ゼウスは、原作・梅村真也、作画・アジチカ、構成・フクイタクミ「終末のワルキューレ」の主要キャラクターです。
人類滅亡を決めた神々と、それを覆そうとする戦乙女によって選出された人類の英傑達によるタイマンに出場するギリシャ神話の最高神。
普段は細身の老人の姿をしているが、戦闘になれば筋肉を肥大化させた巨体に変化します。
この記事では、ゼウスのプロフィールと技、活躍について解説しています。
【終末のワルキューレ】ゼウスとは?
ゼウスは、ギリシャ神話の最高神。
神々の中でも屈指の権力を持つヴァルハラ評議会の議長です。
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ゼウスのプロフィール
- 性別:男性
- 出身:ギリシャ神話
- 役職:ヴァルハラ議会議長
- 異名:全宇宙の父(ゴッドファーザー・オブ・コスモス)、戦闘愛好嗜虐変態神(エロジジイ)
- 家族:クロノス(父)、レア(母)、ハデス(兄)、アダマス(兄)、ポセイドン(兄)、アレス(息子)、ヘルメス(息子)
- 性格:飄々としているが我儘で戦闘狂
全宇宙の父(G・F・O・C)
アダムを全人類の父と呼ぶことに対抗したゼウスの異名。
『G』『F』『O』『C』= God Father of Cosmos(ゴッド・ファーザー・オブ・コスモス)
つまり、全宇宙の父。
ゼウスの息子でオリュンポス12神の第10柱に名を連ねるギリシャ神話の伝令神・ヘルメスの伴奏によるバッハのG線上のアリアならぬG戦場の大殺戮をバックに入場したゼウス。
終末のワルキューレ第8話より引用
大歓声の中、ヘルメスとともにかなりバカっぽいダンスで入場した。
戦闘愛好嗜虐変態神(エロジジイ)
神々の中でも一、二を争う戦闘狂であり、戦闘愛好嗜虐変態神(エロジジイ)と呼ばれるゼウス。
ラクナログ2試合目でアダムと対戦するのはシヴァのはずでした。
しかし、順番を待ち切れないゼウスは、入場しようとしたシヴァを三度に渡り制します。
そして、四度目の力のこもった「ワシの番じゃ」の迫力に押されたシヴァは、遂にゼウスに出場を譲ったのでした。
終末のワルキューレ第8話より引用
ゼウスの技や武器の能力は?
ゼウスは、武器を使用しません。
己の身体のみで闘うゼウスの技は、拳と蹴りです。
また、自らの筋肉を絞り上げ、極限まで圧縮することにより「阿陀磨須」という最終形態に変態します。
それぞれについて解説します。
黄昏流星群(メテオジャブ)
ひとつ目の技は、黄昏流星群(メテオジャブ)。
亜高速のスピードで繰り返し放たれるジャブは、どんどんスピードが上がっていきます。
0.01秒→0.001秒→0.0001秒と加速するスピード。
そして、0.00001秒に達したジャブは凄まじい連打となって相手に襲いかかります。
最終的に0.00000001秒まで加速することが可能。
これが、黄昏流星群(メテオジャブ)です。
終末のワルキューレ第9話より引用
神の斧
2つ目の技は、神の斧。
黄昏流星群(メテオジャブ)で相手の意識を上半身に集中させたタイミングで放つ蹴り技です。
「ふむ…下半身逝ったな…」とアレスがつぶやくほどなので、まともに喰らえば、斧で斬られた如く、真っ二つになる可能性もあります。
終末のワルキューレ第9話より引用
時を超える拳
3つ目の技は、時を超える拳。
この技はかつて宇宙最強神決定戦(ティターノマキア)で、ゼウスに負けた父親・クロノスの技。
予選から一撃も受けることなく勝ち進んだゼウスが唯一まともに喰らった一撃です。
父の最期の一撃を自らも身につけ時を超える拳と名付けました。
父・クロノスに対する敬意と憎しみが込められた技です。
時間の全てを支配して、0.00000000000…….1秒のスピードで、相手に気づかれないうちに一撃を与えるというこの技。
終末のワルキューレ第9話より引用
