったという武勲をたて、金鵄勲章を賜り、死ぬまで年金を支給されていたという。

また、舩坂 弘(ふなさか ひろし)も、モデルであると考えられている。

アンガウルの戦いで活躍した元日本帝国陸軍軍曹で、終戦後は渋谷センター街の大盛堂書店の創始者となった。

人間離れした戦闘力や驚異的な回復力、『不死身の分隊長』という二つ名をつけられたこと、捕虜となりつつも、米兵を震撼させた攻撃性など、杉元を彷彿とさせる人物像である。

不死身の杉元と呼ばれる理由は?

上述したように、どんな死地も乗り越える気迫と白兵戦能力と、瀕死の重傷を負っても生還する生命力から『不死身の杉元』と呼ばれている。

追い詰められたとき、自身を鼓舞するために『俺は不死身の杉元だ!』と言うこともある。

その根本は、自分以外の家族を結核で失い、天涯孤独の身の上となったことに由来する

故郷の人間からは疎まれ、結核の病床の空きもなく、ひとり、最後に残った父の看病を続ける。

父から、優しいから損な役回りを引き受けてしまうこと、自分のことはいいから、家を出るよう、自分のために生きることは悪いことではないと諭される。

「自分が幸せになれるところを探せ」と言われ、その言葉に従う誘惑に駆られるが、踏みとどまる。

「負けねえぞ」
「殺してみろッ」
「俺は不死身だ!!」

病魔だけでなく、自分の運命に対してもそう宣言し、父の看病を続け、死を看取った。

ここから、不死身の杉元が誕生したと言える。

梅子やアシリパ、菊田特務曹長との関係は?

杉元が金塊争奪戦に参加した当初、戦死した親友である寅次の妻であり、初恋の女性、梅子の手術代を稼ぐことが目的であった。

しかし、相棒であるアシリパとの絆が深まるにつれて、徐々に変化していく。

また、本作終盤で、陸軍に入隊したきっかけを作った人物が菊田特務曹長であると明かされる。

ここでは、杉元と、梅子寅次アシリパ菊田特務曹長との関係について、また「ノラ坊」「花沢勇作童貞防衛作戦」についても解説します。

梅子や寅次との関係は?

梅子寅次は、ともに杉元の故郷の幼馴染である。

梅子は初恋の人で、想い合う仲であった。

しかし、杉元は結核で家族を失い、天涯孤独の身となってしまう。

感染することを恐れて身を引き、梅子から「連れて行って」と泣きながら懇願されるも、単身、故郷を出奔する。

1~2年たち、結核が発症しなかったことから、故郷に帰るも、梅子は寅次に嫁いでいた。

杉元梅子を連れ去るのではと、寅次が不安になるときがありつつも、二人は良好な夫婦関係を築き、一男を授かった。

日露戦争が始まり、杉元と寅次は激戦区であった二〇三高地で再会する

寅次梅子の眼病について打ち明け、このままでは失明してしまうので、北海道の砂金で一山当てて、手術を受けさせたいと語る。

アメリカに渡り、作中当時で200円(現在の貨幣価値で200万円)以上​かかる手術をすれば、失明は免れるという。

しかし、寅次は、杉元をかばって戦死してしまう

終戦後、寅次の遺骨を持って、故郷の寅次の家を尋ねる杉元

ほとんど目が見えなくなって嗅覚が敏感になった梅子は、戦争で死臭が染みついた杉元のことが分からない。

寂寥を抱えつつ、梅子への思慕と、寅次に代わって、眼病治療の200万円を得るため、金塊争奪戦に参戦する

アシリパとの関係は恋愛関係?

杉元アシリパは、お互いを大切に思いあい、深い絆が結ばれている。

しかし、単純な恋愛関係であるとはいいがたい。

唯一無二の相棒であると言える。

つねに「アシリパさん」と呼び、彼女のアイヌの知恵や文化を尊重し、敬意を払う。

アシリパを守るためには、人殺しもいとわないが、それはアシリパの穢れなさに救われているためであった。

守ろうとするあまり、アイヌを背負わせず、争いから遠ざけようとして、杉元鶴見中尉に金塊を託そうとする。

しかし、アシリパはそれを拒否

樺太で極東少数民族の現状を知り、自分たちアイヌがいかにあるべきかを真剣に考えるようになったアシリパからすると、鶴見中尉がアイヌのために金塊を使うと思えず、訣別する

その際、「私のことは私が決める」といい、「「相棒ならば、『するな』と言うな」「『一緒にやろう』という前向きな言葉を聞きたい」と一喝する。

このことからも、相棒であるとの認識が正しいと思われる

菊田特務曹長との関係は?ノラ坊とは?

