【呪術廻戦138話】九十九由基は誰と話してた？セリフの意味・会話相手を考察

九十九由基は、人気漫画「呪術廻戦」に登場する主要キャラのひとりです。

この記事では、第138話で九十九由基は誰に話しかけているのかについて考察しています。

ネタバレかつ、個人的見解ですので、その点ご了承願います。

【呪術廻戦138話】九十九由基は誰と話してた？会話相手を考察

第138話に登場した九十九由基は、誰かに向かって話しかけています。

「すまない。あの時迷った」

「ここまで事態が進んでしまったのであれば、一度泳がせて様子を見るべきなのではと」

「気づいたかな。私は君達の味方というわけではないんだ」

「ただ世界から呪霊をなくしたいだけのしがない美女さ」

「お詫びと言ってはなんだが、あの場にいた子達は、私と私の仲間が責任持って送り届けるよ」

「私もいい加減天元と向き合わないとね」

呪術廻戦第138話より引用

九十九由基が話していたのは虎杖？

138話の流れで言えば、虎杖に話しかけていたように思えますよね。

ネット上でも、みなさんそのような認識ですね。

場所まで特定している方もいました。

今週の呪術本誌、九十九由基と虎杖が別れたのはJR飯田橋駅前、虎杖と脹相がいるのは飯田橋ラムラの区境ホールですね。飯田橋駅は去年改装されたばかりなので時系列は合わないけど#wj11 pic.twitter.com/Gz6rCe2nh3

— おれ@ネップリあります (@oreno0reo) February 14, 2021

「お詫びと言ってはなんだが、あの場にいた子達は、私と私の仲間が責任持って送り届けるよ」という会話内容から、渋谷事変直後だと思われます。

まず不思議に思うのは、渋谷にいた九十九由基が、なぜ飯田橋駅前にいるのでしょうか。

• 実際に渋谷から移動して飯田橋にいた設定なのか？
• あくまで作画の参考にしただけなのか？

前者の場合は、九十九由基が虎杖に問いかけて、去っていくところだったのかもしれません。

しかし、後者の場合は、話しかけている相手が虎杖ではない可能性もあるのでは？

呪術廻戦第138話より引用

九十九由基が話していたのは伏黒かも？

ここであえて、仮説を立てたいと思います。

九十九由基が話しかけていたのは、実は伏黒恵だった。

理由としては、

• 葵と銃の子（真衣）、スーツの子（三輪）は、九十九の仲間が保護している。
• 西宮、加茂、パンダ、日下部、虎杖は現場にいた。
• 釘崎は、新田がおそらく保護した。
• 禪院直毘人、七海死亡。
• 真希死にかけている。

ここに出てこないのは、腕のない狗巻と宿儺に命を救われた伏黒恵です。

そして、直哉の付き人が「伏黒恵は、東京で虎杖悠仁捜索の任に当たっている」と言っていました。

このことからも九十九が話しかけていたのは、伏黒恵である可能性はあるのではないでしょうか。

虎杖は、自分の中の宿儺の存在が大きくなっているのを感じていて、「俺はもう皆と一緒にはいられない」と嘆きつつも、呪霊を減らすために脹相と行動をともにします。

つまり、取るべき行動は決まっているわけです。

一方、伏黒恵は、138話の内容（禪院家の跡取り・宿儺が利用しようとしている）からも今後の展開の鍵を握っているように感じます。

 九十九由基は、「君（伏黒恵）はどうする？」といったのではないでしょうか？

呪術廻戦第138話より引用

九十九由基のセリフの意味を考察

第138話で九十九由基が投げかけた言葉には意味深なものが2つありました。

どんな意味なのか考察してみました。

「気づいたかな。私は君達の味方というわけではないんだ」

このセリフの「君達」は、おそらく呪術高専の人達のことですよね。

確かに九十九由基は、呪術高専関連者のようではあるものの、先生というわけでもなく、素性は明らかにはなっていません。

君達（呪術高専）の味方というわけではない。

ということは、敵でもないということ。

つまり、基本的に呪術高専サイドに立つけど、考え方は違うんだよ。

高専の方針：呪霊を狩るだけの「対処療法」

九十九の考え：呪霊の発生を防ぐ「原因療法」

ということではないでしょうか。

九十九由基カッコいい。
思考がクール！
五条悟の女版かな。 pic.twitter.com/VYqhKsmEhF

— ぼず(男) (@9ozu9onz) February 8, 2021

「私もいい加減天元と向き合わないとね」

呪霊のない世界を理想とする九十九由基は、呪術高専の方針に異を唱えています。

呪術高専の要＝天元

呪術高専の運営＝呪術総監部

九十九由基は、呪術総監部に好きにさせている天元に不満があるのではないかと。

「私もいい加減天元と向き合わないとね」は、

そういった心情から出たものではないかと考察します。

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まとめ

• 138話で九十九由基が話していた相手は伏黒恵の可能性もありうる
• 九十九由基の「君達の味方というわけではない」は、考え方の違い
• 九十九由基は、呪術総監部に主導させないために天元と向き合う

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。