ワールドトリガー林藤陽太郎と雷神丸の正体は？アリステラについても

林藤陽太郎＆雷神丸は、葦原大介原作の人気漫画「ワールドトリガー」に登場するマスコットキャラクター的存在。

玉狛支部で生活する2.5等身の幼児と、カピバラのようなの生き物のコンビです。

この記事では、林藤陽太郎＆雷神丸の正体と生態、アリステラについて解説します。

【ワールドトリガー】林藤陽太郎＆雷神丸とは？

林藤陽太郎は、玉狛支部所属で三雲修たちに先輩風を吹かせる子ども。

雷神丸と常に行動を共にしています。

子供らしからぬ尊大な口調で話していますが、ゆるキャラのような出で立ちが何とも締まらず、威厳はゼロです。

9月22日はボーダー玉狛支部所属の「お子さま」、林藤陽太郎くんの誕生日!!
彼こそが玉狛支部の屋台骨。古くから迅隊員や玉狛第1の面倒を見ながら、最近ではヒュース隊員にいろいろしこんで玉狛第2に編入させるなど、八面六臂の働きをこなします！#ワールドトリガー#ようたろうお誕生日おめでとう pic.twitter.com/UF0QoPG0K9

— ワールドトリガー公式 (@W_Trigger_off) September 21, 2020

林藤陽太郎のプロフィール

• 玉狛支部所属のお子さま
• 年齢：5歳
• 誕生日：9月22日
• 身長：98ｃｍ
• 血液型：AB型
• 好きなもの：他人が食べているお菓子、女の子、雷神丸に乗ってお散歩

