東京卍リベンジャーズ｜寺野南(サウス)とは？六波羅単代(ろくはらたんだい)についても

東京卍リベンジャーズは、いよいよ最終章が開幕！

タケミチ10回目のタイムリープは10年前の2008年6月、高校2年生になっていました。

新キャラも登場して、これからどのような展開になっていくのかドキドキですね。

この記事では、207話で登場した新キャラ・寺野サウスについて考察しています。

まだアニメ版を見ていない方は、ぜひ見てください！

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【東京卍リベンジャーズ】寺野南(てらのサウス)とは？

第207話で新キャラが登場しました。

3番目と最後のコマの新キャラも、てっきり関東卍會の幹部と思っていました。

東京卍リベンジャーズ第207話より引用

しかし、この2人は関東卍會に対抗する勢力のリーダーだったのです。

寺野南(てらのサウス)プロフィール

東京卍リベンジャーズ第210話より引用

• 名前：寺野南（てらのサウス）
• 通称：”無双”のサウス

東卍解散2年後、東京は3つのチーム（関東卍會、六波羅単代、梵）による三つ巴の均衡状態”三天時代”に。

寺野サウスは、三天のひとつ、港区拠点の最大勢力「六波羅単代（ろくはらたんだい）」の総代である。

寺野サウスの生い立ち

寺野南（てらのみなみ）は、ブラジル・リオの貧民街で育った。

病弱な母と二人暮らし。

娯楽は調律の狂ったピアノだけだった。

母を気にかけていた”ディノ”と呼ばれるギャングスターは、異国で生まれた南に生きる術を教えた。

5歳の時、ディノの”敵”を殺して貰った金で良い靴を買い”暴力”の価値を知った南は、サウスと名乗るようになった。

12歳の時、ディノを殴り殺したサウスは、ギャングスター”ディノ・サウス”を結成。

”暴君”の完成である。

東京卍リベンジャーズ第227話より引用

六波羅単代結成

14歳の時、敵対チームの襲撃で母を亡くしたサウスは、日本の祖父母の元へ移住。

そして、少年鑑別所で、関東事変で勾留されてきた横浜天竺の幹部を一蹴。

少年院対処後、灰谷兄弟、斑目獅音、望月莞爾、を従えて”六波羅単代”を設立。

さらに鶴蝶も力でねじ伏せて、六波羅単代に加えたのである。

それが”無双のサウス”である。

東京卍リベンジャーズ第227話より引用

とにかくデカイ！

185cmのドラケンを見下ろすほどの身長。

2mくらいあるかもしれません。

また、半間（192cm）のように華奢ではなく、めちゃくちゃガッチリした体格です。

東京卍リベンジャーズ第210話より引用

そして、喧嘩もメチャクチャ強い！

あのドラケンをボディ一発で宙に浮かせ、一方的に殴り倒すレベルです。

また殴りつける時の掛け声が「フォルテ」「フォルテシモ」と音楽絡み。

東京卍リベンジャーズ第211話より引用

他にも音楽用語を使っていたのでまとめるとこんな感じ。

「グラツィオーゾ（いいね）」：Grazioso（発想記号）イタリア語で「優美に」

「ヴィィィヴォ（あがるぜぇ）」：Vivo（速度記号）イタリア語で「活発に」

「フォルテ」：Forte（発想記号）イタリア語で「強く」

「フォルテシモ」：Fortissimo（発想記号）イタリア語で「きわめて強く」

ショパンが好き？

タケミチとドラケンの前に姿を現した時のセリフ。

「さぁ、咲かせようか”夜想曲(ノクターン）”」

東京卍リベンジャーズ第210話より引用

夜想曲(ノクターン)とは、ロマン派およびその前後の時代に、自由な発想によって作られたピアノのための短い楽曲。

夜想曲といえば、ショパン。

バイクの排気音を夜想曲(ノクターン)と表現しているようです。

見た目の豪快さとは裏腹なロマンティックな趣味ですね。

幼少期に調律の狂ったピアノが唯一の娯楽だったことが、ショパンが好きな理由と思われます。

