黒川イザナは、人気漫画「東京卍リベンジャーズ」に登場するキャラクターです。
天竺の初代総長で、喧嘩の実力はマイキーに匹敵する世代最強とも言われています。
佐野兄弟とは深い関わりがあり、特にマイキーの兄真一郎を慕っていました。
この記事では、黒川イザナと天竺の主要メンバー、そして鶴蝶との関係について解説しています。
【東京卍リベンジャーズ】黒川イザナの天竺とは?
まず黒川イザナのプロフィールと天竺の結成経緯や名前の由来。
また、佐野兄弟との関係についても解説します。
黒川イザナ
東京卍リベンジャーズ第129話
- 元「黒龍」八代目総長、「天竺」初代総長
- 1987年8月30日生
- 身長165センチメートル
- 体重58キログラム
- 愛機はCBR400F
- 自身の興味は佐野真一郎の愛したモノ全て
エマと生き別れになり施設に入った後、12歳の時に暴走族によるリンチに遭う。
退院後に暴走族全員にお礼参りをしたあげく、集団のリーダーを自殺に追い込み少年院へ。
少年院時代に他のS62世代を完膚なきまでに叩きのめし、自身が絶対的な「王」として君臨。
佐野家との関係
幼少のころ、自分を訪ねてきてくれた兄と信じて慕っていた真一郎を尊敬しており、少年院にいる時も真一郎と手紙のやり取りをした。
退所後、真一郎に黒龍を継ぎたいと話すが、真一郎の心にマイキーがいることを知り精神状態が悪化。
さらに、マイキーの異母兄であり、エマの実兄とされていたが、実際はフィリピン人の女性と父との間に生まれた子供であり、佐野兄弟はおろかエマとすら血がつながっていなかったことが判明。
「天竺」について
さらに真一郎が一虎に撲殺されたことで、イザナは拠り所を失い精神崩壊し落ちぶれていた。
そんなイザナに、稀咲が接触し、少年院時代のS62世代の仲間と共に「天竺」を結成。
また、「天竺」には、半間修二やS62世代の仲間である東卍伍番隊隊長武藤の脅迫により九井も入隊している。
そもそも天竺という名前の由来は、施設時代のイザナが鶴蝶に語った理想。
身寄りのない奴らをみんな国民にして居場所を作ってやる。
オレが三蔵法師で、オマエ(鶴蝶)は孫悟空だ。
そして、その王国の名は”天竺”だ。
そんな思いでつけた名前です。
東京卍リベンジャーズ第178話より引用
「天竺」四天王
天竺四天王は、孤児院からの下僕である鶴蝶と黒川イザナの少年院時代の仲間S62世代の選りすぐりで構成される。
鶴蝶(カクチョー)
東京卍リベンジャーズ第153話より引用
- 元「天竺」四天王筆頭、現「梵天」ナンバー3
- タケミチとは幼馴染でカクちゃんと呼ばれていた
- 黒川イザナとは孤児院で知り合う
- 殺しだけは絶対に認めないという強い信念の持ち主
小学2年生の時に横浜に引っ越すことになって以来音信不通だったタケミチと抗争前に再会。
「天竺」では唯一の良心的存在である鶴蝶は、稀咲に利用されているイザナを救ってほしいと告げる。
四天王の筆頭であり、イザナが鶴蝶と比べたら他の四天王は凪(ザコ)と評するほどの実力がある。
望月莞爾(もちづきかんじ)
東京卍リベンジャーズ第153話より引用
- 元「呪華武」総長、「天竺」四天王、後に「梵天」幹部
- “S62世代”の1人でもある
- 通称モッチー
- 「天竺」の主力部隊”望月隊”のボス
13歳の時に喧嘩を止めに入った警官を殴り「公務執行妨害」で少年院に。
過去に「双悪」総長時代の河田兄弟をぶっ飛ばしている
関東事変では、河田ソウヤに一撃で沈められた。
最後は、マイキーら東卍メンバーを逃し、自らは逮捕されている。
灰谷蘭(はいたにらん)
灰谷蘭は、特定の暴走族を作らず、二人で六本木を縄張りにして活動し、一声かければ100人もの人間が集まるカリスマ兄弟の兄。
「天竺」でも特攻服は、他のメンバーと違い、黒色を基調としている。
東京卍リベンジャーズ第153話より引用
- 「天竺」四天王、後に「梵天」幹部
- 長い髪を三つ編みで縛っている
少年院入院の罪状は「傷害致死罪」。
六本木灰狂戦争にて、当時都内最大の暴走族チーム「狂極」の総長、副総長と兄弟でタイマンを張り、総長を1発で沈める。
その後、弟・竜胆が関節技を決めた副総長の顔面を必要以上に殴りつけ死亡させる。
関東事変では、兄弟で八戒と河田ソウヤを追い詰めたが「青鬼」となった河田ソウヤに一撃で沈められる。
最後は、マイキーら東卍メンバーを逃し、自らは逮捕されている。
斑目獅音(まだらめしおん)
東京卍リベンジャーズ第154話より引用
- 元「黒龍」九代目総長、「天竺」四天王。
- S62世代の1人だが、S62世代の中では最弱
- 左のこめかみに獅子の刺青
関東事変では”魁戦”に名乗り出るが、ぺーやんに一発で沈められ、最後は逮捕されている。
「天竺」幹部
武藤泰宏(むとうやすひろ)
東京卍リベンジャーズ第153話より引用
- 元「東京卍會」伍番隊隊長、「天竺」幹部
- 通称はムーチョ
- 巨体を使った派手な喧嘩スタイルの持ち主
