【ワールドトリガー】ハイレインの卵の冠とは？アフトクラトルの目的についても

ハイレインは、葦原大介原作の人気漫画「ワールドトリガー」の敵役。

突如、アフトクラトルから“こちら側の世界”に襲撃してきたネイバーのボスです。

侵攻の理由は、アフトクラトルが直面するある問題にあります。

この記事では、ハイレインのプロフィールとアフトクラトルの目的について解説しています。

【ワールドトリガー】ハイレインとは？

ハイレインは、アフトクラトルから来たネイバーで、明確な目的を持って侵攻してきました。

落ち着いた言動で遠征部隊の采配を振るうリーダーで、指示の裏で複数の策を講じている様子。

その合理的な判断は、時として非情とも取れます。

ワールドトリガー第52話より引用

ハイレインのプロフィール

アフトクラトル出身の遠征隊長。

• 年齢：29歳
• 身長：180cm
• 好きな物：優秀な駒、陽動・分断、家族・穏やかな暮らし
• 黒い角を持つ

四大勢力の一角ベルティストン家領主

ハイレインは、アフトクラトル国内で支配権を争う四大領主・ベルティストン家の当主。

お抱えの配下は数知れず、相当な額の軍事費用を動かせる立場にあるといえる。

大規模侵攻では、爆撃型トリオン兵のイルガーのほか、戦闘に特化したラービットも数多く動員。

希少であるブラックトリガーを遠征に4つも起用できるのは、位の高さゆえだと思われる。

防衛任務にあたるボーダー隊員のうち、脱出機能がついていないC級隊員をラービットを使って捕縛していた。

根暗と言われる理由

ハイレインは、侵攻に関して非常に慎重な姿勢を見せている。

ボーダー基地のある三門市に事前にラッドを潜伏させ、ボーダー隊員について綿密に調査していた模様。

大規模侵攻においては、戦力をうまく分散させ、強力なブラックトリガーを補佐に付ける厳重体勢を敷いている。

必要とあらば、自らが足止めになることもいとわない。

ワールドトリガー第74話より引用

実際に、わざと派手な攻撃で人目を惹き付けた後、目的を達したと判断してミラの能力で移動。

冷静な烏丸や戦闘経験豊富な米屋さえもあざむく戦術を見せている。

対戦における勝敗と任務達成を区別しており、後者に重きを置く策士といえる。

柔軟な対応と大胆な行動力を持ち合わせているため、本懐が分かりにくく、大規模侵攻でボーダーは苦戦を強いられた。

最悪のパターンをも想定して用意周到で手堅く成功を収める手法をとることから、エネドラに「根暗」と言われている。

エネドラとヒュースを置き去りにした理由

遠征で「神」の器が見つからなかった時の第二の策として、配下のエリン家当主を「神」として献上することも始めから視野に入れていた。

ボーダーとの抗争で、エネドラとヒュースを置き去りにすることもハイレインの計画の内。

2人を切り捨てる理由は、エネドラのブラックトリガーの回収と、ヒュースのエリン家当主への敬愛にあった。

特にヒュースは、エリン家当主が「神」に選出されれば、真っ先に反乱分子となり得ると警戒。

ハイレインは、ヒュースにエネドラへの裏切りを耳打ちして信頼をアピールし、置き去りにする計画をひた隠しにすることに成功した。

ちなみに、エネドラにも同じ手を使って陥れている。

その後、アフトクラトルへと帰還しながら、属国のガロプラとロドクルーンにボーダーの遠征の邪魔立てを命じた。

ブラックトリガー卵の冠（アレクトール）とは？

ブラックトリガーとは、トリオン能力に優れた者が、持てる全ての力を注いで命と引き換えに作り上げるトリガー。

作成者との相性が良い者にしか使えないが、能力はノーマルトリガーとは比べものにならないほど強力で特殊です。

アフトクラトルが保有するブラックトリガー

レプリカの情報では7年前の時点で、アフトクラトルが保有するブラックトリガーの数は13にも及んでいる。

ブラックトリガーは1つあるだけでも戦争の局面を左右するとされており、この所持数は非常に脅威的といえる。

卵の冠（アレクトール）もその一つ。

ハイレインは、利益至上主義で、先の侵攻ではあくまで目的を達成するためとして活用した。

つまり、純粋な戦闘力は未知数であり、本気で打ち負かそうと思えば可能であるかのような発言も見受けられる。

また、遠征に連れて来た他のブラックトリガーについても、詳細を把握している節がある。

卵の冠（アレクトール）の能力について

