梅村真也原作、アジチカ作画、フクイタクミ構成「終末のワルキューレ」は、月刊コミックゼノンで連載中の人気バトル漫画。
神対人類最終闘争(ラグナロク)とは人類滅亡を決めた神々と、それを覆そうとする戦乙女によって選出された人類の英傑達によるタイマン勝負。
有名な神々と英傑達が熾烈な戦いを繰り広げます。
この記事では、ラグナロクのルールと出場メンバー、試合状況について解説します。
【終末のワルキューレ】ラグナロク(神vs人類最終闘争)とは?
ラグナロクとは、人間が滅ぶのを潔しとしないブリュンヒルデが申し込んだ神と英傑達によるタイマン勝負の事です。
ラグナロクのルール
ルールは13対13のチーム戦で、先に7勝した方の勝利となっています。
負けたら人類は滅亡、勝ったら1000年間は平和となるのです。
勝敗の事を除けば、所謂団体競技みたいな感じだと捉えていいでしょう。
しかし、負けてしまったら魂まで消滅し、二度と転生する事が不可能になります。
なぜ過去一度も行われていなかった
しかし、このラグナロクは今の今まで一度も行われませんでした。
一応、ヴァルハラ憲法の第62条第15項に定められており、超特別条項に指定。
その理由は単純明快、例え英知に優れていたり、力が強くても人間が神に勝つのは無理だからです。
それ故に超法規的条項(神々の戯れ)として制定されています。
実際、オーディンが使役している鳥であるフギンとムニンも「やるだけ無駄」と言っていて、他の神々も同意見でした。
しかし、ラグナロクをやる事を勧めたブリュンヒルデは「ビビってるんですかァ」と挑発。
神々は普通の人間よりも短気なこともあり、ラグナロクが初めて開催されることになったのです。
終末のワルキューレ第1話より引用
ラグナロク出場メンバーについて
次は出場メンバーについて解説します。
とんでもないメンバーです。
英傑側出場メンバー
- 呂布奉先
- アダム
- 佐々木小次郎(ささきこじろう)
- 沖田総司(おきたそうご)
- ジャック・ザ・リッパー
- 始皇帝(しこうてい)
- レオニダス王
- 雷電為右衛門(らいでんためえもん)
- ニコラ・テスラ
- 坂田金時(さかたきんとき)
- グレゴリー・ラスプーチン
- ミシェル・ノストラダムス
- シモ・ヘイヘ
そうそうたる面々ではありますが、中には戦いに不向きな者もいる気がします。
選んだのはブリュンヒルデなので、ちゃんと考えている事でしょう。
神側出場メンバー
- トール
- ゼウス
- ポセイドン
- シヴァ
- 釈迦
- ロキ
- オーディン
- ベルゼブブ
- 毘沙門天
- ヘラクレス
- アポロン
- スサノヲノミコト
- アヌビス
こちらもまたそうそうたる面々です。
完膚なきまで叩きのめすために、集めた面子とも言えます。
ラグナロク対戦カード・結果
最後にラグナロクでの試合状況について解説します。
神側が優勢ですが、一進一退の状態とも言えます。
第一試合:トールvs呂布
第一試合はトールと呂布が激突。
双方とも得物による攻撃を繰り出していき、呂布は方天戟振るってトールに傷を与えます。
更にトールが身に着けているヤールングレイプルをも破壊するも、トールはそれを脱ぎ捨て覚醒したミョルニルを構えます。
そして覚醒雷槌(ゲイルロズトールハンマー)と言う技を繰り出し、呂布の両足を破壊。
しかし、呂布は立ち上がり、駆けつけた赤兎馬に乗って生前会得した天喰を繰り出し、トールの覚醒雷槌(ゲイルロズトールハンマー)にぶつけます。
終末のワルキューレ第6話より引用
その結果、方天戟と右腕を失った呂布。
「コレか…コレこそが…歓喜と言う感情か」
全力を出し切った事に満足してトールの一撃で消滅しました。
呂布の部下や赤兎馬も後を追うようにトールに突撃。
トールも手向けと言う形で葬ったのです。
第二試合:ゼウスvsアダム
第二試合はアダムとシヴァが戦う予定でした。
しかし、ゼウスが我儘を言って代わったため、ゼウスとアダムの戦いに。
アダムはゼウスの攻撃を避けながら、相手の技を模倣する神虚視(かみうつし)で圧倒。
ゼウスは筋肉を自ら絞り上げ、極限まで圧縮する事で阿陀磨須(アダマス)という最終形態になるも、アダムに圧倒されます。
しかし、最終形態のゼウスがに繰り出した攻撃を避けるために、神虚視(かみうつし)を常時発動せざるを得なかったアダムは、限界を迎えて流血。