少年院入院の罪状は「障害」で柔道の背負い投げでコンクリートに打ち付け、相手を脊髄損傷で下半身不随にしている。
東卍伍番隊隊長でありながら、天竺の創始者という裏の顔を持つ。
少年院入院の罪状は「障害」。
柔道の背負い投げでコンクリートに打ち付け、相手を脊髄損傷で下半身不随にしたことによる。
関東事変では、アングリーこと河田ソウヤに背負投を返され撃沈。
最後は、マイキーら東卍メンバーを逃し、自らは逮捕されている。
灰谷竜胆(はいたにりんどう)
灰谷竜胆は、前述の灰谷兄弟の弟。
東京卍リベンジャーズ第153話より引用
- 「天竺」幹部、後に「梵天」幹部
- メガネをかけており、いいとこ取りで仕切り屋の兄・蘭に頭を痛める
少年院入院の罪状は兄同様に「傷害致死罪」。
六本木灰狂戦争にて、当時都内最大の暴走族チーム「狂極」の副総長に関節技を決めた際、兄・蘭が乱入し、副総長の顔面を必要以上に殴りつけ死亡させる。
関東事変では、兄弟で八戒と河田ソウヤを追い詰めたが「青鬼」となった河田ソウヤに一撃で沈められる。
九井一(ここのいはじめ)
東京卍リベンジャーズ第157話より引用
- 元十代目「黒龍」親衛隊長、「天竺」幹部、後に「梵天」幹部
- 通称ココ
- 1990年4月1日生
- 身長174センチメートル
- 体重60キログラム
- 血液型A型
- 金を生み出す天才
好意を抱いていた赤音(乾青宗の姉)の火傷を完治させるために必要な4000万円を稼ぐために犯罪に手を染める。
しかし、「黒龍」十代目総長柴大寿からこの金を生み出す能力に目をつけられたことで、「黒龍」親衛隊長に。
「聖夜決戦」後には、乾青宗とともに東卍に入隊。
しかし、天竺に寝返ったムーチョに脅迫され、青宗とタケミチを救うため天竺入り。
関東事変では、青宗と対峙するが、2人の言い争いに業を煮やしたムーチョが乱入したため、ほぼ参加せず。
関東事変後に青宗と再会。
「オレはオレの道を行く。これからイヌピーを支えないから、道を違えるな」と忠告し、決別する。
イザナと鶴蝶との関係
黒川イザナと鶴蝶は、施設(孤児院)時代に主従関係を結んだ間柄。
そのため、他の天竺メンバーと違い、鶴蝶のイザナへの思いは強いのです。
イザナと鶴蝶の出会い
事故で両親をなくした鶴蝶は、施設でいじめられて孤立していた。
そんな鶴蝶にイザナは自分の下僕として生きろと言い聞かせたのです。
東京卍リベンジャーズ第175話より引用
「死んだ奴はもう守ってくれないから忘れろ、オレがオマエに生きる価値をやる」
死のうと思っていた鶴蝶にイザナは生きる理由を与えました。
その後、2人は兄弟のように育ちます。
鶴蝶は、イザナにとって最強の戦闘マシーンになるのです。
稀咲の計画
天竺は稀咲の企みのせいで、方向性を間違えていきます。
鶴蝶は、稀咲のせいで殺しも厭わなくなっていた天竺の方針に唯一不満を持っていました。
それは、関東事変でムーチョが短刀を持ち出した時の対応からも伺えます。
東京卍リベンジャーズ第164話より引用
そして、イザナが稀咲や半間と手を組むことに一人反対していました。
タケミチにイザナの救済(天竺と東卍の抗争を止めること)を求めたのもそのためです。
しかし、マイキーを逆恨みしているイザナにはその思いは届きませんでした。
関東事変
関東事変では、無敵のアングリーを沈め、タケミチを一方的に痛めつけるなど、天竺として闘いますが、抗争そのものが本意でない鶴蝶は、殺しが起こらないよう常に注意を払っている様子でした。
マイキーとの交戦で劣勢に立たされ拳銃を持ち出したイザナを制止し、敗北を認めろと説得します。
しかし、計画の邪魔をする鶴蝶の右胸に稀咲の凶弾。
それでも向かってくる鶴蝶めがけて再度稀咲が放った弾は、鶴蝶を庇ったイザナを撃ち抜きました。
イザナは無意識に鶴蝶を庇っていました。
エマとすら血がつながっていなかったイザナには、もう鶴蝶しかいなかったのです。
致命傷を負ったイザナ。
寂しい思いはさせないと鶴蝶がその手を握ります。
2人にとって思い出の雪が空を舞っていました。
東京卍リベンジャーズ第178話より引用
こうしてイザナは命を落とし、関東事変は終焉を迎えました。
鶴蝶は、意識不明の重体となりましたが、一命はとりとめ、イザナの遺品であるイヤリングを施設に戻したのです。
東京卍リベンジャーズ関連書籍・グッズ
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まとめ
- 黒川イザナは、「天竺」初代総長であり、S62世代の絶対的「王」
- 天竺四天王は、イザナの孤児院からの下僕である鶴蝶と少年院時代の仲間S62世代の選りすぐりで構成
- イザナと鶴蝶は、施設(孤児院)時代に知り合い主従関係を結んだ仲
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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