終末のワルキューレ|ジャック・ザ・リッパーの技や武器は?過去と結末についても

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ジャック・ザ・リッパーは、原作・梅村真也、作画・アジチカ、構成・フクイタクミ「終末のワルキューレ」の主要キャラクターです。

人類滅亡を決めた神々と、それを覆そうとする戦乙女によって選出された人類の英傑達によるタイマンに出場するロンドンで有名な殺人鬼。

戦闘は不向きな感じに見えますが、自分の武器を駆使して戦いました。

この記事では、ジャック・ザ・リッパーのプロフィールと能力、武器、過去について解説しています。

終末のワルキューレファンの方必見!

目次

【終末のワルキューレ】ジャック・ザ・リッパーとは?

ジャック・ザ・リッパーは、本作の主要キャラクターで、ロンドンで有名な殺人鬼

ジャック・ザ・リッパーのプロフィール

  • 性別:男性
  • 異名:霧の殺人鬼
  • 出身:イギリス
  • 家族:メアリー(母)
  • 好み:紅茶、シェイクスピアの本

ジャック・ザ・リッパーの能力

ジャックの能力は相手の感情を読み取れる事です。

普段モノクルで隠してる右目で相手の感情を読み、しかも色まで判別できます。

これは悪意の中を生きるために必要な能力であり、神から貰ったものと言ってます。

因みにヘラクレスの色は凄く良い色をしていたので、興奮したのです。

ジャック・ザ・リッパーの過去

ジャックは、母親のメアリーを手にかけた過去があります。

メアリーの存在

19世紀のロンドンでジャックはゴミを漁って食料を得ていました。

そして全術の右目の能力を使って、生き延びてきたのです。

それに母親のメアリーがとても良い色をしていたので、決して苦しくありませんでした。

世界で一番幸せだと感じながら、日々シェイクスピアの本を読んでいたのです。

母親のメアリーは、ジャックの誇りであり、唯一の心の拠り所でした


怪物の誕生

そんなある日、ジャックが戻るとメアリーが荒れていました。

作家として成功したら結婚すると約束していたジャック・スミスが別の女性と結婚したためです。

慰めるジャックに対して、豹変したメアリーの言葉は無情でした。

「あんたなんか産まなきゃ良かった」

そしてメアリーが他の悪い者達と同じ色に染まったのを確認したジャックは、彼女の首を締めていました。

終末のワルキューレ第25話より引用

同時にメアリー恐怖の色に染まっていくのを確認したジャック。

そのあまりの美しさに高揚したジャックは、メアリーをナイフで刺し殺しました。

その後、ジャック・スミスも始末したジャックはロンドンの闇の中へと消えました。

怪物が誕生した瞬間です

ジャック・ザ・リッパーの武器

ジャックの武器は多様に存在します。

試合前にヘラクレスに巨大な鋏を神器として見せました。

電柱をも切り裂く切れ味を見せましたが、戦いの末に壊れました。

しかし、これは神器ではありませんでした

ピアノ線

ティータイム前に壁と壁の間に仕込んでいた糸です。

それでヘラクレスの目を潰そうとするも気づかれました。

戦いながら張り巡らせて宙に浮かぶ事も出来、それを利用してナイフを雨のように降らせたりしました。

ナイフ

武器としてナイフも用意しています。

事前に罠の一つとして展開させて降らせたり、自ら投げつけたりしました。

しかも変化球として投げつけたりもしたのです。

バタフライナイフも所持していて、ブーメランとして飛ばしたりする事も可能。

終末のワルキューレ第22話より引用

アンカー付きの拳銃

アンカーを仕込んである拳銃も武器として使います。

それを使って素早く移動したりするのです。


神器を生み出す袋

ジャックが新たに神器だと言った袋です。

袋以上の大きさのものを出せはしないが、それ以外なら複数取り出す事が出来ます。

実際、そこからナイフ等を取り出していたのです。

しかし、それも嘘でした。

傘もジャックにとっては武器です。

袋から取り出し、開いて回転させる事でヘラクレスの棍棒の攻撃を受け流します。

柔らかい身体と体術

武器を使うだけじゃなく柔らかい身体と体術もジャックの武器です。

ヘラクレス十二の災禍と罪過(エルキュール・エクソダス)第一の御業・大地を喰らう咆哮(ネメアの獅子)を受けたジャック

壁に激突させられ、肩も外れましたが、外れた肩を平然と元に戻しました。

更に冥界より出でし厄災(地獄の番犬ケルベロス)になったヘラクレスの攻撃も紙一重で回避したのです。


手袋

ジャックが身につけている手袋こそが真の神器でした。

嫌がる戦女神のフレックを脅して、強引に神器錬成(ヴェルンド)したのです。

終末のワルキューレ第26話より引用

手袋が掴んだものは全て神器へと変化