お菓子と女の子が大好き

林藤陽太郎は、相棒の雷神丸に乗って移動する元気な子ども。

お菓子に目がなく、玉狛支部の客人用のお菓子にまで手をつけようとするほど。

烏丸の女子人気にあやかって、生写真を釣りに本部の女子隊員からお菓子をせしめたこともある。

また、お菓子と同じくらい女の子が大好き。

どらやきを譲ってくれた初対面の雨取千佳に「結婚してあげてもいい」と告白。

ワールドトリガー第19話より引用

ちなみにお嫁さん候補は千佳だけでなく、林藤ゆりにも同様にプロポーズめいた発言をしている。

全く人見知りしない性格で、高い所も好きである。

宇佐美栞のいとこの米屋陽介とは、名前に同じ漢字がある「陽」仲間として、肩車をしてもらうほど仲良し。

クローニンとは、足の裏で回してもらう新技を開発。

姉の瑠花にもせがんで同様に遊んでもらっている。

玉狛支部所属の大先輩

林藤陽太郎＆雷神丸は、数年前から玉狛支部に身を寄せている。

そのため、三雲修たちやその後にやって来たヒュースを後輩として見ており、本人なりに指導している。

特に、一緒に過ごす時間が長かったヒュースへは、先輩として人一倍気遣っていた。

故郷に思いを馳せるヒュースを元気づけ、その意思を尊重している。

ヒュースが玉狛支部を抜け出してガロプラとの接触を図ると、「蝶の楯（ランビリス）」を返すために雷神丸に乗って追いかけた。

ワールドトリガー第134話より引用

身内が負けるのを自分のことのように悔しむ一面も。

三雲隊のランク戦の応援に熱をあげていて、好物のおやつを賭けるほど支持。

木崎レイジがアフトクラトルのヴィザに敗れた際には、全力を出していれば負けるはずがないと悔し涙も見せた。

自慢のヘルメット

林藤陽太郎がいつも身に着けているヘルメットは、レイジが作ってくれたもの。

屋内外問わずに被っているのは戦隊モノの影響で、本人曰く「常に戦いに身を置いているから」とのこと。

調子に乗った言動のたびに小南や迅から頭にチョップをお見舞いされるので、今のところは“戦い”とは別の場面で役に立っているようである。

自分では、ヘルメットが格好良すぎるあまり正体がバレかねないとまで思っている。

サイドエフェクトで動物との意思疎通が可能

林藤陽太郎には、動物と会話ができるというサイドエフェクトがある。

話せるだけで、従わせるまでには至っていない。

雷神丸からはたびたび命令を無視されており、舐められているようである。

林藤陽太郎の正体とは？

林藤陽太郎は、旧ボーダー時代に同盟を結んだネイバーフットの一国・アリステラの王子である。

ワールドトリガー第201話より引用

「5年と少し前の戦い」によって国が滅びゆく最中、王女と王子の亡命を旧ボーダーが手助けした。

2人に継承された母トリガーは現在、ボーダー基地の地下深くに収納され、王女・瑠花が動かしている。

ボーダーがここ数年で飛躍的にトリガー技術を発展させることができた要因でもある。

また、星や母トリガーを語る上で重要となるのが冠トリガー。

母トリガーの恩恵を受けるその星で一番強力なトリガーのことであり、役割は星によって異なる。

アリステラの冠トリガーについては後述。

旧ボーダー組織とアリステラ

ボーダーがまだ公に活動を始める前の組織を旧ボーダーと呼ぶ。

現在の本部基地ができるまでは、現在の玉狛支部を本部としていた。

玉狛支部のエンブレムは、旧ボーダーのものをそのまま使用している。

図示されているのは、ネイバーフットと“こちら側の世界”の橋渡しという旧ボーダーの存在意義。

BORDERのロゴの上に描かれた3つの丸は、ネイバーフットに存在する3つの同盟国（デクシア、メソン、アリステラ）を意味している。

ワールドトリガー第201話より引用

「5年と少し前の戦い」とは、同盟国のアリステラが別の国からの襲撃に遭い、旧ボーダーも加勢したネイバーフットでの戦争のこと。

壮絶な戦いの末、旧ボーダーの当時いた19人のメンバーのうち、半数以上が命を落とした。

迅の師匠で遊真の父の知り合いである最上宗一もその一人である。

亡命を遂げたアリステラの王家出身の陽太郎と瑠花は、それぞれ林藤と忍田の親戚として、玉狛支部と本部で別れて暮らしている。

週１回のペースで会っており、姉弟の関係は良好。

気位の高い瑠花は少し過保護なところがある。

戸籍を調達は唐沢が務めた。

アリステラから脱出するまだ赤子の陽太郎を抱えて走る騎士と、玉狛支部所属のネイバーであるクローニンの長髪が酷似し、クローニンが陽太郎を「若」と読んでいることから、クローニンもアリステラ出身である可能性が高い。

雷神丸の正体と生態は？

雷神丸は、陽太郎からは犬だと信じ込まれている相棒。

雷神丸は、アリステラの冠トリガーで「陽太郎を守る」という役目が与えられている。

ワールドトリガー第202話より引用

名前は陽太郎が好きなテレビヒーローの飼い犬に由来している。

鳴き声もあげず大人しくしているが、陽太郎の指令に取り合わない不遜な態度も目立つ。

らいじん丸BACK

抜群の安定感がある背中に、陽太郎はよく乗っている。

雷神丸の背で寝ていることもある。

らいじん丸STOMACH

程よい柔らかさで、触り心地が良い。

陽太郎と結婚すれば、雷神丸のおなかは触り放題という特権が与えられるそう。

アフトクラトルへの帰還を願うヒュースに、おなかを触っていいと許可を出したのは特例である。

らいじん丸LEG

ずんぐりとした体のわりに小さい足だが、脚力がある。

新入りの修たちの体づくりを目的としたランニングにも、陽太郎を乗せた状態で涼しい顔で付き合う。

らいじん丸NOSE

犬のように鼻が利き、出て行ったヒュースを追いかけるのに役だった。

鼻を常にヒクヒクと動かしていて、ぬめりがある。

らいじん丸MOUTH

長い出っ歯が特徴。

悪を切り裂くほどの武器とされているが、未だ活躍はない。

陽太郎に命の危機が迫ると、咆哮で街を焼き尽くすらしい。

ワールドトリガー第202話より引用

まとめ

• 林藤陽太郎＆雷神丸は、玉狛支部で暮らす活発な子どもとその相棒
• 林藤陽太郎＆雷神丸は、後輩思いの立派な先輩
• 林藤陽太郎＆雷神丸は、アリステラの王子と護衛の冠トリガーである
• 林藤陽太郎＆雷神丸は、旧ボーダーを知る一部の人間しか正体を知らない

ワールドトリガーは、現在23巻まで発売されています。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。