ランバネインは、葦原大介原作の人気漫画「ワールドトリガー」の敵役
アフトクラトルのネイバーで、遠征部隊を率いるハイレインの弟です。
A級隊員を含めた10人がかりでやっと取り押さえることが出来た強者でもあります。
この記事では、ランバネインのプロフィールと角トリガー・雷の羽(ケリードーン)について解説しています。
【ワールドトリガー】ランバネインとは?
ランバネインは、アフトラクトルから来たネイバーで、大柄で健康的な肌色の精悍な出で立ちをしています。
見た目通りの豪快な振る舞いを、戦いにも反映。
先陣をきって、多数のボーダー隊員を苦しめました。
ワールドトリガー第54話より引用
ランバネインのプロフィール
- アフトクラトル出身
- 遠征部隊の隊員
- 24歳
- 身長:202cm
- 好きな物:手強い相手との戦闘、肉と酒、空を飛ぶこと
- 額に角がある
ベルティストン家の生まれ
ランバネインは、アフトクラトル国内の四大領主・ベルティストン家の生まれで、ハイレインを兄に持つ。
兄弟であることとは別に、遠征部隊の指揮官と部下として、隊務においては公私混同を避けている様子。
作戦会議の場で、ハイレインを「兄」と呼びかけたが、すぐに「隊長」と言い直している。
ワールドトリガー第47話より引用
また、ハイレインをベルティストン家の当主として崇め、決断に関しては一切口出しせず従う姿勢を貫いている。
隊の規律に重きを置く、軍人気質な側面があるのかもしれない。
兄・ハイレインと対照的な楽天家
ランバネインは、快活で後腐れがない発言が目立つ。
潔く敗北を認めたり、エネドラの命令違反を勇ましいと称したりと、非常に楽天的であっけらかんとしている。
狡猾で虎視眈々と目的のために動くハイレインとは真逆の性格。
ただし、相手を見くびらない慎重さは兄譲りである。
現に、大規模侵攻においては、ボーダーのチームを組んでの戦闘に一目置いている。
アフトクラトルはトリガー技術における年数と実績に長け、ボーダーとは比べものにならないほどでその差は歴然。
それでも油断せずに状況判断に努めて、陽動や包囲にも動じない冷静さを見せた。
思ったことをすぐに口に出してしまう正直さが裏目にでることもあり、玄界から撤退する遠征艇の中では任務の失敗を吐露してミラから睨まれてしまった。
ワールドトリガー第81話より引用
ガロプラ侵略にも参加
ランバネインは、ハイレインやヴィザとともにガロプラへの遠征にも参加していた。
大規模侵攻と同様に、パワーを活かした暴れ役を担当していたと思われる。
実戦経験を着実に積んでおり、敵の出方の予測や把握する感性に優れているのはこうした境遇によるものである可能性が高い。
殊に戦争においては、兵力差が物を言うことや裏をかく戦術があって当然だと心得ている。
米屋から多勢に無勢であることを謝罪された際は、全く気にしていないとしながらも、ミラの能力を利用しての奇襲を試みる残忍な所業も見受けられた。
どんな状況にも柔軟に対処できるという自負があるようで、遠征艇で待機中も戦いたくてうずうずしていた。
角トリガー・雷の羽(ケリードーン)とは?
