キングダム｜摩論の裏切りとは？能力や活躍と最後についても

摩論（まろん）は、原泰久原作『キングダム』の主要登場人物。

桓騎軍の中でも珍しい敬語を使う穏やかな性格の摩論。

この記事では、摩論の能力や活躍、裏切りについて解説しています。

摩論（まろん）とは？

荒々しい盗賊の集まりの桓騎軍の中で唯一礼儀正しい軍師の摩論。

趙国の抱える危険な武将全員の名前を記憶しています。

胡散臭い見た目とは裏腹に丁寧な言葉遣いや料理上手などギャップが多くある摩論についてまとめました。

 

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摩論のプロフィール

• 桓騎軍参謀 桓騎傘下将軍
• 自称『紳士摩論』
• 料理上手、得意料理『ホホ肉摩論風香辛焼き』
• 頭脳で戦うと言わんばかりに武器は持たず、手に羽毛扇を持ち戦術を繰り出す。

摩論は史実で実在するのか？

摩論は史実では存在しません。

キングダムオリジナルキャラクターとなります。

桓騎将軍との関係

桓騎の副官黒桜・雷土同様、野盗時代からの古参配下であるが、忠誠心という意味では最古参の中では一番薄い。

料理が得意

料理が得意な摩論。

その腕前は本格的で、料理人と言っていいレベルです。

キングダム705話より引用

黒桜からもエセ軍師はやめて、料理人になったほうが良いと言われてます。

摩論の能力と活躍

摩論が戦闘に参加するシーンはあまり描かれません。

参謀なので武力ではなく知略を練る役割を担っています。

そして、自分が安全な位置にいる時は軽口を叩くことが多いのも特徴です。

そんな摩論の能力、活躍についてまとめました。

桓騎軍の参謀

参謀なので武力ではなく知略を練る役割を担っていますが、知略の方でも特に強烈なインパクトは残していません。

それもそのはず、桓騎軍の奇想天外な戦いは、桓騎自身が考えているものが殆どだからです。

ただ、切れ者の桓騎が参謀として登用していることから、それなりに頭がキレることは間違いないでしょう。

黒羊丘の戦い

黒羊丘の戦いで桓騎軍は、飛信隊と共に趙の慶舎軍と対峙。

摩論軍、黒桜を中央、雷土軍を左翼、飛信隊を右翼とし、樹海という特殊な戦場で黒羊の丘を激しく取り合いました。

ところが、桓騎は絶好のチャンスが訪れてもすべてを無駄にするかのように何もしませんでした。

しかし、それは全て慶舎の怒りを焚きつける作戦で、まんまとおびき寄せられた慶舎は最終的に信に討たれたのでした。

総大将が慶舎から紀彗に移ると、砂鬼一家の拷問によって紀彗の弱点を入手。

砂鬼一家による残酷な“贈り物”で、離眼城の住人を皆殺しにすると脅迫し退却させました。

隊の方針の違いから飛信隊と激しくぶつかりますが、桓騎軍としては自軍の損傷を最小限にとどめた大勝利となったのです。

しかしながら、これら全て桓騎自らがたてた策略であり、摩論自身は飛信隊に作戦を伝えたに過ぎません。

キングダム第444話より引用

鄴攻略戦（朱海平原の戦い）

趙の巨大都市・鄴。

高い外壁で見えませんが、なにやら城内は騒がしい様子を眺めて摩論は不敵に微笑んで言いました。

しかし、李牧軍が鄴に向けて南下して来ているとの知らせに驚く摩論。

すぐに地図を広げて状況を確認します。

北で見張っていた尾喜一家からの早馬によると、間違いなく李牧軍が南下しているとのこと。

部下は地図を指差し、早ければ半日で鄴に到着する勢いだと報告します。

朱海平原の様子は、まだ桓騎軍へ報告されておらず勝敗が分からない状況。

李牧軍が鄴を目指していることから、摩論は王翦軍が負けたと予想したのです。

焦る摩論に対して、いたって冷静な桓騎。

「落ち着け」と摩論に呼びかけます。

キングダム第633話より引用

しかし、摩論からすれば落ち着いていられる状況ではありません。

兵糧が先に尽きた方が負ける戦であることから、「兵糧が尽きる前に逃げよう」と桓騎に提案する始末。

常に危険を冒さない摩論らしさが垣間見える場面でした。

つまり摩論の能力は、危険を察知する能力といえるのではないでしょうか。

この戦いにおいても活躍することなく、怯えたり、焦ったり、逃げようとしたりするだけでしたが、不思議と登場場面が多い摩論なのでした。

摩論の最後は？

摩論の最後は、まだ作中では書かれていません。

しかしながら、摩論の性格的に最後の最後までしぶとく生き残り、人生を全うするのではないでしょうか。

摩論の裏切りとは？

鄴攻めを成功させた秦国は、趙の王都・邯鄲にまた一歩近づきました。

六大将軍に任命された桓騎率いる桓騎軍にも出陣の命が下ります。

武城・平陽攻略戦とは？

鄴攻めを成功させ、遼陽と趙の国門でもある列尾も落とした秦軍が次に狙うのは王都邯鄲。

そのためには、邯鄲の目の前に位置する武城と平陽の２つの城を攻略することが直近での課題であり、秦軍による武城・平陽攻略戦が始まった。

趙軍は、武城と平陽を中心に大規模な防衛線を敷いており、この防衛線で指揮を任されたのが扈輒将軍でした。

秦軍もこれに対して王翦を中心に、桓騎と楊端和を配置し、連合軍で攻勢をしかけましたが、防衛線が厚くなかなか攻略できずにいました。

桓騎軍も左翼の影丘攻略に苦戦。

玉鳳隊を持ってしても攻略の糸口が見つからない状況が続いたのです。

摩論の裏切りとは？

そんな中、趙の扈輒将軍率いる15万の大軍が進軍。

ますます窮地に立たされる桓騎軍。

次から次へと桓騎軍本陣に届く劣勢の報告。

しかも桓騎はのんきに天幕で寝ている様子。

そして、摩論はついに決断するのでした。

「よし、私も仲良しだけ連れて逃げよう」

キングダム680話より引用

この状況下でも自分さえ助ければ問題ないという、この時代の将校にあるまじき行動をみせようとする摩論。

ここまでくるとさすがとしか言いようがありません。

この直後、桓騎から作戦の真相を聞かされて摩論は思いとどまるわけですが、実はその作戦が失敗すると思い一番奥まで逃げていたのです。

その一方で、作戦が成功した場合の準備もしており、結果的に情報戦で趙軍に大混乱を引き起こしました。

キングダム第694話より引用

これこそ、さすが摩論と言わざるを得ない活躍と言えるのではないでしょうか。

まとめ

• 摩論は、桓騎軍参謀で桓騎傘下将軍
• 摩論は、料理上手で武器は持たず、手に羽毛扇を持ち戦術を繰り出す
• 摩論は、史実には存在しない。
• 摩論は、一度は桓騎を裏切ろうとしたが、逆に手柄にしてしまった

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