【東京卍リベンジャーズ】黒幕・稀咲鉄太(きさきてった)とは？能力や正体と目的についても

稀咲鉄太（きさきてった）は、人気漫画「東京卍リベンジャーズ」に登場するキャラクターです。

本編の裏の主人公ともいえる人物で、抗争の裏には必ず稀咲の影があります。

野望を達成するためには手段を選ばず、他人を利用して自分を輝かせようとします。

この記事では、稀咲鉄太の能力や正体と目的ついて解説しています。

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【東京卍リベンジャーズ】黒幕・稀咲鉄太(きさきてった)とは？

引用元：東京卍リベンジャーズTVアニメ公式

稀咲鉄太(きさきてった)のプロフィール

• パーちん自首後の「東京卍會」参番隊隊長、「天竺」総参謀、現代の「東卍」No.2
• 身長：164cm
• 体重：58kg
• 誕生日：1990年1月20日
• 血液型：A型
• 星座：水瓶座
• イメージカラー：黒
• 特技：勉強、特に数学
• 夢：日本最大の犯罪組織の形成
• お気に入りの場所：夜の歩道橋の上

 

東卍と愛美愛主の抗争の黒幕

稀咲は、愛美愛主の長内を新宿を仕切る総長までにのし上げ、パーちんの親友と彼女や家族に暴行させ、東卍との抗争のきっかけを作った黒幕。

収束しかけたこの抗争を最終的に長内を刺すようにパーちんを追い詰めたのも稀咲である。

東京卍リベンジャーズ第205話より引用

8.3抗争の黒幕

8.3抗争とは、2005年8月3日に起きた東卍内部抗争。

愛美愛主との抗争でのパーちんの処遇を巡って、マイキー派とドラケン派が対立。

しかし、タケミチが4回目のタイムリープで、マイキーとドラケンの喧嘩を止めたため半間率いる愛美愛主と東卍の抗争に発展。

稀咲は、この抗争においてもキヨマサとぺーやんをけしかけドラケンを刺殺させようとした黒幕だった。

ドラケンを殺害し、自らが東卍のNo.2の座に座ろうとしたのである。

東京卍リベンジャーズ第205話より引用

この企みは、タケミチの活躍によって阻止され、ドラケンは命を落とさずに済んだ。

しかし、稀咲は少年院に入ったパーちんの後釜として、東卍の参番隊隊長に迎え入れられる。

結果的に、マイキーに近づくという最低限の目的は果たしたのである。

血のハロウィンの黒幕

血のハロウィンは、2005年10月31日に起きた東京卍會と芭流覇羅の抗争。

これも稀咲が一虎をけしかけて仕組んだものである。

東京卍リベンジャーズ第205話より引用

タケミチが6回目のタイムリープで、マイキーを説得し、一虎を殺害することを阻止。

稀咲はまたしてもタケミチに邪魔されたのでした。

聖夜決戦の黒幕

聖夜決戦は、2005年12月25日に起きた東卍の一部メンバー（タケミチ、千冬、三ツ谷、八戒）と黒龍・柴大寿達（イヌピー、ココ）の抗争。

この抗争においても、稀咲は八戒を助けて、大寿をつぶすという名目で協力を申し出たが、最終的に裏切ったばかりか、柚葉に大寿を刺すよう仕向けた。

東京卍リベンジャーズ第205話より引用

しかし、稀咲を信用しなかった千冬の機転で、柚葉は大寿を殺さずに済み、黒龍も解体した。

稀咲の思惑はまたしてもタケミチによって邪魔され、さらに稀咲は東卍を除外されてしまう。

関東事変の黒幕

2006年2月22日に起きた東京卍會と天竺との抗争。

ここでも、稀咲は暗躍。

言葉巧みに黒川イザナの手を引き、東卍に抗争を仕掛ける。

さらにエマを殺害して、マイキーとドラケンを精神的に追い詰め、東卍の気勢を削いだ。

東京卍リベンジャーズ第147話より引用

しかし、タケミチを中心に残された東卍メンバーが奮起。

最終的にマイキーとドラケンも駆けつけ、一気に形成が逆転。

結局、この抗争もタケミチの活躍で、稀咲の思惑はハズレ、逃走中にダンプに轢き殺されてその生涯を終える。

このように稀咲は、全ての抗争において、裏で手を引いていたのである。

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能力や正体と目的についても

常に抗争の裏で手を引き、黒幕として暗躍した稀咲。

こうした卑劣な手段を取り続けるのは、誰よりも自分をよく知っているからである。

そんな稀咲の能力や正体、目的とはどんなものだったのでしょうか？

稀咲の能力

「オレは自分を知っている。月は一人じゃ輝けない」

と自ら語るように、稀咲は腕力ではのし上がれないことをよくわかっており、他人を利用する術に長けています。

東京卍リベンジャーズ第147話より引用

計算高く自ら手を汚さずに相手を陥れる策略家です。

そして、稀咲は他人を自分の目的のための道具にしか思っていません。

これは、東卍の「仲間のために体を張る」という精神とは真逆です。

もし、稀咲がその能力を正しい方向に使えていたなら、東卍にとっても必要な存在になっていたかもしれません。

まあ、それでは物語が成り立ちませんね。

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半間修二との関係

稀咲を常に支えたのが半間修二でした。

当時、歌舞伎町の死神と恐れられていた半間修二。

「オレの駒になれ」

東京卍リベンジャーズ第205話より引用

いきなりそう言った稀咲を気に入りました。

半間は、色の無い生活に色をつけてくれる稀咲とつるむのが楽しかったのです。

一切涙を見せたことのなかった半間ですが、稀咲が逝った時に初めて涙を見せました。

鬼の目にも涙とはこのことですね。

稀咲のヒーロー

稀咲は、小学生の頃、全国模試で1位を取るなど神童と呼ばれた存在。

稀咲は橘日向（ヒナ）のことが好きで、ヒナも神童である自分のことが好きだと思ってました。

東京卍リベンジャーズ第182話より引用

しかし、小6のある日、ヒナが中学生に絡まれていた時、花垣武道（タケミチ）が現れ、ヒナの心を奪ってしまいます。

タケミチが稀咲のヒーローになった瞬間です。

稀咲の目的

タケミチのヒーロー（不良）に興味を持った稀咲がたどり着いたのが、不良の頂点東京卍會総長・佐野万次郎でした。

稀咲の目的は、自らが日本一の不良になる為の最高の”媒体”として佐野万次郎を傀儡にし、10年かけて日本を牛耳ること。

東京卍リベンジャーズ第183話より引用

そして、最終的にヒナと添い遂げることでした。

しかし、その企みをことごとく阻み、ヒナの心までも奪ったのはタケミチ。

結局稀咲は、その野望を果たすことなくこの世を去りました。

実際のところ、タケミチがタイムリープしなければ、現代で東卍の実権を握っていたわけです。

ただ、ヒナと添い遂げることができなかったため、逆恨みして殺害に及びました。

ヒナを殺害していなければ、タケミチがタイムリープすることもなく、少なくとも日本一の不良になるという目的は果たせたかもしれませんね。

人を不幸にする手段では、ヒーロー（タケミチ）にはなれないということでしょう。

東京卍リベンジャーズ第205話より引用

「主役になれねぇのはわかってる。オレは道化（ピエロ）だ」

この言葉に稀咲という人間の悲しさが溢れてますね。

まとめ

• 稀咲は、全ての抗争の黒幕
• 稀咲のヒーローはタケミチ
• 稀咲の野望は日本一の不良になって、ヒナと添い遂げること
• 稀咲の企みは全てタケミチに阻止された

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。