ゴールデンカムイ|鯉登音之進の年齢やモデルは?父や兄との過去についても

鯉登音之進(こいとおとのしん)は、野田サトル原作の『ゴールデンカムイ』に登場する人物。

七師団第27聯隊に所属しており、階級は少尉。

鶴見中尉の一派であり、エリートの士官候補生。

薩摩出身の海軍少将・鯉登平二の次男。

鶴見中尉に心酔しており、ブロマイド代わりの写真を肌身離さず持ち歩いている。

また、自顕流の使い手であり、驚異的な脚力や、軽業の天才と称されるほどの高い身体能力をもつ。

この記事では、鯉登音之進の年齢やモデル、父や兄との過去について解説しています。

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ゴールデンカムイ|鯉登音之進(こいとおとのしん)の年齢やモデルは?

本作中ではめずらしい、育ちがよいおぼっちゃんキャラである鯉登少尉。

ここでは、鯉登少尉の人物や目的、能力やモデルについて解説します。

鯉登音之進とは?

大日本帝国陸軍第七師団第27聯隊に所属しており、階級は少尉。

薩摩出身の海軍少将・鯉登平二の次男

第一話時点で22歳(誕生日12月23日)

エリートの士官候補生であり、月島軍曹が補佐を務める。

キャッチコピーは「薩摩の貴公子」

鶴見中尉に心酔しており、つねに写真を持ち歩いている

一緒に写っている他の人物の顔の部分に、自分の顔写真を貼り付けているほど。

しかしながら、いざ鶴見と話すと、緊張のあまり早口の薩摩弁になる。

浅黒い肌、特徴的な眉の美男子である。

自分の容姿に自信があり、身だしなみを欠かさないなど、若干ナルシスト。

名門軍人の家に生まれただけでなく、年の離れた末っ子であったため、プライドが高く負けず嫌いで、マイペース

なにかあると、すぐに「月島ァ!」と呼び頼るが、いざ戦闘となると勇猛果敢に敵に立ち向かう。

樺太に渡り、多くの真実を目の当たりにすることで、指揮官として、人間として、大きく変化・成長するキャラクターである。

鯉登音之進の目的は?

心酔する鶴見中尉のそばにいるために、陸軍士官学校へ進み、第七師団に所属する。

鶴見中尉のために行動し、役に立つために奮闘するが、ボンボン育ちの詰めの甘さゆえ、脱線も多い。

根底では、父・鯉登少将のような立派な軍人、司令官になることを目指している

鯉登音之進の能力は?

自顕流の使い手である。

薩摩藩の剣術で、新選組の近藤組長が「自顕流の初太刀は外せ」といったと伝えられているほどで、幕末で比類ない強さを誇った。

身体能力が非常に高く、とくに脚力に優れている。

足に自信のあった稲妻強盗に迫るほどである。

天性の柔軟性、バランス感覚などから、曲芸の天才的な才能をもち、曲馬団の座長・山田に、熱心にスカウトされた

鯉登音之進のモデルは?

陸軍第7師団団長をつとめた、鯉登行一中将であると言われる。

鯉登行一中将は、1891年、愛媛県松山市に生まれる。

陸軍士官学校を卒業後、陸軍歩兵少尉に任官し、陸軍大学校を卒業。

参謀本部付勤務などを経て、大佐に昇進し、第77連隊長として日中戦争に従軍する。

その後、陸軍中将まで進み、北海道の第7師団長となった。

終戦を迎え、公職追放にあうも、戦死した部下の冥福を弔いながら、静かに余生を暮らしたという。

しかし、作中の鯉登少尉とは共通点が少ないため、現時点では、名前のみの借用であると思われる

父や兄との過去についても

鯉登少尉のキャラクターに深みを加えているのが父・鯉登平二と。兄・鯉登平之丞である。

ここでは、父・鯉登平二と、兄・鯉登平之丞との関係、16歳のころの誘拐事件について解説していきます。

父は鯉登平二

鯉登音之進の父、鯉登平二は、大日本帝国海軍に所属する少将。

戦艦、青森・大湊水雷団を指揮する

誇り高い軍人で、司令官として、息子を率先して戦地に送らねばならない、大義のためには息子の死をいとわないと語る。

しかし、内心では人一倍、次男の音之進のことを大切に思っている。

そのことは、後述する誘拐事件にて、犯人の潜伏場所が分かるやいなや、救出に向かったことや、任務を失敗したうえに負傷して、「情けんなか」とつぶやく音之進にたいし、周囲を気にしながら、「生きちょりゃよか」と声をかける様子などで明らかである。