そして、ビッグベンの文字盤でヘラクレスの左腕を切断したのです。

ジャック・ザ・リッパーの技

ジャック・ザ・リッパーの技は、2つ繰り出されました。

また、巧みな話術もある意味技と言えるのではないでしょうか。

輪舞曲(ロンド)の祝福

マントを振るって、闘技場にある塔を神器化。

そして輪舞曲(ロンド)の祝福と言う技に昇華させ、それを斬り倒して相手に直接ぶつける技。

それを見たコナン・ドイルは、ジャックの一連の動作を『何という悪魔的プロット』と戦慄した。

Dear GOD

自分の血を手袋にまとわせて神器にするDear GOD

最後は、この手刀でヘラクレスの身体を貫きました。

終末のワルキューレ第29話より引用

巧みな話術と伏線

ジャック一番の武器は話術と伏線引きです。

ジャックは一つ一つの言動や動きで、ヘラクレスや試合を見ていた観客や神々を騙し、驚愕させてきました。

そしてそれらを上手く利用したからこそ、ヘラクレスに勝利できたのです。


ジャック・ザ・リッパーの名言集

ロンドンで殺人を繰り返したたジャックの名言集を纏めました。

「これが私の神器錬成(ヴェルンド)です」

終末のワルキューレ第21話より引用

ジャックヘラクレスに対し、神器である鋏を見せた時に言った言葉。

この時は誰もがそう信じていましたが、それは嘘でした。

「失敬。ちょうど紅茶の時間(ティータイム)だったので」

終末のワルキューレ第21話より引用

戦いが始まったと同時に逃げ出し、ティータイムを楽しむジャックを追って来たヘラクレスに向けた言葉。

「戦といえどティータイムは休息するのが紳士の嗜み。一杯いかがですか?Sir」と続けましたが、ヘラクレスに拒否されました。

しかも仕掛けていた罠も見破られ、ヘラクレスの怒りを増長させました。

「あれ、嘘です」

終末のワルキューレ第21話より引用

神器である鋏を砕いたのに、神器じゃないはずのナイフで傷けられたヘラクレス

その理由を問いただした時のジャックの言葉。

ヘラクレスだけじゃなく人々や神々も欺いていたジャックヘルメスロキも感心していました。

「それが紳士(ジェントルマン)の嗜みですから」

終末のワルキューレ第21話より引用

自分の神器錬成は、神器を創出する袋そのものであり、「身につけるものは既製品(レディメイド)ではなく、特注品(オーダーメイド)」とだとだと語るジャック。

さらに続けた英国紳士であるジャックらしい決め台詞です。

「楽しんでやる苦労は苦痛を癒すものだ」

終末のワルキューレ第24話より引用

ヘラクレスの攻撃をもろに喰らいながらも、難なく立ち上がって外れた肩を治したジャックの言葉。

これはシェイクスピア「マクベス」からの引用

戦いを楽しむジャックにとって、この一撃は痛みだと感じていないのかもしれません。

「ゾクゾクします」

終末のワルキューレ第25話より引用

ヘラクレスの色が想像以上に美しい色だったので、興奮したジャック

ヘラクレスが逝く瞬間、どんな色に染まるのか想像しながら発した言葉。

これまで人間は何人も始末してきたが、初めて神を手にかけることに対して高揚を抑えきれなかったのでしょう。

「真実の愛はこれほどにも美しいものだったんですね…」

終末のワルキューレ第28話より引用

どんな事があっても感情の色が変化しないヘラクレスを見たジャックの言葉。

メアリーの感情が偽物だったことに気付かされたジャックは、同時に自分好みの色に染めたいと歪んだ感情を見せるのでした。

「いえ…私の…負けです…」

終末のワルキューレ第29話より引用

ヘラクレスを倒した際にジャックが言った言葉。

倒しても猶、自分の色に染められなかったヘラクレスの姿に、戦いには勝ったが勝負では負けたと認めざるを得なかったのでしょう。

結果:ヘラクレスVSジャック・ザ・リッパー

  • 試合時間:26分57秒
  • 決まり手:Dear GOD
  • 勝者:ジャック・ザ・リッパー

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まとめ

  • ジャック・ザ・リッパーは、本作の主要キャラクターで、ロンドンで有名な殺人鬼。
  • ジャック・ザ・リッパーの能力は相手の感情を見れる右目
  • ジャック・ザ・リッパーの武器はナイフや話術と盛りだくさん
  • ジャック・ザ・リッパーは母親のメアリーを始末した過去がある
  • ジャック・ザ・リッパーは、ヘラクレスとの試合には勝ったが、勝負には負けた

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

漫画とワインが大好物。お気に入りの作品について書き綴っています。

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