杉元が、陸軍第一師団に入隊するきっかけが菊田特務曹長であった

「ノラ坊」とは、菊田が杉元につけたあだ名

ノラ犬のように狂暴であったことと、菊田の故郷の郷土野菜『野良坊菜(のらぼうな)』にちなんでいる。

父の死後、放浪したのち、故郷に帰った杉元であったが、寅次梅子の結婚式の最中であった。

寅次から「なぜ戻ってきた」となじられるも、祝福をつたえたのち、東京へ向かう。

東京に着いてすぐさま、陸軍士官学校の候補生10人以上を相手に、大立ち回りを演じるが、当時、第一師団所属で士官学校の教官であった菊田が、餌付けで仲裁

空腹の杉元に飯を食わせた菊田は、杉元が品のある美男子であることに目をつけ、花沢勇作の替え玉となることを依頼する

後述する花沢勇作童貞防衛作戦のためであった。

作戦遂行中、寅次の不安を理解するよう諭したり、制服や軍帽を渡すことで励ますなど、杉元にたいして菊田は親身にふるまった。

替え玉は失敗に終わったが、お見合い相手の金子花枝子が身を引いたたため、作戦は成功し、勇作の童貞は守られた。

「陸軍に入れば白いご飯だけは食べられる」と言って、陸軍に入隊することを決意した杉元に、菊田は自分の勧めで入隊し、戦死した弟を重ねる。

思い直すように言う菊田に対し、最後は自分で決めることで、何があっても恨むわけがない、と杉元は応えた。

「もう自分を許して前に進んだら?」
「それに俺は滅多に死にません。不死身ですから。」

杉元に弟が重なって見えた菊田は、弟の遺品であった軍帽を託し、別れを告げる

花沢勇作童貞防衛作戦とは?

陸軍士官学校在学中の軍曹・花沢勇作は、父である花沢中将から、軍隊の旗手となることを期待され、本人も希望していた。

しかし、母の花沢ヒロ夫人は、先陣を切って軍隊を鼓舞するため、死ぬ確率が高い旗手にはなってほしくなかった。

軍人の妻であるので内密に、独断で三菱財閥幹部の令嬢・金子花枝子と、勇作の見合いを仕組む。

縁談が決まらず焦っている花枝子勇作に、既成事実をつくらせて、旗手となるために暗黙の了解であった童貞を失わせようとしたのである。

そのことを知った花沢中将は、第一師団長奥田中将に事態の収拾を願い、菊田に命令が下った。

菊田は、花沢勇作同様に美形の杉元に替え玉になるよう依頼

そして、花沢勇作童貞防衛作戦が開始されたのである。

陸軍全体の問題にまで発展してしまったが、無事、勇作の童貞は守られる。

余談であるが、勇作は、のちに異母兄の尾形からも、童貞喪失を狙われるが死守している

杉元とアシリパ、最後はどうなったか?

五稜郭での戦いでの数か月のち、杉元アシリパは、東京に足を運ぶ。

榎本武揚に面会し、アイヌの土地権利書について助言を得る。

そして、梅子に会い、金塊の一部を渡し、寅次との息子・寅次郎に、「父親は立派な人だった」と伝言。

干し柿を食べたからかなのか、今度こそ、梅子は匂いで杉元だということに気づく

「東京でうまいモノを食うには金がかかるが、北海道で採ったものは、匹敵するおいしさだ。」
「故郷に帰ろう。」

アシリパにそう語り、ともに北海道に戻って、山やコタンで暮らす。

まとめ

  • 杉元佐一は本作の主人公で、『不死身の杉元』と呼ばれる
  • 杉元佐一の年齢は24歳、身長はおそらく165cm程度
  • 金塊争奪戦に参加したのは、戦友・寅次の妻であり、想い人だった梅子の手術代のため
  • アシリパとは唯一無二の相棒である
  • 杉元佐一のモデルは、原作者・野田サトル先生の曾祖父『杉本佐一』と舩坂 弘であると言われている

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