誘拐の一件で、鶴見中尉には、恩義を感じており、要請に応じてたびたび雷型駆逐艦を出撃させている。

兄・鯉登平之丞との過去

故人。

鯉登少尉の13歳年上の兄

母親似の色白で、鯉登少尉そっくりの眉毛をもつ。

弟から桜大根とからかわれても、何も言い返さない優しい人物であった。

日清戦争の黄海海戦で、防護巡洋艦・松島に搭乗していたが、戦死。

音之進は、兄の死のショックから、船酔いが激しくなり、船に長時間乗っていられなくなった

このことが、鯉登少年に「兄のようになれない」「鯉登家のおちこぼれ」と自責の念を感じ、荒れるきっかけとなった。

鶴見中尉に心酔

鶴見中尉に心酔し、つねに鶴見の写真を持ち歩くほどです。

ここでは、なぜ心酔するようになったのかを解説します。

鶴見中尉との出会い

鯉登少年が14歳のとき、鹿児島にて出会う

きっかけは、父のド・ディオン・ブートン三輪車を勝手に乗り回していたところ、鹿児島に来ていた鶴見中尉にぶつかったことであった。

当時、鯉登少年は悪童であり、鶴見中尉に叱責されるものの、反発する鯉登少年

自顕流で杖を打ち込むも、素手で止められ、平手打ちをされる。

「太刀筋はまっすぐで綺麗なのに」と言われたことで目が覚め、和解。

その後、西郷隆盛の墓参りをするという鶴見中尉を、詫びとして案内する。

墓参りののち、月寒アンパンを食べながら、次第に打ち解ける。

鶴見中尉から問われるままに、戦死した兄・平之丞のこと、海軍の息子なのに船酔いするようになってしまったこと、兄のようになれない自責の念など、内心を吐露する。

「また偶然会えたなら、お互い友人になろう」という鶴見の言葉で、2人は別れる。

誘拐事件

鯉登音之進が16歳のとき、函館で覆面の男たちに誘拐された。

経緯は、以下の通り。

父・鯉登大佐の転属により、函館に転居した鯉登家。

ド・ディオン・ブートン三輪車を乗り回していたところ、覆面の男たちに誘拐される。

事件解決のために、鶴見中尉が派遣された。

三輪車が発見されたのがロシア領事館であったため、鶴見中尉はロシア勢力による、「函館要塞」と「大湊水雷団」を破壊して無力化させることが目的であると推測。

軍事上の重要な拠点であるため、もし無力化された場合は、大規模な戦争が始まる恐れがあった。

そのため、鯉登大佐は、犯人の要求が、要塞と駆逐艦の破壊であった場合、鯉登少年を見捨てる覚悟を、捜索班の鶴見中尉らに語る。

時同じくして、鯉登少年も「父は自分のために要求を飲まない」と覚悟を決める。

犯人からの要求の電話の際、「国んために死ね」と言い聞かせようとする父の言葉にかぶせ、「兄のような息子になれなかった」ことへの詫びと、「生まれてこなかったと思ってほしい」と語り、犯人に頭突きをする。

鶴見中尉は、その隙に、通話を逆探知。

五稜郭に犯人らが潜伏していることを突き止める。

それを知った鯉登大佐は、鶴見中尉を伴い、ド・ディオン・ブートン三輪車で爆走し、五稜郭に駆けつける。

犯人らに反抗した鯉登少年は、銃を頭に突き付けられるが、鯉登大佐が駆けつけたとき、覆面の男は「バルチョーナク」とつぶやく。

駆けつけた鶴見は扉の向こうで犯人たちと交戦し、鯉登と劇的な再会を果たす。

父が自分の無事を案じてくれていたことや、犯人と戦ったことを誇らしいと褒めくれたことで、鯉登父子のわだかまりは氷解する

その後、鯉登は海軍ではなく、陸軍士官学校を受験

合格し、その後、第七師団に所属となり、鶴見中尉の部下となる

誘拐事件への疑念と真実

亜港の病院で、鯉登少尉は、「バルチョーナク」「満鉄を調べてみろ」といわれたことをきっかけに、尾形が覆面の誘拐犯の一人であったことを確信する。
※「バルチョーナク」とは貴族の少年をからかう「ボンボン」的な意味

尾形「満鉄」のことをほのめかしたのは、故・花沢中将と尾形(親子)のように、自分たち鯉登親子も、鶴見中尉の芝居で取りこまれ、コマのひとつとされているだと、知らしめたかったのではないか。

推理を重ね、疑念を募らせる鯉登少尉に対し、月島軍曹「救われたからよいではないか」と突き放す。

芝居と甘い嘘で、相手に救いを与えるのは、鶴見中尉の常套手段であることを暴露した。

それでも、鶴見中尉の目指す場所についていく者たちが救われるなら、文句はないはずだといい、鶴見劇場を最後まで見届けたいと語る月島軍曹に衝撃をうけ、一時的に躁状態になる。

樺太帰還後の変化と成長

樺太帰還後、変わらず鶴見中尉を慕っているものの、盲目的な心酔には、変化がみられるようになった

  • 谷垣と妊婦のインカラマッを逃がすと決断し、月島軍曹毅然とした態度で従わせたこと
  • 札幌ビール工場で、鶴見中尉相手に、普通に状況報告できたこと
  • 札幌チャペルで、アシリパとソフィアに対し、自分の目的はあくまでも日本の防衛と繁栄であると語る鶴見中尉と盗み聞きして救われた表情をする月島軍曹の事情を慮り、それぞれのあるがままを肯定するようになったこと

上記は、鯉登少尉の内面的な成長を示していると言えるだろう

まとめ

  • 鯉登少尉は、七師団第27聯隊に所属しており、階級は少尉。鶴見中尉の一派である
  • 16歳のときの誘拐事件をきっかけに、鶴見中尉に心酔するようになる
  • 父は、海軍少将鯉登平二
  • 薩摩剣術・自顕流の使い手で、驚異的な身体能力を持つ

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