玉鳳隊とは、飛信隊、楽華隊と同様に数々の戦場を潜り抜けて来た秦軍期待の部隊。
最初の頃と比べると規模はかなり拡大傾向にあり、戦力を増強していることが判断できる。
指揮を執る隊長・王賁は、若いながらも度々重要な役目を任されるほど実力は確かな部隊である。
この記事では、王賁と玉鳳隊を形成する主要なキャラクター達の情報と魅力について解説します。
キングダム|玉鳳隊とは?
キングダム388話より引用
玉鳳隊とは、王賁が率いる秦の精鋭部隊である。
兵士の一人一人の武力が非常に高く、王賁の知力と合わさって巨大な戦力となる場面も多くみられる。
一方、作中では窮地の戦場に追いやられ、隊が壊滅状態に陥り、王賁も瀕死に陥るなどの厳しい描写も描かれている。
飛信隊、楽華隊と共に戦場を駆け巡る機会が多い。
三軍とも隊長が若くして将軍となっただけあって国王からとても期待されている。
王賁を中心にして戦場を縦横無尽に駆け巡る急襲部隊のような攻撃を得意としている。
玉鳳隊は騎馬隊を中心に編成されており、その機動力は秦軍随一である。
王賁(おうほん)とは?
王賁(おうほん)は、玉鳳隊を率いる将軍。
キングダム第580話より引用
王賁のプロフィール
王家の血筋を持つ一族の息子であり、将軍である王翦の息子でもある。
幼い頃から武芸を叩き込まれてきたその腕は確かなものであり、槍捌きは玉鳳隊の中でも随一である。
王族由来の英才教育で戦術の知識にも優れ、戦場を広くとらえて繰り出す戦術は一つの戦の戦況を大きく変える事もある。
人一倍責任感の強い性格で、自分が死んでも任された持ち場が落とされることは許さないとする確固たるプライドの持ち主でもある。
その性格上、無茶を通した結果により隊自体が大損害を受ける事態となったことも少なくない。
王賁自身も重症を負ってまで敵将軍を倒そうとする描写が描かれている。
奴隷上がりでありながらも将軍へと上り詰めようと努力している信の事は認めているようだが、ライバル関係を貫いている。
許嫁・彩華(さいか)
実は王賁には彩華という許嫁がいる事が判明している。
キングダム第674話より引用
王賁自身は彩華への態度は冷たいが、行動の節々に彩華への気遣いが見受けられる。
彩華の方からはとても慕っている様子が分かるので、いやいやなされた政略結婚という事ではなさそうである。
二人の間には子供が出来ているとのことで、現在判明している時点では子供を無事に出産している。
が、描かれたことはないので、今後描かれる事だろう。
玉鳳隊の主要キャラクター・登場人物
番陽(ばんよう)
キングダム第577話より引用
玉鳳隊古参メンバーの一人。
玉鳳隊の副官を務める。
王賁とは長い付き合いで、子供の頃から面倒を見てきた王賁の数少ない理解者である。
玉鳳隊の中で一番王賁を守るために尽力している人物である。
そのため、王賁が危機に追いやられ瀕死の状態を目にすると、涙を流しながら慌てふためく様子も描かれている。
関常(かんじょう)
キングダム第675話より引用
玉鳳隊メンバーの一人で、元は王翦軍の兵士だった。
王翦軍から玉鳳隊へ派遣されてきたエリート兵士である。
戦場の様々な場面で知略的な戦い方を見せ、王賁をサポートしている事が多い。
しかし時々、合理的な考えのもと下す冷徹な判断によって王賁と対立するというシーンもある。
亜花錦(あかきん)
キングダム第580話より引用
亜光軍から移籍してきた玉鳳隊のメンバーの一人。
不世出の天才であったり、悪童という呼称がついている人物である。
キングダムに登場する兵士の中でもかなり独特な性格で、子供のようにはしゃぐ様子も見受けられる。
その粗暴の悪さや上部のいう事を聞かず、自己判断での行動をよく行っている。
そのため呼称のとおり、戦の実力を十分に持ちながらもその性格故に千人将止まりとなっている出世ベタの天才である。
しかし、それだけの横暴に走っても隊に存続できていることから分かるとおり、戦のセンスは抜群で、亜花錦独自の判断で行った奇襲攻撃などにより多くの戦況や将軍が窮地を脱している場面が描かれている。
まんまるとした目の特徴とも相まって、一見イカれた将軍のように映るが、亜花錦なりに軍へ大きく貢献しようとしている事が分かる。
「ギギギ」という口癖も特徴的で、騎馬に乗りながら戦場を駆け巡っている最中にもしょっちゅう口にしている。
宮康(きゅうこう)
キングダム第587話より引用
宮康は関常隊から関常と共に入ってきた新入りである。
巨漢であり確かな実力を持っている。
性格はかなり穏やかで基本的には気の抜けたような表情をしている。
松琢を守るために戦死している。
比較的新入りではあるが、最期に松琢に王賁を託した事で王賁への確かな忠誠心を示している。
松琢(しょうたく)
キングダム第587話より引用
松琢も関常隊から移籍してきた兵士の一人。
宮康と古い付き合いである。
二人は兄弟のように仲が良く、沢山の戦場をしぶとく二人で助けたって生き延びてきた。
戦闘シーンは少ないものの、宮康との仲の良さから先頭においても確かな実力を持っているとされる。
宮康との死別は彼にとってはとても大きいものとなった。
黒金(こくきん)
玉鳳隊メンバーで名前が判明している兵士の一人。
目の縦傷が特徴的な騎馬兵。
戦闘シーンは少ないが、口数の多さが玉鳳隊の中で目立っており、軽薄な言動を慎むよう指摘されることもある。
夏久(かく)
玉鳳隊メンバーで名前が判明している将校の一人。
得物は槍。
鄴編で朱海平原の戦い初日に、馬南慈に討たれた。
毛順(もうじゅん)
キングダム第579話より引用
玉鳳隊兵士。
朱海平原の戦いで、指数本失ったが、王賁の「その手で戦えるのか?」という問いかけに笑顔で応じた。
呂氾(ろはん)/曹安(そうあん)
キングダム第579話より引用
玉鳳隊兵士。
朱海平原の戦いで、右目を負傷した呂氾と左目を負傷した曹安。
王賁の問いかけに対して、2人で補って戦えばなんとかなると答えた。
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まとめ
- 玉鳳隊は、飛信隊・楽華隊と同じくとても将来が期待されている若手の軍
- 王賁は、責任感のある隊長で、文武共に超一流である王家出身の将校
- 番陽は、玉鳳隊最古参の王賁のお世話係で、戦場でも王賁の下を離れないほど溺愛
- 関常は、玉鳳隊のブレーン。王賁が突っ走らないためのブレーキの役割
- 亜花錦は、玉鳳隊一のクセ者で、基本的に人のいう事を聞かないが、戦への貢献度は大
- 宮康と松琢は、仲良し古参コンビで、共に戦場を乗り越えてきたが、宮康は戦死
- 黒金は、お調子者だが、騎馬兵であることからそれなりに実力があると推測
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