風の谷のナウシカの舞台のモデルとなった国はパキスタン?民族衣装やギリシャ神話との関係についても

宮崎駿監督の不朽の名作「風の谷のナウシカ」が12月25日の金曜ロードショーで放映されます。

これから先、我々がいかに生きていくべきかを問いかける今の世の中に最もふさわしい作品です。

この記事では、「風の谷ナウシカ」の舞台になった場所やナウシカのモデルについて解説しています。

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風の谷のナウシカの舞台のモデルは?

まず、あの“風の谷”は、いったいどこをモデルにしているのでしょうか?

宮崎駿監督は、アニメーション制作時に、その舞台をしっかりと現地調査することで知られているので、きっとモデルにしている場所があると推察されます。

風の谷のモデルになったとされる場所はいくつかあります。

トルコ:カッパドキアのピジョンバレー(鳩の谷)

ひとつは、トルコのカッパドキアのピジョンバレー(鳩の谷)です。

カッパドキアといえば、気球に乗って美しい朝焼けに染まるカッパドキアの奇岩群を上空から眺めるツアーが有名です。

風にのって気球が飛んでいる感じは、風の谷をイメージさせますよね。

オーストラリア:カタ・ジュタ

次は、オーストラリアのエアーズロックから約50Kmに位置するカタ・ジュタです。

カタ・ジュタは「たくさんの頭」という意味をつ奇岩群で、「風の谷」そのままの名前がつけられた岩の一群もあるそうです。

岩周辺の景観は、風の谷をイメージさせるものがありますね。

パキスタン:フンザ

最後に紹介するのが、かぜの谷のモデルとして一番有力と言われている

パキスタンのフンザです。

宮崎監督が「風の谷のナウシカ」のロケーションについて発言しています。

ナウシカが守る風の谷のイメージを「中央アジアの乾燥地帯」にヒントを得て描いた。

中央アジアの乾燥地帯と言えば、中国・新疆ウイグル自治区「トルキスタン」と呼ばれるあたり。

「トルメキア」と似た国名なのは意識的なのかもしれません。

風の谷にロケーションが似ている場所として、よくパキスタンの「フンザ」が挙げられるのはそのせいかもしれません。

フンザも中央アジアですが、スタジオジブリ公式ホームページ及び各種アニメ関係書籍などに記述はありません。

宮崎監督はカザフスタンやウェールズの風景的が気に入っているとインタビューで答えているので、

そのあたりの風景も取り入れているのかもしれません。

以上、3つの場所について確認しましたが、

宮崎監督のコメントなどを踏まえて、風の谷のモデルはパキスタンのフンザだと筆者は考えます。

ナウシカのモデルは?

ナウシカにもモデルがいます。

ギリシャ神話ホメーロス作『オデュッセイア』において、主人公オデュッセウスはトロイア戦争から故郷イタケーへの帰途に、ポセイドーンの怒りに触れ、乗っていた筏は嵐に吹き飛ばされてしまう。

オデュッセウスは、身に纏うものもひとつとしてない状態でスケリア島の海岸に漂着する。

それを救ったのが、スケリア島パイアキアの王女ナウシカアーです。

また、12世紀日本の短編小説集「堤中納言物語」の一つに虫めづる姫君という短編があります。

この物語は、社会の慣習に反し、平安の宮廷婦人に期待される振る舞いを破る女性を描いてます。

この2人を合わせたのがナウシカです。

強く、優しく、愛を信じる宮崎駿監督の理想の女性像という話です。

宮崎監督と高畑監督の対談でもナウシカの由来について語っています。

高畑:
ナウシカというのはギリシア神話のなかで、どういう人だったのか? それで、マンガの主人公の少女に、その名前をつけたわけだけど、それは、その名前が気に入ったのか、それとも、いくぶんかはギリシア神話のなかでのナウシカという人のものをひきずっているのか、そのへんはどうですか?

宮崎:
そうですね。ひきずってますね。なんか、浮世からズレてる人なんですよ。パイアキアの国王の娘なんですが、結婚もせず、恋人もいず、それから化粧というものを好まないで、いやそれはよくわかんないけれど(笑)。とにかく、もういい年なのにあい変らず竪琴をひいてね、海岸を走りまわって。そのくせ、海岸に血まみれの男が打ちあげられて、みんな逃げまどうのに、それをかばって介抱するわけです。神の呪いをうけた不吉な男という神話があって、王はその男を殺そうとするんですが、失敗していく、この男がオデュッセウスなんだけど。ギリシア神話はこのあたりがいいかげんなんですが……(笑)、オデュッセウスがトロイ戦争の英雄だという話はもう伝わっていて、それを即興の詩にして、竪琴で歌うんですよ、ナウシカが宮廷でね。すると男ははらはらと涙を流して「じつはそれがおれだ」って名を名乗る、という構造なんです。

ナウシカの衣装のモデルは?

ナウシカの着ている服には、モデルとなる民族衣装があります。

 

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東ヨーロッパ南コーカサスにある共和制国家ジョージアの民族衣装チョハです。

ナウシカの服は、胸に弾薬ポケットがついています。

胸に弾薬ポケットがある服なんてそうないですもんね。

南コーカサス地方は、紛争の絶えない地域でもあり、

宮崎駿監督がそんな地域の歴史や文化に興味を持ち、ヒントを得たのかもしれません。

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まとめ

  • 風の谷のモデルは、パキスタン「フンザ」
  • ナウシカのモデルは、ギリシャ神話のナウシカアー×虫愛づる姫
  • ナウシカの衣装のモデルは、ジョージアのチョハ

モデルと推察された場所やモノには、全て物語があり、とても興味深いですね。

映画は原作の2巻の途中までの内容になっています。

そのため設定も少し変えています。

興味のある方は、ぜひ原作も読んでみてください。

風の谷のナウシカ 全7巻箱入りセット「トルメキア戦役バージョン」

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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