しかし、アダムは、神虚視で発動とほぼ同時にコピー。
カウンターで返されてしまったのです。
阿陀磨須(アダマス)
4つ目は、秘技・阿陀磨須(アダマス)。
戦闘モードのゼウスの筋肉を極限まで圧搾させた最終形態です。
まるで未知の生物が生まれでんとする凶々しさに、それまでノーガードで闘っていたアダムも思わず身構えました。
ヘルメス曰く。
この最終形態で闘えるのは、ベストの状態のゼウスで12〜13分が限度。
アダムの攻撃で瀕死の状態のゼウスでは5〜6分が限度であると。
終末のワルキューレ第11話より引用
真・神の右
そして、5つ目は真・神の右です。
阿陀磨須の状態で、己の筋肉を凝縮することで溜め込んだエネルギーをただ拳に乗せ全速力で放つ。
この上なくシンプルで最強の一撃です。
この技もアダムは神虚視で返しますが、阿陀磨須状態のゼウスは、全くひるむことなく撃ち続けました。
終末のワルキューレ第11話より引用
アダムとの死闘
ラグナロク2試合目で、ゼウスはアダムと死闘を繰り広げました。
壮絶な闘いの試合内容と結果について解説します。
アダムの神虚視に大苦戦
試合開始早々、ゼウスは猛攻を仕掛けます。
亜高速ジャブから黄昏流星群(メテオジャブ)。
しかし、涼しげに交わすアダム。
さらにゼウスは神の斧を繰り出しますが、アダムにジャンプ一番かわされてしまいます。
すると、驚いたことにアダムは、ゼウスが繰り出した黄昏流星群(メテオジャブ)と神の斧をそのまんま返してきました。
アダムの能力である神虚視(かみうつし)です。
まさか自分の技を模倣されているとは、思わなかったゼウス。
「ごめんねおじいちゃん」と同情され、ブチギレてしまいます。
父・クロノスから引き継いだ時を超える拳を繰り出しますが、アダムはそれもまた模倣。
ゼウスを完膚無きまでにダウンさせられてしまいました。
終末のワルキューレ第9話より引用
それでも立ち上がったゼウスは、なぜ神々との闘いに出てきたとアダムに問いかけました。
「子供たち(人類)を守るのに理由なんているかい?」
その言葉に人類は歓喜。
アダムは会場をも飲み込み、ゼウスはますます窮地に立たされたのです。
壮絶な結末
圧倒的にアダムが有利な状況で、ついにゼウスは最終形態”阿陀磨須(アダマス)”に姿を変えます。
秘技”真・神の右”、黄昏流星群、時を超える拳を次々に繰り出すゼウス。
その全てを神虚視で返すアダム。
返されても返されてもゼウスは、撃ち続けます。
そして、ついにアダムの神虚視をオーバーヒートさせてしまいした。
神虚視の使い過ぎで目が見えなくなったアダムに猛攻を仕掛けるゼウス。
終末のワルキューレ第12話より引用
一方、子供の泣き声を耳にして、一筋の勝利を求めたアダムも最後の力を振り絞り反撃。
両者一歩も引かない攻防は、ついに決着の時を迎えます。
ついにゼウスが腰から崩れ落ちたのです。
人類は、アダムの勝利を確信しました。
しかし、アダムはその時既に息絶えていたのです。
ゼウスだけはその事に気づいていました。
「これが我慢比べだったら…お前さんの勝ちじゃ」
死してなおも拳骨を繰り出し続けたアダムに対する最大限の賛辞と言えるでしょう。
終末のワルキューレ第12話より引用
結果:ゼウスVSアダム
- 試合時間:7分13秒
- 決まり手:拳骨
- 勝者:ゼウス
まとめ
- ゼウスは、本作の主要キャラクターで、ギリシャ神話の最高神
- ゼウスの技は黄昏流星群(メテオジャブ)、神の斧、時を超える拳、阿陀磨須(アダマス)、真・神の右
- アダムとの戦いは熾烈を極め、追い詰められるも辛くも勝利
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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