その隙を突いたゼウスが猛攻を仕掛けて、深いダメージを受けるアダム。
それでも、人間達の想いを受けたアダムは、ゼウス相手に殴り続け、尻餅をつかせます。
しかし、アダムはとっくに息絶えていたのです。
終末のワルキューレ第12話より引用
第三試合:ポセイドンvs佐々木小次郎
第三試合はポセイドンと佐々木小次郎の試合。
ポセイドンの攻撃を小次郎は先読みして避ける千手無双を駆使し、避けていきます。
しかし、ポセイドンが本気を出すと、小次郎は劣勢に立たされます。
徐々に対応し始めた小次郎。
それでもポセイドンには刃は届かず、武器も折られてしまいました。
しかし、武器は二本の刀となり、佐々木はかつて戦った剣豪の技を駆使してポセイドンに傷を与えました。
終末のワルキューレ第19話より引用
それでも、攻勢に出るポセイドンに対して、小次郎も千手無双を萬手無双へと進化させて対応。
そして、小次郎はついにポセイドンを切り裂き、勝利したのです。
第四試合:ヘラクレスvsジャック・ザ・リッパー
第四試合はヘラクレスとジャック・ザ・リッパーの戦い。
正々堂々と真っ向から戦うヘラクレスと、手数や話術、狡猾な策を駆使するジャック。
終末のワルキューレ第22話より引用
やがてヘラクレスは自分の消滅と引き換えに力を与える十二の災禍と罪過(エルキュール・エクソダス)の御業を発動し、ジャックを追い詰めます。
しかし、ジャックも様々な伏線を張り巡らせながら、ヘラクレスの左腕を切断。
最後にヘラクレスは冥界より出でし厄災(地獄の番犬ケルベロス)になり、ジャックを追い詰めるもジャックは神器である自らの手袋でヘラクレスを貫いて勝利しました。
第五試合:シヴァvs雷電為右衛門
第五試合はシヴァと雷電為右衛門の戦い。
序盤はお互いに喧嘩を仕掛ける両者。
やがて雷電は神器によって今まで封じ込めていた筋肉を解放し、シヴァの4本の腕のうちの1本を粉砕しました。
それでもシヴァは踊りながら雷電に攻撃を連続で叩き込み、更に体を燃やしていく輪廻舞踊(ターンダヴァ)を発動。
終末のワルキューレ第38話より引用
雷電にダメージを与えると共に左目を潰します。
しかし、雷電は笑いながらこれまで封じていた相撲を解禁し、強化された鉄砲の八咫烏(やたがらす)でシヴァの腕2本を吹っ飛ばしました。
対するシヴァは自身の心臓を手で直接刺激し強制的に心拍を上げることで、自身の生命を元に身体を燃焼させ、攻撃すれば身体に筋肉を瞬時に炭化させれる超高熱の炎を纏っている輪廻舞踊・灰塵(ターンダヴァ・カルマ)を発動。
長引けば自分自身も灰になる可能性がある技で、雷電と真っ向勝負しました。
雷電の八咫烏(やたがらす)とシヴァの大切炎舞(デーヴァローカ)がぶつかった結果、雷電の右腕は焼けて使い物にならなくなってしまいました。
思う存分相撲が出来たことに満足した雷電は負けを認めます。
そして、シヴァもまた雷電のことを認めて倒したのです。
第六試合:零福vs釈迦
第六試合は本来は神側として出場する予定だった釈迦が人間側の味方になりました。
一方、神側は毘沙門天。
しかし、他の七福神と一体化し、釈迦に恨みがある零福として戦う事に。
不幸を取り込んで攻撃力を高める斧爻を振るう零福に対し、正覚阿頼耶識(しょうかくあらやしき)で回避し、六道棍による様々な武器変化で対抗する釈迦。
激しい戦いの末に、零福は自分は釈迦みたいになりたかった事を悟ります。
釈迦に負けたことによって零福の恨みは消えましたが、突然変異で冥界の伝説とされた狂戦士の波旬(はじゅん)に姿を変えます。
波旬は、圧倒的な力で釈迦を攻め立てるのでした。
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まとめ
- 神対人類最終闘争(ラグナロク)は13対13によるタイマン勝負で、先に7勝した方が勝ち
- 人間が滅ぶのを潔しとしないブリュンヒルデが申し込んだ
- 負けたら神も英傑も戦乙女も魂を完全に消滅させられ、転生も出来なくなる
- 英傑側も神側もそうそうたる面々が揃っている
- 試合状況は英傑側が不利になっており、予想外の展開が起きている
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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