ワールドトリガーのミラと窓の影(スピラスキア)の能力は？政略結婚についても

ミラは、葦原大介原作の人気漫画「ワールドトリガー」の敵役。

アフトクラトルのネイバーで、玄界への遠征部隊の中で唯一の女性メンバーです。

最後まで修や千佳を追い詰めた強敵として、鮮烈な印象を残しました。

この記事では、ミラのプロフィールと黒トリガー・窓の影（スピラスキア）について解説しています。

【ワールドトリガー】ミラとは？

ミラは、内巻きのショートヘアーで、キリッとした瞳は髪とお揃いの暗めのピンク色をしています。

特筆すべきは、任務に対する強いこだわりです。

発言はハイレインに対する報告に偏っていて、常に指示を仰いでいます。

ワールドトリガー第47話より引用

ミラのプロフィール

• アフトクラトル出身
• 遠征部隊の補助要員
• 23歳
• 身長：162cm
• 好きな物：任務を遂行すること、味方の援護、高い所、パンケーキ
• 黒い角を持つ

ハイレインの右腕

ミラは、常にハイレインに付き従い、行動を共にしている。

遠征艇内では、敵の位置や情報の収集、トリオン兵の配備、戦闘員の転送・回収などオールマイティーに活躍。

また、トリオン反応を測定できる機器を操作し、トリオン使いの探索をしていた。

ボーダーのトリガーのような緊急脱出システムや通信機能を、自身の能力をもって代用しているといえる。

大規模侵攻における裏の計略まで水面下で進行するなど、秘書のような役割を担っている。

エネドラの泥の王(ボルボリス)の回収

ハイレインの指示で、ブラックトリガー「泥の王（ボルボリス）」の回収を強行。

遠征艇から迎えが来たと思っていたエネドラの意表をつき、左腕を切断するのみならず、重症状態に追い打ちをかけるようにとどめをさした。

ワールドトリガー第72話より引用

問題児とはいえ、仲間に対して、何の躊躇もなく攻撃する様はまさに悪魔。

ハイレインに対する発言から、ヒュースを置き去りにする計画もあらかじめ知らされていたことがうかがえる。

恭順な態度と任務を完璧に成し遂げる実力で、ハイレインから厚い信頼を得ているようである。

ハイレイン／ランバイネン兄弟と結婚？

ミラは、あまり表情を変えるはことなく、言動も淡々としている。

相手を追い詰める時にだけ少し口角を上げるのが、かえって不気味である。

冷酷無慈悲な「ワープ女」としてアフトクラトル国内でも有名で、その名を出せば子供も黙って言う事を聞くとされ、しつけに効果てきめん。

本人は、鬼や化け物と同列に恐れられていることを少し気にしている。

四大領主のベルティストン家との政略結婚を控えている身で、ハイレインとランバネイン兄弟両名のお嫁さん候補としても話題。

誰もが怖気づくミラが相手とあって、2人とも結婚には乗り気ではないらしい。

ブラックトリガー・窓の影（スピラスキア）とは？

ブラックトリガーとは、トリオン能力に優れた者が、持てる全ての力を注いで命と引き換えに作り上げるトリガー。

作成者との相性が良い者にしか使えないが、能力はノーマルトリガーとは比べものにならないほど強力で特殊です。

アフトラクトルが保有するブラックトリガー

レプリカの情報では7年前の時点で、アフトクラトルが保有するブラックトリガーの数は13にも及んでいる。

ブラックトリガーは1つあるだけでも戦争の局面を左右するとされており、非常に脅威的な数といえる。

窓の影（スピラスキア）もその一つ。

ミラは、トリガーの特性を活かして、遠征任務そのものをサポートしていた。

隊員の移動に関わるリスクを大幅に軽減しながら、アフトクラトルのブラックトリガーが他国の手に渡るのを防止。

その働きぶりから、軍事利用に重宝されていると思われる。

ミラがブラックトリガーを受け継いだ経緯については不明である。

窓の影（スピラスキア）の能力について

手の平に小さなワープゲートを浮かばせ、離れた空間を自由に繋げて行き来することが出来る。

ワープゲートの大きさによって「大窓」「小窓」と呼ばれ、大きいほどトリオンを激しく消耗するようである。

長距離を瞬時に移動出来ることを機動力として換算すれば、最高クラスに位置する高性能なトリガーである。

自分以外の人物やトリオン兵も「大窓」を使って戦地に直接送り込めるという優れモノ。

ワールドトリガー第61話より引用

接近戦に持ち込まれた際には、敵ごと瞬間移動させるといった応用も見せている。

