ワールドトリガー｜林藤匠とは？姪の林藤ゆりや玉狛支部設立の経緯についても

林藤匠は、葦原大介原作の人気漫画「ワールドトリガー」の登場人物。

三雲修たちが所属する玉狛支部の支部長です。

ボーダー本部にも顔が利き、暗躍度合いにおいては迅と肩を並べています。

この記事では、林藤匠のプロフィールと玉狛支部設立の経緯について解説しています。

【ワールドトリガー】林藤匠（りんどうたくみ）とは？

林藤匠は玉狛支部の支部長で、顎ひげとメガネが特徴。

メガネは怪しく光り、その奥の瞳を見せることなく、考えを読まてくれません。

旧ボーダー創設時からの古参で、ネイバーに対して独自の視点を展開しています。

11月2日は「とけい座」の34歳、林藤匠玉狛支部長の誕生日!!
今日は同年代の忍田本部長、唐沢営業部長と飲みに行ったりするんでしょうか。おめでたい日だけど、皆さん部長クラスなので組織への愚痴がつまみになっちゃいそうですね…。#ワールドトリガー#林藤支部長お誕生日おめでとう pic.twitter.com/lZVdlCif1e

— ワールドトリガー公式 (@W_Trigger_off) November 1, 2019

林藤匠のプロフィール

• 玉狛支部の支部長
• 年齢：34歳
• 誕生日：11月2日生まれ
• 星座：とけい座
• 身長：179cm
• 血液型：AB型
• 好きな物：タバコ、塩ラーメン、動物、釣り（釣れない）

旧ボーダー創設期のメンバー

ボーダーが公に活動を始めるようになったのは4年半前。

組織としてはさらに昔からボーダーは始動していた。

林藤匠は、最初期のメンバーの一人で、城戸の後輩、忍田とは同期にあたる。

旧ボーダー時代の集合写真では、小南桐絵からになつかれていることや、風間蒼也の兄の進を弟子として可愛がっていることが分かる。

ワールドトリガー第162話より引用

支部長という役職にもかかわらず、ボーダー幹部の会議に出席しているのは、林藤がボーダー初期のメンバーということが理由である。

玉狛支部派とは？

ボーダーは大きく分けて3つの派閥に分類される。

林藤匠は、ネイバーと友好関係を築くことを目的とした「玉狛支部派」を取りまとめている。

数えるほどしかいない少数派で、城戸派の一派からは「裏切り者」と呼ばれることもある。

林藤の弟子の風間進の弟・風間蒼也は城戸派に属しているが、林藤は彼を下の名前で呼んでいて例外的なつながりがある模様。

「玉狛支部派」はネイバーを敵視する「城戸派」とは真逆のスタンスであり、「城戸派」の蛮行については防衛任務重視の「忍田派」に協力を要請して立ち向かうこともある。

姪の林藤ゆりについても

林藤ゆりは、林藤匠の姪にあたる玉狛支部のメンバーの一人。

林藤匠と同じく、旧ボーダーの創設時からボーダーとしての活動を行っている。

ワールドトリガー第161話より引用

修たちが玉狛支部に加わった時には、ちょうど県外スカウトの旅に出ていて不在にしていた。

ちなみに、スカウトには玉狛支部のミカエル・クローニンの他、草壁隊と片桐隊も同行している。

修たち玉狛第二と初めて顔を合わせたのは、B級ランク戦第6戦終了後。

宇佐美栞から電話で報告を受けていたため、会う前からだいたいを既に把握済みであった。

木崎レイジの想い人で、旧ボーダー時代から現在に至るまで、レイジはゆりに対してだけ普段の落ち着きを失う。

陽太郎からも、お嫁さん候補と呼ばれるほど非常に好かれている。

「5年と少し前の戦い」を境に城戸が旧ボーダーの指針とは逆方向に精を出し始めたことについては、致し方ない部分があるとした上で、城戸をそうさせてしまった責任を感じているようである。

