キングダム｜羌礼は史実で実在するのか？祭の羌識との戦いと最後についても

羌礼（きょうれい）は原泰久原作『キングダム』の登場人物。

次世代の蚩尤（しゆう）候補の一人。

姉妹のような関係の羌識の命を奪ったことにより深い闇に囚われてしまった羌礼。

キングダムでは、数少ない女性キャラクターということもあり、読者からの人気を集めています。

この記事では、羌礼のプロフィールと祭での出来事、また最後どうなったかについて解説します。

キングダム｜羌礼（きょうれい）は史実で実在するのか？

千年も続く暗殺一族「蚩尤（しゆう）」の一氏族である羌族出身。

口が悪く、羌瘣、羌識とは正反対なヤンチャな女の子です。

キングダム第663話より引用

羌礼のプロフィール

• 羌瘣と同じ羌族出身で小さいころから一緒に育つ羌瘣の妹的存在
• 得物：白鳳（はくほう）
• 外の世界にも興味を持っている
• 女系一族のためか男性にも興味津々で好奇心旺盛

羌礼は史実に実在するのか？

羌礼は史実には存在しない、キングダムオリジナルキャラクターとなっています。

羌礼と羌瘣

羌礼と飛信隊との出会い、そして羌瘣と和解に至った経緯について解説します。

羌礼と飛信隊の出会い

趙国を滅ぼそうと攻める秦軍。

楽華隊も玉鳳隊も押している中、飛信隊だけが押され山にまで追い詰められてしまっていた。

歩兵団副長の松左の戦死に加えて、羌瘣も禁術である蘇生術を信に施してしまった為、不調で休養中。

そんな中、まわりの隊から飛信隊の副長が敵をどんどん倒しているといううわさが流れていた。

ある日の戦いで、飛信隊の尾平や昂が趙兵に追い詰められ、絶体絶命な状況に陥っていた。

その時、突如現れた蚩尤族が趙兵を次々と討ち取り、尾平たちの危機を救ったのである。

その人物は、現・蚩尤である羌礼だった。

キングダム第663話より引用

羌礼の真の目的とは？

その後、羌瘣に会った羌礼は「羌瘣の力になりたい」と飛信隊に入隊することを申し出た。

突然の来訪に戸惑う羌瘣だったが、ひとまず羌瘣隊で預かることになった。

飛信隊は羌礼の活躍により前線を押し戻す。

しかし戦いには勝利するものの度重なる作戦無視、投降兵を斬る、昂を殺そうとするなどの自分勝手な行動に飛信隊の古株たちも頭を抱える状況。

挙げ句、隊と触即発になったその時、羌瘣が止めに入った。

キングダム第665話より引用

羌瘣は、羌礼の真の目的が自分の命だと気づいていた。

羌礼が羌瘣の元にやってきた真の目的は、羌瘣を殺すことだったのである。

外で生きられるのは1人だけという蚩尤族の掟を破って、外の世界でのうのうと生きている羌瘣が許せないのだった。

羌礼VS羌瘣

禁術を使った羌瘣の体の中の気の道がズタズタになっているとわかった羌礼は、羌瘣の力が戻る３日後まで待つことに。

３日後、羌瘣と羌礼は飛信隊の野営地のそばで対峙。

二人を見守るのは信と河了貂。

羌瘣は羌識の死で闇に堕ちた羌礼を呼び戻そうとする。

キングダム第668話より引用

「識はどんな顔で死んでいった」

その言葉に怒りを露わにした羌礼は羌瘣に襲い掛かった。

大岩をも斬り裂く羌礼の攻撃を羌瘣は緑穂を抜かずに交わし、顔面にこぶしを入れた。

しかし気分屋の羌礼の実力もまだまだこんなもんじゃない。

もっと深いところまで来いと挑発する羌瘣。

戦いの中で「祭」のことを聞く羌瘣。

羌礼は涙を浮かべながら、「祭」について語り出した。

羌礼と羌識「祭」の悲劇

蚩尤の候補生として才能を認められ、幼少期から修練を積みながら姉妹同然で育った羌礼と羌識。

二人は何をするにも一緒で羌瘣にとっては二人とも大事な妹分のような関係でした。

「祭」が開催されるにあたり、羌識は羌礼に「生き残るのは私だ」と宣戦布告。

姉妹同然で育った二人だったが、「祭」の直前には今からは敵同士だからと袂を分かつことに。

そして「祭」の当日。

同族で手を組んではならないという掟がある為、二人はなるべく離れた位置につき、「祭」が始まった。

始まってみると、羌識だけが頭一つ実力が抜けていることに羌礼は気づいた。

だから、羌礼はボロボロになりながらも必死で巫舞を使い続けた。

周りに動いている者がいなくなり、勝ったと思った瞬間、背中合わせになったのは羌識だった。

その瞬間、羌識は羌礼に刃を振るい、羌礼も仕方なく応戦した。

羌識の薙ぎの方が早かったが、羌識は羌礼の首元で剣を止めたのだ。

そして、無情にも羌礼の剣は羌識を貫いていた。

キングダム第668話より引用

羌礼が蚩尤となった瞬間である。

羌識は羌礼を殺めることができないとわかっていたのだ。

羌識の心臓を貫いた感触、最後の苦悶の表情が羌礼を変貌させた。

羌礼は羌識の命を糧として本物の蚩尤になったのです。

羌礼の活躍と最期

羌瘣との闘いの中で、羌識の想いを思い出した羌礼は、頑張って生きることを決意。

過去を乗り越えた羌礼は、飛信隊にあらためて迎え入れられた。

そして、幾度となく飛信隊の危機を救うことになるのです。

そんな羌礼の飛信隊入隊後の活躍と、最後どうなったかについて解説します。

羌礼の活躍

羌礼の初陣は、難攻不落の影丘攻略戦。

先陣を切った玉鳳隊が全滅しそうな状況の中、瀕死の将軍王賁を救出。

さらに反り返る崖を飛信隊の歩兵とともに登り切り、先陣を切って敵の部隊に斬り込んだ。

キングダム第682話より引用

その後も次々に敵兵を倒し続け、飛信隊の影丘攻略に貢献した。

蚩尤になる実力を持つ羌礼は、飛信隊副長の羌瘣並みの実力がある。

まだ入隊したばかりだが、今後の羌礼が活躍するのは間違いないだろう。

羌礼の最期とは？

羌礼の最後については、まだ作中では描かれていません。

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まとめ

• 羌礼は、祭で最後の一人まで残った蚩尤
• 羌礼は、蚩尤として羌瘣を殺すために飛信隊に来た
• 羌礼は、姉妹のように育った羌識を討ち、蚩尤となった
• 羌礼は、羌瘣に救ってもらい、羌識の思いも背負い、闇から抜け出した

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