マーカーの補助があれば、目視できない地点にも正確に「窓」を作り出すことができる。

大規模侵攻の際には、潜伏させたラッドの発信機をもとに各所に「窓」を出現させている。

また、各戦闘員にブレスレット型のマーカーを携帯させることで、位置情報を把握。

遠征艇へ帰還するための「大窓」発生に役立てる他、「小窓」を通じて連絡を取っている。

ワープさせられるのは兵士だけでなく、「窓」は攻撃も通り抜けが可能。

射撃など遠隔攻撃に対しては、目の前に「窓」を出せば自身に危害が及ばずに済むため、迎撃や回避の必要がない。

また、味方の攻撃を「窓」から飛ばすことも可能。

実戦においても、烏丸の背後や修の進行方向に「窓」を開き、ハイレインの弾丸を差し向けることに成功。

同様の原理で、受けた攻撃を別の場所へと転送させて、そのまま反撃に利用することも。

ただし、「窓」を介して会話が出来るように、繋げられた空間への介入は一方通行ではない。

「窓」越しの攻撃を見破った三輪は、先に「窓」へと銃撃を浴びせることで曲がる軌道の弾をミラとハイレインに食らわせている。

「小窓」から垂直に鋭利な棘を突き出すことも可能。

敵の身体のすぐ近くに複数の窓を出現させ、釘刺しにして拘束したり、突き刺して致命傷を負わせたりしている。

一つ一つの威力はブラックトリガーとしては小さいが、窓の出現可能範囲イコール攻撃範囲であり、厄介であることに変わりはない。

棒状だけでなく幅を持たせることもでき、エネドラの腕やレプリカを一刀両断している。

ワールドトリガー第77話より引用

現在確認されている攻撃型はこれ一つのみである。

ミラは、その能力を知らない者にとっては、拘束したり攻撃を当てたりすることがまず不可能な存在と言える。

他の攻撃系トリガーとの組み合わせによって、さらに手に負えなくなると推測される。

アフトクラトルについて

アフトクラトルは、ネイバーフットに点在する国のうち、“こちら側の世界”に接近する四大惑星国家の一つ。

トリガーの開発を独自に進める強力な軍事国家で、「神の国」という異名を持ちます。

「神」とは、惑星そのものを形成するマザートリガーと同化する生贄のことです。

「神」のトリオン能力に応じて国土や資源といった国力が左右されるため、代々、入念な人選が行われてきました。

現在「神」の寿命が尽きそうとあって、国内では新たな「神」の選定に情勢が揺らいでいます。

ワールドトリガー第105話より引用

アフトクラトルの目的

三門市への侵攻理由は、ボーダーのC級隊員を「雛鳥」として捕獲しながら「神」候補の「金の雛鳥」を捜索すること。

ミラは、ハイレインから作戦の全貌を知らされており、今回の侵攻において人一倍の功績を残した人物である。

表向きには、トリオン兵や戦闘員の配備を遠征艇から行い、戦局を的確に把握していた。

雨取千佳を「金の雛鳥」として捕らえるというハイレインの作戦変更にも、柔軟に対応。

単独でエネドラのブラックトリガーの回収を成功させた後、ヒュースが千佳に打ち込んだマーカーを追尾して、修の足取りを把握し先回りした。

ハイレインに援護を頼まれ、戦闘を徹底的に補佐。

レプリカによって遠征艇への撤退に追いやられるまで、トリオンを酷使して「金の雛鳥」強奪にあたった。

アフトクラトルの角つきとは？

アフトクラトルでは、幼児にトリオン受容体である「角」を埋め込み、トリオン能力を後天的に強化させる研究が進められている。

成長とともにトリオン量が向上し、移植されたトリガーとの適合性も上がる。

トリガーを手足のように自在に操作できるようになるため、その戦闘力はノーマルトリガーをはるかの上回るとされている。

ワールドトリガー第54話より引用

ブラックトリガーの適合者の角は黒く変色する。

ミラは、額から黒い角が出ている。

他の角付きと比べると、角は小さくて目立たない。

まとめ

• ミラは、アフトクラトルの遠征部隊の一員で、隊長の補佐役として活躍
• ミラは、ハイレインの命令に絶対服従
• ミラは、黒トリガー・窓の影（スピラスキア）の使い手で、ワープ能力を持つ
• ミラは、能力を駆使して「金の雛鳥」捕獲にあと一歩のところまで迫った

ワールドトリガーは、現在23巻まで発売されています。

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