玉狛支部とは？

警戒区域に点在する6つの支部のうちの一つ。

支部の建物は、河川の調査施設だったものをそのまま買い取って使用しています。

「玉狛支部派」の方針のもと、ネイバーと対等のスタンスをとって、ネイバーの保護や協定の締結に取り組んでいます。

玉狛支部所属員

玉狛第一・玉狛第二のメンバーのほか、オペレーターの林藤ゆり、エンジニアのミカエル・クローニン、林藤陽太郎と雷神丸が在籍している。

クローニンや陽太郎に関しては支部に匿う形をとっており、空閑遊真やヒュースについても同様の理由で招き入れた。

ミカエル・クローニンとは？

ミカエル・クローニンは、玉狛支部所属のエンジニア。

林藤ゆりとともに県外へ隊員スカウトに出ていたため、本編初登場は第161話。

カナダ人設定となっているが、実際はネイバーである。

ワールドトリガー第161話より引用

147話で迅は、ヒュースを見た目が日本人ぽくないクローニンの親戚ということにしている。

ただし、クローニンがネイバーであることは遠征経験組には周知の事実であり、ヒュースをクローニンの親戚としたのは、ヒュースがネイバーであると暗に伝えるメッセージもあるようだ。

玉狛独自の特殊トリガー

林藤匠は、ネイバーフットのトリガーの研究を玉狛支部で独自に進めている。

林藤が個別にネイバーフットから持ち帰ってきたトリガーをもとに、ネイバー技術を解析。

さらに、新たなトリガーの開発に勤しむ。

玉狛第一の扱う特殊トリガーはその実験の成果である。

ワールドトリガー第55話より引用

ガロプラとの取引

林藤匠は、アフトクラトルの従属国として侵攻してきたガロプラに接触し、連携協定を打診した。

ボーダー本部の計画はそのままに、事を穏便に済ませる案を提示。

玉狛支部としては継続的な関係性を築きたいと示唆し、ガロプラと同盟を結ぶことに成功した。

同盟に関しては本部は未介入と思われ、アフトクラトルの情報について独自の入手経路を確立したといえる。

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旧ボーダーについて

ボーダーは、ネイバーに対抗するべく、トリオン技術の解析やトリガーを用いて戦闘する「こちら側の世界」の防衛組織。

現在の組織が出来る前からボーダーという名前で活動しており、便宜上、民間組織としての運営を始める前の集団は「旧ボーダー」と呼ばれています。

その名の通り、こちら側とネイバーフットの境目にあり、2つの世界の橋渡しとなることを目的に掲げていました。

ネイバーである空閑有吾がメンバーにいることや、ネイバーフットの３国と同盟を結んでいることからも、その指針がうかがえます。

本部の設立や隊員の募集をするようになるまでには、様々な経緯がありました。

5年と少し前の戦い（アリステラ援軍）で大打撃

5年前に同盟国のアリステラが敵国の襲撃に遭い、アリステラの援軍として旧ボーダーは出征した。

「こちら側の世界」にまで手が及ぶことは防げたものの、被害は甚大。

アリステラは壊滅にまで追い込まれ、旧ボーダーのメンバーは19人中10人が帰らぬ人となった。

最上宗一を含む数人は、ブラックトリガーになっている。

この時、アリステラ王家は母トリガーを王女と王子に継承させて、旧ボーダーの助けを受けながら「こちら側の世界」へと亡命させた。

ちなみに王子は林藤陽太郎である。

旧ボーダーの継承

本部基地ができるまで、ボーダーは現在の玉狛支部に本部を置いていた。

林藤匠は、旧ボーダーの基地と真髄をそのまま受け継いだといえる。

空閑遊真の父・有吾の発案したランク戦のシステムを鬼怒田と作り上げるなど、亡くなったボーダー創設期のメンバーの思いを今も背負い続けている。

城戸正宗とはネイバーに対する考え方で対立しているが、隊員の育成や防衛任務に関しては城戸の計画に沿っており、表立った反抗はしていない。

ただし、たびたび城戸を出し抜くような行動を取っているため、何か企んでいると睨まれている。

ワールドトリガー第38話より引用

まとめ

• 林藤匠は、玉狛支部の支部長であり、ボーダーの幹部としての顔も
• 林藤匠は、旧ボーダーのメンバーで、小南や姪のゆりとは当時から活動
• 林藤匠は、ネイバーに理解を示して有効的に接する「玉狛支部派」の長
• 林藤匠は、旧ボーダーの方針を引き継いでトリガーの開発や暗躍をしている

ワールドトリガーは、現在23巻まで発売されています。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。