ワールドトリガー｜城戸正宗とは？旧ボーダー時代の過去や派閥についても

城戸正宗は、葦原大介原作の人気漫画「ワールドトリガー」の登場人物。

顔に大きな傷があるボーダー本部最高責任者です。

冷酷非情な言動でネイバーの粛清に臨むのには、過去の出来事が関係しているようです。

この記事では、城戸正宗のプロフィールと旧ボーダーについて解説しています。

【ワールドトリガー】城戸正宗（きどまさむね）とは？

城戸正宗は、額から左頬にかけて大きな傷がある。

ボーダーのトップに君臨する厳格な司令官です。

現在のボーダーが出来る前から、組織に関わっていた人物にでもあります。

9月1日は「おおかみ座」の42歳、城戸正宗本部司令官の誕生日!!
いつも冷淡な表情を崩さない城戸司令ですが、誕生日の今日くらいは旧ボーダー時代のように満面の笑みを見せて欲しいですね!!#ワールドトリガー#城戸司令お誕生日おめでとう pic.twitter.com/uhgN3zPN5Z

— ワールドトリガー公式 (@W_Trigger_off) August 31, 2019

城戸正宗のプロフィール

• ボーダー本部の最高司令官
• 年齢：42歳
• 誕生日：9月1日生まれ
• 星座：おおかみ座
• 身長：178cm
• 血液型：O型
• 好きな物：家族、古い映画、ブラックコーヒー

旧ボーダー創設期のメンバーで空閑有吾と同期

ボーダーが公に活動を始めるようになったのは4年半前。

組織としてはさらに昔からボーダーは始動していた。

城戸正宗は、最初期のメンバーの一人で、空閑有吾とは同期にあたる。

城戸派とは？

ボーダーは大きく分けて3つの派閥に分類される。

城戸正宗は、全てのネイバーを敵とみなし、徹底排除を謳う「城戸派」の首長。

三輪隊や風間隊などを配下に従え、積極的にネイバーフット遠征をすすめている。

ネイバーに強い恨みを持っている者が多く集まり、最大派閥となっている。

ネイバーへの敵視から「城戸派」が行き過ぎた干渉をするのを、防衛任務重視の「忍田派」は諫める立場をとり、ネイバーと手を取り合おうとする「玉狛支部派」は真っ向から対立する関係にある。

ブラックトリガーへの執着？

空閑遊真の出現に際しては、ネイバーとしてすぐに始末しようと考えた。

ブラックトリガーの所持と玉狛支部に保護されたことを知ってからは、ブラックトリガーの奪取に照準を定め、A級トップチームを差し向けている。

本部長の忍田真史から強引さを咎められても、次なる手を打つのみと宣言し、あくまでブラックトリガーを狙う姿勢を崩さなかった。

ワールドトリガー第18話より引用

迅が遊真の入隊と引き換えに「風刃」を手放したことで、話は打ち切りとなっている。

アフトラクトルの大規模侵攻前の対策会議では、敵国がブラックトリガーを所持しているのかどうかを気にしている様子も。

ブラックトリガーの脅威に関して、何か思う節があるのかもしれない。

修たちとの駆け引き

迅のサイドエフェクトによると、城戸の”真の目的”に修や遊真らが役立つという。

それを聞いてから城戸は、遊真の動きを中心に玉狛第二を注視している。

大規模侵攻を前にネイバーフットの情報が必要として、遊真に協力を依頼。

レプリカから情報提供の代わりに遊真の身の安全を保証した。

ワールドトリガー第41話より引用

ところが、アフトラクトルの侵攻において新型トリオン兵に遊真のブラックトリガーの力は不可欠として、本人の意向を無視した厳しい指示を出している。

これは、自身が提唱する「規律を守れない隊員はいかなる能力を持っていても不要」という見解に基づいて、遊真を試したのだと思われる。

防衛戦終結後、記者会見に乱入した修の言葉を利用して、記者たちに遠征任務を良いようにアピール。

姑息なやり方を修から非難の目を向けられても、悪びれるどころか修たちに激励の言葉を送っている。

ヒュースの加入についても、千佳を遠征艇の補助要員にするという目的を果たしやすくするために修の要求を吞んだ。

小南桐絵は「平気で裏切る」と不満そうだが、今のところ修たちの利用価値を値踏みしている状態で、城戸自身の利益のために妥協点を見出すようになっている。

“真の目的”については明らかになっていないが、戦力の拡大を貪欲に求めていることから、ネイバーフットの強国に備えて大義を抱いているものと推測される。

旧ボーダーについて

ボーダーは、ネイバーに対抗するべく、トリオン技術の解析やトリガーを用いて戦闘する「こちら側の世界」の防衛組織。

現在の組織が出来る前からボーダーという名前で活動しており、便宜上、民間組織としての運営を始める前の集団は「旧ボーダー」と呼ばれています。

その名の通り、こちら側とネイバーフットの境目にあり、2つの世界の橋渡しとなることを目的に掲げていました。

ネイバーである空閑有吾がメンバーにいることや、ネイバーフットの3国と同盟を結んでいることからも、その指針がうかがえます。

本部の設立や隊員の募集をするようになるまでには、様々な経緯がありました。

5年と少し前の戦い（アリステラ援軍）で大打撃

5年前に同盟国のアリステラが敵国の襲撃に遭い、アリステラの援軍として旧ボーダーは出征した。

「こちら側の世界」にまで手が及ぶことは防げたものの、被害は甚大。

アリステラは壊滅にまで追い込まれ、旧ボーダーのメンバーは19人中10人が帰らぬ人となった。

最上宗一を含む数人は、ブラックトリガーになっている。

ネイバーは敵

城戸正宗は、旧ボーダー時代には顔に傷がないことから、この戦いで負傷したものと思われる。

ワールドトリガー第162話より引用

旧ボーダーのメンバーらとの写真では歯を見せて笑っており、元の性格は現在とは全く違うようである。

多くの犠牲を伴ったことがきっかけとなってか、「5年と少し前の戦い」の後から“ネイバーは敵”とするようになった。

これは旧ボーダーとは真逆の方針である。

しかしながら、短期間でボーダーの組織の規模を大きくするなど、成果を上げていることは事実。

現・上層部の面々の多くは城戸がスカウトした。

忍田や林藤とは考え方が異なるものの、城戸のやり方を誰も否定することは出来ずにいる。

まとめ

• 城戸正宗は、ボーダー本部の最高司令官
• 城戸正宗は、全てのネイバーは排除すべきという「城戸派」の長
• 城戸正宗は、ボーダー最初期のメンバー
• 城戸正宗は、顔の傷を負った前後で性格が激変

ワールドトリガーは、現在23巻まで発売されています。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。