卵型のトリガーを手の平の上に浮かばせ、そこから動物の形をした弾丸を放出する。

様々な動物を生み出していることから、出水公平からは「わくわく動物野郎」と揶揄されている。

弾丸には触れたトリオンをキューブ化する効果がある。

弾丸のスピードはボーダーのA級上位の隊員でやっと見切れるほどの速さで、完全に回避することは容易ではない。

あまりかわされることが少ないため、烏丸がガイストを起動して見せた速さに弾速が追いつかなかった際には驚いていた。

弾数の多さは反則級で、同時に複数の標的を確実に狙い落としている。

能力をガードにも応用し、向かってくる攻撃をキューブ化で回避。

高い防御力を誇り、メテオラによる広範囲で高火力の奇襲もガードしきれるようである。

ハイレインは、特性や大きさの違う弾丸を器用に使い分けている。

• 「鳥」は、目標に向かって真っすぐ飛んでいき、最も遠隔の攻撃が可能。
• 「魚」は、群れで動き、攻撃では最も複雑な動きを見せ、身の回りを泳がせれば防御にもなる。
• 「虫」型は、最も小さく、狙いを定めるのをより困難にするほか、マントの裏に複数忍ばせることで防具の代わりとしている。
• 華麗な攻撃を囮にして、地を這う「トカゲ」や足元にあっても見えにくい「クラゲ」を罠として放つことも。

ワールドトリガー第68話より引用

また、キューブ化したトリオンを卵に吸収させれば、自らのトリオン体を修復することが可能。


異彩を放つ「卵の冠（アレクトール）」に抗する手立てとしては、トリオン以外には効力を発揮しないという弱点を突くことが挙げられる。

現時点では、物理的攻撃に切り替えるか、鉛弾による射撃が有効と見られている。

トリガーを解除した状態の修には攻撃が当たって砕け散るだけで、結果としてキューブ化した千佳を守り切ることが出来た。

ただし、頭脳派のハイレインによって、陽動や複数人への牽制がなされ、腕利きのボーダー隊員たちが留まることを余儀なくされたのは確かである。

アフトクラトルについて

アフトクラトルは、ネイバーフットに点在する国のうち、“こちら側の世界”に接近する四大惑星国家の一つ。

トリガーの開発を独自に進める強力な軍事国家で、「神の国」という異名を持ちます。

「神」とは、惑星そのものを形成するマザートリガーと同化する生贄のことです。

「神」のトリオン能力に応じて国土や資源といった国力が左右されるため、代々、入念な人選が行われてきました。

現在「神」の寿命が尽きそうとあって、国内では新たな「神」の選定に情勢が揺らいでいます。

ワールドトリガー第105話より引用

アフトクラトルの目的

ハイレインは、優秀なトリガー使いを捕獲するため、自ら遠征に赴いている。

その目的は、次なる「神」を発見し、新時代で実権を握ること。

また、捕らえた者を兵力として従えて、勢力を拡大しようという目論みもある。

雨取千佳のトリオン反応を見るやいなや、「神」候補になる「金の雛鳥」としてターゲットを変更。

当初の予定では戦闘に出るつもりは無かったが、自ら千佳を捕らえるため出陣した。

その他、出水公平の天才的な手腕を見て手に入れられないのが惜しい戦力と称している。

アフトクラトルの角つきとは？

アフトクラトルでは、幼児にトリオン受容体である「角」を埋め込み、トリオン能力を後天的に強化させる研究が進められている。

成長とともにトリオン量が向上し、移植されたトリガーとの適合性も上がる。

トリガーを手足のように自在に操作できるようになるため、その戦闘力はノーマルトリガーをはるかの上回るとされている。

ワールドトリガー第54話より引用

ブラックトリガーの適合者の角は黒く変色する。

ハイレインは、耳のあたりから後方に伸びる黒い角が特徴。

額に付けられている者との違いは明らかになっていないが、家柄が関係しているのかもしれない。

まとめ

• ハイレインは、アフトクラトルの四大領主の一人で、遠征部隊を率いる隊長
• ハイレインは、優れたトリガー能力を持つ者を捕らえるために三門市を襲撃
• ハイレインは、ブラックトリガー（卵の冠・アレクトール）使い
• ハイレインは、アフトラクトルの次世代の政権掌握を狙っている

ワールドトリガーは、現在23巻まで発売されています。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。