角トリガーとは、アフトラクトルで独自に開発されている強化トリガー。
武器として装備するボーダーのノーマルトリガーとは概念が異なり、身体そのものを変形させて戦うのが特徴です。
「角」によるトリオンの補助を前提として作られているため、トリオン体へ大きな負担がかかります。
アフトラクトルが研究を進める角トリガー
アフトクラトルでは、トリオン能力の高い人間を人工的に生み出すために、何年も前から国をあげて研究を推し進めてきた。
結果、トリオンの量を増幅と性質を変化させることができる、トリオン受容体の「角」の製造に成功。
その技術は軍事機密とされ、謎が多い。
レプリカによれば、7年前の時点で「角」は既に実用化の段階にあったという。
「雷の羽(ケリードーン)」は、アフトクラトルで作られたトリガーの一つ。
ランバネインは、パワフルな攻撃を可能にする戦闘力と、各形態を使いこなす器用さがある。
攻撃力の高さと爆発力は、自身の気概や戦闘スタイルにも合っている。
雷の羽(ケリードーン)の能力について
腕や背中を銃のように変形させて銃弾を浴びせる射撃型のトリガー。
手の平にあらかじめ射出口が備わっており、両手からの攻撃が通常形態のようである。
一回一回の弾数が脅威的で、米屋からは出水と並ぶ「弾バカ族」と呼ばれている。
シールドや遮蔽物お構いなしの威力があり、距離をとるスナイパーたちを一発で仕留めるほどの射程距離と正確性、大きな銃弾を続けざまに打ち込める速射性も兼ね備えている。
手の平から発砲される攻撃は、最も早く起動できる武器であり、爆発的な破壊力を有する。
左腕の肘から先をまるごと大型銃へと変形させて戦闘することも可能。
大き目の連なる弾丸を装填させ、威力と有効射程をさらに引き上げながら、連射性能にも優れている。
ワールドトリガー第54話より引用
背中から3×6の発射口を左右両方に翼のごとく浮き上がらせ、バイパー軌道の弾丸を一斉に放出。
軌道は同時に多方向へと調節可能である。
また、両翼のにはブースターが備わっていて、トリオンをジェット噴射させて飛行することができる。
手の平の装備と合わせて使用した際には、上空から弾丸を雨のように降らせた。
高く飛ぶほどトリオンを多く消費するため、再浮上まで数十秒かかる。
攻撃性能の高いトリガーだが、シールドも完備されている。
どちらの手からも黒いシールドを展開可能。
驚くほど頑丈で、大きさも自由自在。
イーグレットによる射撃やトマホークを防ぎきっている。
ただし、ランバネインの動体視力と先読みの力があってこその防御力である。
ランバネインは、ブラックトリガー級の「雷の羽(ケリードーン)」を見事に操り、アグレッシブな戦闘スタイルの中に技術が光る。
次の攻撃へ移るまでに無駄がなく、手堅い戦術を実行する切れ者といえるだろう。
アフトクラトルについて
アフトクラトルは、ネイバーフットに点在する国のうち、“こちら側の世界”に接近する四大惑星国家の一つ。
トリガーの開発を独自に進める強力な軍事国家で、「神の国」という異名を持ちます。
「神」とは、惑星そのものを形成するマザートリガーと同化する生贄のことです。
「神」のトリオン能力に応じて国土や資源といった国力が左右されるため、代々、入念な人選が行われてきました。
現在「神」の寿命が尽きそうとあって、国内では新たな「神」の選定に情勢が揺らいでいます。
ワールドトリガー第105話より引用
アフトラクトルの目的
今回の侵攻は占領などが目的ではなく、新たな兵力の確保と同時に「神」の候補となる者を本国へと持ち帰ることにある。
ランバネインは、トリオン使いのキューブ化を担うラービットが円滑に作業を行えるための手助けとして、基地南部に降り立った。
B級合同部隊を一人で相手することになるも、本人は着実に戦力を削ぎ落していくのを楽しんですらいる。
出水・米屋・緑川の“A級3バカ”が加わったことで、攻撃が守備寄りに傾いたところを、東の的確な指示によって更に追い込まれていった。
ボーダー隊員たちの連携プレーを前に敗れ、いち早く遠征艇に退却。
しかしながら、単独で敵戦力を惹き付けることに一定以上の成功を収めており、多くのC級隊員が攫われた一因はランバネインにあるといえる。
アフトクラトルの角つきとは?
アフトクラトルでは、幼児にトリオン受容体である「角」を埋め込み、トリオン能力を後天的に強化させる研究が進められている。
成長とともにトリオン量が向上し、移植されたトリガーとの適合性も上がる。
トリガーを手足のように自在に操作できるようになるため、その戦闘力はノーマルトリガーをはるかの上回るとされている。
ワールドトリガー第54話より引用
ブラックトリガーの適合者の角は黒く変色する。
ランバネインは、額から角が伸びている。
兄であるハイレインとは角の生え方が異なっている点について、原因は明らかとなっていない。
まとめ
- ランバネインは、アフトクラトルの遠征部隊の一員で、隊長のハイレインの弟
- ランバネインは、血気溢れる武人で、清々しい性格
- ランバネインは、角トリガー・雷の羽(ケリードーン)の使い手で、様々な射撃形態へと身体を変化
- ランバネインは、ボーダーの連合部隊相手に大立ち回りをし、遠征部隊における役割を果たした
ワールドトリガーは、現在23巻まで発売されています。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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