風の谷のナウシカのクシャナ殿下の左手は義手?腕がない体になった過去について解説

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宮崎駿監督の不朽の名作「風の谷のナウシカ」が12月25日の金曜ロードショーで放映されます。

これから先、我々がいかに生きていくべきかを問いかける今の世の中に最もふさわしい作品です。

この記事では、「風の谷ナウシカ」に登場するクシャナ殿下の左手は義手なのか?腕がなくなった過去について解説しています。

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目次

クシャナ殿下の左手は義手?

まず、クシャナ殿下の左手は義手なのかについて解説します。

義手であることを見せるシーン

映画では、捕虜になったクシャナ殿下を釈放する代わりに

「巨神兵を酸の湖深く沈め本国へ帰ってくれぬか」とユパがクシャナ殿下に告げるシーンで、

クシャナ殿下は、鎧(義手)を外します。

そこには腕がありませんでした。

クシャナの左手は義手だったんですね。

 

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セリフのおぞましきものの意味

また、同じ場面でクシャナ殿下のこんなセリフがあります。

「わが夫となる者は、さらにおぞましきものを見るだろう」

これはどういう意味でしょうか?

このセリフの前にユパが「蟲にか…」とつぶやき、

クシャナ殿下はそれを否定しないので、

クシャナの左腕は、蟲に襲われたことが原因なのは間違い無さそうです。

そして、蟲に襲われた際に左腕だけでなく、その他の部分も損傷した可能性が高そうですね。

自ら「おぞましきもの」と表現するくらいですし、

「腐海を焼き、蟲を殺し、人間の世界を取り戻すに何をためらう」

というセリフからも、クシャナ殿下の蟲に対する憎悪の念をかなり強く感じますので、

相当酷ひどい怪我の状態であることが想像されます。

ここで少し気になったことがあります。

映画のラストで、クシャナが巨神兵を引き連れて登場して、王蟲への攻撃を命令するシーンで、

捕虜になっていた時には付けていた右手の鎧を付けていませんでしたが、左手と両足には鎧を付けていました。

<39秒あたりからクシャナ殿下の全身の様子が確認できます>

もしかしたら両足も義足の可能性があるではないでしょうか。

映画では明確にされていないのではっきりしたことはわかりませんが、

「わが夫となる者は、さらにおぞましきものを見るだろう」

というセリフは、なんとも思わせぶりですね。

腕がない体になった過去について

前述の通り、クシャナ殿下の腕がなくなったのは、蟲が原因のようです。

それでは、なぜクシャナ殿下は蟲に襲われることになったのでしょうか?

なぜ蟲に襲われることになったのか

基本的に蟲は腐海を守っているわけなので、

クシャナ殿下が、何らかの目的で腐海に入り、
蟲たちにとって害のある行為を行ったからでしょう。

こちらについても映画では全く言及されていないので推測の域を出ません。

またこの後説明しますが、そもそもこの考察自体意味がないものかもしれません。

その理由については、この後解説します。

原作との違い:原作(漫画)では義手ではない

ここまで

  • クシャナ殿下の左手は義手なのか?
  • 左手以外の部分も相当ひどいけがをしているのではないか?
  • もしかすると両足も義足ではないのか?

といったことを推察してきましたが、

実は、

これはあくまでも映画だけの設定なんです。

原作(漫画)でのクシャナ殿下は、映画版のように義手になっている描写は有りません。

鎧は身に付けていますが、それはあくまでも戦闘用のもので鎧の中が空洞ということはないのです。

 

つまりクシャナが蟲によって体の一部を失ったというのは、映画版『風の谷のナウシカ』のオリジナル設定です。

当然のことながら、

「わが夫となる者は、さらにおぞましきものを見るだろう」

このセリフも原作では描かれていません。

なぜ映画では設定を変えたのか?

それでは、なぜ設定を変える必要があったのでしょうか?

これは、ナウシカの対極の人物像として、クシャナ殿下を設定したのではないでしょうか?

ナウシカ クシャナ殿下
風の谷という辺境諸族の王女 強大なトルメキア王国の王女
風や自然の力を操る 兵器(火器)を使用する
蟲や腐海と共存する 蟲や腐海の存在を憎む

こうして比べてみればわかりやすと思いますが、

映画で描かれているクシャナ殿下は、原作の設定と違って完全に悪役です。

このように映画に登場する2人の王女を対比させることによって、

観る側の人たちにとって、わかりやすい物語にしているのではないでしょうか。

映画のラストで、クシャナ殿下は、巨神兵に命じて王蟲を攻撃します。

その動機付けとしても、この設定の変更が必要だったのでしょう。

クシャナ殿下は、原作においては、悪役どころか、もうひとりの主人公と言っても過言ではなく、

容姿端麗かつ聡明で、部下から絶大な信頼と忠誠を得るカリスマ性も持ち合わせる優秀な武人であり、

その優秀さ故に身内から疎まれ、裏切られるという役どころなんです。

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まとめ

  • (映画では)クシャナ殿下の左手は義手
  • (映画では)クシャナ殿下は左手以外にも相当な損傷を負っている
  • 映画と原作では、クシャナ殿下の設定が大きく違う
  • 設定を変更することで、2人の王女を対比させて、物語をわかりやすくしている

映画でのクシャナ殿下の設定は、原作と大きく異なります。

興味のある方は、ぜひ原作を読んでみてください。

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最後まで読んでいただきありがとうございました

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この記事を書いた人

漫画とワインが大好物。お気に入りの作品について書き綴っています。

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