レプリカは、葦原大介原作の人気漫画「ワールドトリガー」に登場するマスコットキャラクター。
空閑遊真のお目付け役として行動を共にする黒い浮遊物体です。
自発的に動いたり喋ったりすることができ、ネイバーの事情に詳しい生き字引でもあります。
この記事では、レプリカの性能や消息について解説しています。
【ワールドトリガー】レプリカ特別顧問の正体は?
レプリカの正体は“あちら側の世界”の多目的型トリオン兵です。
すべての能力を空閑遊真のために行使する絶対的なお供として、ネイバーからやって来ました。
ワールドトリガー第5話より引用
レプリカのプロフィール・モデル
遊真の父・有吾の手によって生み出された。
デザインのモデルは作者の家にある炊飯器。
丸みを帯びた本体から長い耳のような二つの触覚と、短めの足、細長い尻尾が生えている。
- 大きさ:炊飯器とほぼ同等
- 重さ:空の炊飯器(三合炊き)くらい
- 口癖:「それを決めるのは私ではない、ユーマ自身だ」「心得た」
- 迅悠一からはレプリカ先生と呼ばれている
ボーダー本部との取引
レプリカは日本に来た当初、目立たないように遊真の服の中や指輪に隠れていた。
三雲修との出会いや遊真のボーダー入隊をきっかけに、状況が変化。
入隊早々、遊真はネイバーとしてボーダー本部に目を付けられてしまった。
レプリカは自分がネイバーの知識をボーダーに与える代わりとして、遊真の身の安全を保障するよう取引を持ち掛けた。
ワールドトリガー第41話より引用
城戸司令が提案をのんだため、ボーダー内で大っぴらに活動するようになる。
以降はご意見番として、ボーダー本部へたびたび情報を開示。
アフトクラトルの「角付き」など、ボーダーにとって有力な情報を与えた。
遊真のお目付け役
レプリカは遊真の世話係であるが、助言を与えるだけで判断はあくまで遊真自身に一任。
しかし、遊真の今後の行く末については一抹の不安があるようで、アドバイスの域を超えて進むべき道を手引きしている。
ネイバーフットからボーダー組織へとやって来たのもその一環である。
父を失い、トリオン体での生活を余儀なくされた遊真の孤独に寄り添い続けてきた。
戦闘の復習を理由に2人で夜通し話し合ったことは、今の遊真の精神的な支えにもなっている。
遊真が父の蘇生への希望を失った際には、三雲修に全てを打ち明けて新たな生きがいを見出して欲しいと託した。
ワールドトリガー第20話より引用
自責の念と喪失感に苛まれる遊真に、何とか生きていって欲しいと願っている様子。
息子を一人残してこの世を去った有吾の、親としての意思を受け継いでいるのかもしれない。
レプリカの消息は?
大規模侵攻では、三雲修とともに雨取千佳をアフトラクトルの精鋭から守ることに尽力。
千佳の身柄が受け渡されるのを阻止するため、最後の最後まで身体を張った。
レプリカの子機が敵の遠征艇を解析し、帰還命令を発動させたことでアフトクラトルは撤退。
戦いに終結をもたらすも、本体は消えてしまい、その後の足取りは掴めていない。
遊真の手元に残されたのはレプリカの小さな分身のみ。
宇佐美栞は、分身の存在こそがレプリカ本体の生存の証だと分析している。
ワールドトリガー第83話より引用
もともとは雨取兄妹を救うべくネイバーフット遠征を志していた修だが、今では遊真のためにレプリカを連れ戻すこともその理由に含まれている。
レプリカの能力・5大性能機能とは?
レプリカは単純な兵器としてのトリオン兵とは区別される多機能型で、機能は大きく分けて5つある。
アフトクラトルのウィザからは「トロポイの自律トリオン兵」と呼ばれており、珍しいタイプとされている。
性能の高さから、ネイバーのトリオン技術の発展具合を感じさせる。
ブラックトリガー操作機能(WEAPON)
有吾のブラックトリガーの能力を備えていて、遊真の戦闘のサポートとして「印」の生成を補助。
多重印・複合印の生成もお手の物である。
高度解析機能(ANALYSIS)
有吾のブラックトリガーのコピー能力の影響か、トリオンによる攻撃を解析する能力を持つ。
相手の攻撃を解析完了後、すぐに「印」で再現できるほどに高い学習能力を有する。
市街地に突如ゲートが発生する事象においては、潜伏する小型のトリオン兵の生体反応をキャッチして問題解決に貢献。
トリオン能力の測定も可能で、専用のコードを手に握らせることで、その者のトリオン能力をキューブとして視覚化できる。
ワールドトリガー第13話より引用
アフトクラトルのミラの窓とラービットも解析してコピーし、さらに再現したラービットに「印」を発動して応戦。
ネイバーのシステムであれば、短時間で対応可能という自負がある。
実際に、トリオンを大量消費した後や真っ二つにされても、修が受けたヒュースの磁力攻撃を中和・無効化している。
情報記憶・開示機能(INFORMATION)
膨大な蓄積データを有する貴重な情報源としての役割も。
有吾と遊真とともにネイバーフットの各地を旅しており、方々の情勢に精通している。
ネイバーのブラックトリガーについて有吾が残した記録のデータも搭載。
レプリカがボーダーに提供した惑星国家の軌道配置図は、遠征30回分に相当するほどの情報量であった。
これには、ネイバーであるレプリカを不審がっていた本部の鬼怒田も度肝を抜いた。
子機分身機能(SMALL AVATAR)
200体以上の分身を自ら作り出すことができる。
分身の性能は本体に劣るものの、本体と同等の機能を持ち、分身同士の通信機能も完備。
分身の状態でも「印」を自在に操る。
大規模侵攻による抗争では、遊真の指示で別行動をとる修の補助にまわった。
印の生成によって、修のトリオン能力をカバーしている。
ワールドトリガー第76話より引用
本体同様に位置情報の把握がおこなえるため、アフトクラトルとの最終局面では遊真と三輪についていた子機がそれぞれ敵の位置を知らせている。
小さくなっても解析能力を保持しており、アフトクラトルを退ける決め手となった。
高出力加速機能(BOOSTER)
常に空中に浮いているのもトリオンの使用によるものと思われる。
背中には2つの排出口があり、そこから高出力のエネルギーを発することで加速。
空飛ぶ対象にも一気に近付くことができる。
まとめ
- レプリカは、空閑遊真のお目付け役で相棒
- レプリカは、ネイバーの情勢やトリオン技術に精通している
- レプリカは、遊真のためにボーダーに情報提供する特別顧問に就任
- レプリカは、遊真を修に託して行方知れずだが生存している可能性が高い
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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