ゴールデンカムイ|鶴見中尉と第七師団の主要キャラまとめ一覧

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鶴見中尉とは、野田サトル原作の『ゴールデンカムイ』に登場する人物です。

大日本帝国陸軍第七師団の陸軍中尉でありながら、アイヌの埋蔵金を狙っている一人。

鶴見中尉率いる第七師団は、屯田兵を集結させた部隊の前身です。

戦争から帰還した兵士が多く所属し、兵士個人の戦闘能力が高い部隊とされています。

この記事では、鶴見中尉第七師団の主要キャラについて解説します。

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目次

ゴールデンカムイ|鶴見篤四郎(つるみとくしろう)中尉とは?

鶴見中尉のプロフィール

新潟県本渡生まれで、名門士族の出身です。

とても裕福な家庭で、ピアノも演奏できる環境で育ちました。

大日本帝国軍第七師団に所属する陸軍中尉という身分です。

日露戦争の奉天会戦で月島を庇い、砲弾を頭部に受け前頭葉が一部吹っ飛ぶ重傷を負いました。

傷を保護するために琺瑯製ガードようなものを額に装着しています。

鶴見中尉の目的は?

戦友や戦死者遺族が、十分に救済されていない現状に憤りを感じていました。

自分が指導者になって、北海道に軍事政権をつくるためにアイヌの埋蔵金探しに躍起になっています。

鶴見中尉の技能や性格は?

人の懐に入るのがうまく、人を丸め込む話術に長けていています。

時に感情に訴えたり、緻密な策略で相手の気持ちをつかむ技術もあります。

それゆえ、彼を信頼し、心酔してしまう者が多く存在することも事実です。

その一方で真逆の態度をとることがあります。

二階堂が造反した時には、耳をそいでみたり、上官の和田大尉の指を食いちぎったりしたことがありました。

前頭葉が欠損しているせいなのか激昂し残虐な一面もあり、激情や興奮をしてしまうと脳から汁が出ることも多々あります

第七師団主要キャラ一覧

第七師団とは?

北海道を本拠地として旭川に本拠地を置く師団で、屯田兵を前身とした部隊です。

北鎮部隊とも呼ばれ、歩兵第二十七聯隊の中の鶴見中尉率いる造反部隊とされています。

月島基(つきしまはじめ)

新潟県佐渡島出身で鶴見中尉と同郷です。

軍曹という立場にあります。

実父の評判が悪く、嫌われていたせいで、幼少の頃から島民からひどい仕打ちを受けました。

戦場から帰還後、実父が幼馴染の「いご草ちゃん」こと 春見ちよ を殺したと思い込んで、実父を殺してしまいます。

尊属殺人で死刑囚になったのですが、鶴見がロシアに行くため通訳として月島を連れていきたいと進言してくれたため、死刑囚ではなくなりました。

そんな鶴見に報いるため、ロシア語を死ぬ気で習得

日露戦争の奉天会戦では、ロシアの爆撃から鶴見中尉を守るつもりが、逆に鶴見中尉に守られる形になってしまいました。

これを機に信頼関係ができました。

かつて上官である和田大尉から鶴見中尉を射殺するように命令されたことがありましたが、逆に和田大尉を射殺したこともあります。

鯉登音之進(こいとおとのしん)

大日本帝国海軍大湊要港部司令官を父に持つエリート中のエリートです

13歳年上の兄がいましたが、日清戦争で亡くしています。

鶴見中尉の事になると、猿みたいに興奮してしまい、早口の薩摩弁は誰も聞き取れません。

月島を仲介させないと鶴見中尉と会話が成立できない状態です。

函館でロシア人に誘拐されたところを鶴見中尉に助けられたことがきっかけで、それ以来彼を崇拝しています

もともと海軍を志望していましたが、陸軍へ変更したのも鶴見中尉が関与。

お坊ちゃん育ちで自由気ままですが、負けず嫌いな性格です。

二階堂浩平・洋平

静岡県出身の双子で、兄が洋平で、弟が浩平です。

鶴見中尉に対して、あまり忠誠心はないみたいでした。

兄の洋平は、拘束されていた杉元を勝手に殺害しようとして、逆に杉元に殺されてしまいます

兄を失った弟の浩平は、兄の敵である杉元を殺すことに執念を燃やして追跡。

杉元を追っている間に、羆に左耳をとられ、鶴見中尉からの拷問により右耳も失くしました。

江渡貝邸で土方と交戦し、右足も切り落とされています。

おまけに入院中にモルヒネ中毒者にもなり、薬物にも依存。

また網走監獄で杉元と対峙したときに右手も失ってしまいました。

宇佐美時重(うさみときしげ)

鶴見中尉と同じ新潟県出身。

頬に左右対称の大きなほくろが特徴です。

宇佐美が12歳の時に友人の高木智春を殺してしまいます。

その時、鶴見中尉が「自分の馬が蹴り殺した」と嘘をつき、宇佐美をかばったことで、鶴見中尉に心酔する一人

網走監獄で新人看守として潜入していましたが、バレてしまいました。

その失敗を報告したとき、鶴見が顔のほくろを使って棒人間の絵を書いてくれたことが嬉しくて、入れ墨をしてしまいます。

一見弱そうに見えますが、とても攻撃性が高い男です。

菊田杢太郎(きくたもくたろう)

第七師団の特務曹長。

第七師団のなかでは常識的な部類の人です。

日露戦争の奉天会戦で有古一等卒と共に重傷になり、傷の療養ため登別温泉で湯治していました。

鶴見中尉に従うふりをして、本当は鶴見中尉を監視する中央政府のスパイでした。

札幌の任務中にスパイであることがばれ、月島にとどめを刺されて死亡してしまいます。

有古力松(ありこりきまつ)/イポプテ

菊田特務曹長の部下であり、日露戦争時に一緒に戦った戦友です。

和名を有古力松といい、北海道登別出身のアイヌ人でイポプテという名前があります。

大きな体をしていますが、物静かで穏やかな性格です。

有古の父は、のっぺら坊によって殺されたといわれているアイヌ人の一人とされています。

土方歳三から鶴見中尉をスパイするように仕向けられたが、鶴見中尉に見破られました

逆に鶴見中尉に家族を人質にとられてしまい、土方たちへ二重スパイをしている状態です。

江渡貝弥作(えどがいやさく)

奈良県出身で、第七師団以外の協力者です。

過去に母親から歪んだ愛情を受けてしまい、去勢されてしまいました。

夕張に来て剥製づくりをしています。

墓荒らしの容疑がかけられましたが、鶴見中尉が人間の剥製を発見。

鶴見中尉が着ていた刺青人皮江渡貝に見せたところ、彼は心を開きました。

そして剥製を鶴見中尉に褒められたことで彼を慕うようになります

腕前を買われ、偽入れ墨人皮の作成を鶴見中尉から依頼されました

本物と見分けがつかないほどの出来栄えです。

完成品を鶴見中尉に渡そうと尾形からの襲撃から逃れようとしますが、炭鉱のガス爆発に巻き込まれ、がれきに挟まれて身動きがとれなくなり、炭鉱内で命を落としてしまいました。

まとめ

  • 鶴見中尉は、北海道に軍事政権を樹立させることが目的
  • 鶴見中尉を慕っている者たちの中には、過去に大きなトラウマを抱える人間が多い
  • 鶴見中尉は、人を自分に従わせるためには手段を選ばない
  • 第七師団は、戦闘能力の高い兵士の集団

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この記事を書いた人

漫画とワインが大好物。お気に入りの作品について書き綴っています。

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