ドラケンとの関係は？

ドラケンのことを仲間に誘うサウス。

「ドラケーン」と馴れ馴れしく呼ぶ様子や、ドラケンが「無双のサウス」と説明する場面からは、昔から知った仲なのでしょうか？

サウスは、「不良の時代を創る」という同じ思想を持った最強東京卍會をぶち壊すために東京に来ました。

東京卍リベンジャーズ第211話より引用

「食い殺されるまで最強でいろ。それが弱肉強食の世界だろぉが！！」

「オレの下につくか‼ここで死ぬかの二択だドラケン‼」

ドラケンを罵倒するその様子からは、単純に東卍の元副総長であるドラケンを服従させ、マイキーにプレッシャーをかけようとしているように思えました。

サウスの最後

三天抗争で、千咒とサウスのバトルに割り込んだマイキーに怒号とともに襲いかかったサウス。

「これがこの追悼戦争のフィナーレ」だと。

鳥肌が立つ緊迫感と紙一重の戦いに興奮するサウス。

その時、2人の聖域に割って入ったのはタケミチ。

これ以上やったら、サウスが死んでしまうと。

東京卍リベンジャーズ第232話より引用

紙一重の戦いだと思っていたのは、サウスの幻想だったのです。

実際は一方的な展開。

サウスは体が動かないほどのダメージを受けていました。

制止に入ったタケミチの左腕を躊躇なく折ったマイキー。

サウスにとどめを刺そうと近づきました。

「どうやって死にてぇ？」

「グシャ」という乾いた音とともにサウスは命を落としました。

タケミチの未来視が当たってしまったのです。

六波羅単代(ろくはらたんだい)についても

第208話での不良辞典・山岸がドヤ顔で解説していたところによると。

東京卍リベンジャーズ第208話より引用

三天時代

東卍解散から2年。

東京の勢力図は大きく変わり、群雄割拠の戦国時代に。

しかし、3人のカリスマの出現によって終止符が打たれたと。

• 港区拠点の最大勢力「六波羅単代（ろくはらたんだい）」：総代・寺野サウス
• 新宿区拠点の最強を謳うナゾの愚連隊「梵（ブラフマン）」：首領・瓦城千咒（かわらぎせんじゅ）
• 渋谷区拠点の無敵を謳う「関東卍會」：総長・佐野万次郎

東京卍リベンジャーズ第208話より引用

今、東京はこの3つのチームによる三つ巴の均衡状態”三天時代”に。

サウスの特攻服に刺繍された文字は「残虐非道」

相当な愚連隊と思われます。

六波羅単代の幹部

再度この画を見てください。

東京卍リベンジャーズ第207話より引用

鶴蝶、望月莞爾、斑目獅音は、サウスと同じ特服を着ています。

灰谷兄弟は、いつもの黒基調の服を着ていますが、サウスと前述のメンバーに挟まれていることから、この5人は六波羅単代の幹部のようですね。

この5人は、現代の梵天でも幹部に名を連ねています。

梵（ブラフマン）の幹部・明司武臣と六波羅単代の幹部が、そのまま梵天の幹部。

しかし、サウスと瓦城千咒の名前はない。

三天の抗争を関東卍會が征して、サウスと瓦城千咒は始末されたのでしょうか？

六波羅単代結成の経緯

そして、六波羅単代の結成の経緯は227話であきらかになりました。

前述しましたが、14歳の時、敵対チームの襲撃で母を亡くしたサウスは、日本の祖父母の元へ移住。

少年鑑別所で、関東事変で勾留されてきた横浜天竺の幹部を一蹴。

少年院対処後、灰谷兄弟、斑目獅音、望月莞爾、を従えて”六波羅単代”を設立。

さらに鶴蝶も力でねじ伏せて、六波羅単代に加えたのです。

まとめ

• 寺野南（てらのサウス）通称”無双”のサウスは、三天のひとつ、港区拠点の最大勢力「六波羅単代（ろくはらたんだい）」の総代
• 身長は2mくらいあるかも
• ショパンの夜想曲（ノクターン）が好き
• ギャングスター”無双のサウス”は、ブラジル・リオで誕生した
• サウスは、三天抗争でマイキーに殺された

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。