ワールドトリガー｜トリオン量ランキング！ベイルアウト(緊急脱出)についても

トリオンとは、葦原大介原作の人気漫画「ワールドトリガー」に出てくる用語。

異界人・ネイバーが開発した特殊な武器の「トリガー」を使用するためのエネルギーのことです。

ボーダーでは、ネイバーから人々を守るためにトリオンに関する技術を解析し、独自な進歩を遂げています。

この記事では、トリオンについてとベイルアウト（緊急脱出）について解説しています。

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【ワールドトリガー】トリオンとは？

トリオンとは、万人に与えられた生体エネルギーのことを指し、心臓の横にある見えない臓器で作られています。

ワールドトリガー第5話より引用

トリオン器官

トリオンを生成する臓器を「トリオン器官」と呼び、トリオンを作り出す性能には個人差があります。

トリガーを扱う上ではその性能の良し悪しがパワーに比例するため、より多くのトリオンを供給できる人を「トリオン能力が高い」と表します。

また、計測や比較する際には数値化して「トリオン量が多い」と表現されることもあります。

数値は個人の運動神経や頭脳、遺伝によって左右されることはなく、生まれ持った素質の一つだと考えた方が良いでしょう。

ある程度は鍛えることによって補填できるようですが、有効な手立ては今のところ確認されていません。

また、消費したトリオンは栄養補給と休息で回復します。

トリオン能力の活用はネイバー由来

トリオンを動力源にトリガーとよばれる武器を操作するという技術は、ネイバーフットで構築されたもの。

ボーダーでは、このトリオン技術をネイバーに対抗するために活用せんとして日々研究が進められている。

トリガーを使用した戦闘において、トリオン能力の差は威力の差に繋がるため、トリオン能力が高い者ほど有利と言える。

しかし、高いトリオン能力を有する人間はトリガーを扱うボーダーのみならず、ネイバーフットでも貴重な人材である。

他国へと侵攻するネイバーフット諸国の狙いは大方がトリオン能力の補給とも言われているほど。

つまり、トリオン能力が高いほど、ネイバーに狙われやすくなってしまうのだ。

千佳がしつこくネイバーに狙われるのは、トリオン能力が非常に高いためである。

ワールドトリガー第13話より引用

トリオン体とは？

トリオンによって製造されたものはトリオンを用いてしか破壊できないという仕組みになっている。

ネイバーの攻撃にボーダーがトリガーで対抗するが最も代表的な例。

これを応用して、基地の外壁や遠征艇の他、戦闘用ボディもトリオンで形づくられている。

トリオンで作られたものは「トリオン体」と広く呼ばれるが、戦闘体のことを単に示している場合も多い。

戦闘用のトリオン体は、生身よりも強度があり身体能力もアップする。

操縦は感覚的要素が大きいため、生身に似せて作られ、感覚も生身でいる時と変わらないよう精巧に再現されている。

見た目や感覚は自由に設定することが可能である。

なお、トリオン体でいること自体にはトリオンは消費されず、トリオン能力によって耐久性や身体能力に差異は生じない。

緊急脱出（ベイルアウト）について

「トリガー起動（オン）」の意思表示でトリオン体に換装して戦いに赴くボーダー隊員たち。

正隊員のトリガーに緊急脱出（ベイルアウト）機能が備えられているのには、とても重要な理由があります。

活動不可になると自動で起動

トリオン体は「トリオン供給器官」と神経の役割をする「トリオン伝達脳」によって動いているため、どちらかでも損壊すると形を維持できなくなる。

また、トリオン体が損傷した場合、トリオン漏れを防ぐ機能はあるものの、押えられないような大きな傷口からはトリオンが漏れ出てしまう。

トリオン体が破壊、もしくはトリオンの露出過多によって活動限界に至った際、トリガーごと隊員を自動でボーダーの基地へと戻す機能が、緊急脱出（ベイルアウト）である。

ワールドトリガー第16話より引用

帰還できる距離には限界があり、こちら側の世界では三門市の市内、遠征では遠征艇から3km以内ならば発動が可能。

利便性と特殊性

緊急脱出（ベイルアウト）が正隊員に常備化されているのは、安全面の確保のため。

トリオン能力の使い手が敵に捕獲されるのを防ぎ、トリオン体の回復を待って次の戦闘へと役立てている。

これによって、戦力を保持しながら、果敢に任務に励むことができる。

ボーダーが独自に開発したかなり珍しい機能であり、トリオン技術が進歩しているネイバーフットでも類を見ない。

便利である反面、装備に通常のトリガーの何倍ものトリオンを消費するという難点がある。

標準装備が正隊員に限られる理由

現在、ボーダーではB級以上の隊員のトリガーにのみ、緊急脱出（ベイルアウト）機能が備わっている。

C級隊員に装備していないのは、経費の問題。

材料費や人件費がかかるために、C級隊員に支給される訓練用トリガーへの搭載をなくなく断念している。

ワールドトリガー第84話より引用

トリオン量ランキング

ボーダー隊員のトリオン量のランキングを確認しましょう。

雨取千佳のトリオン量がどれだけ凄いかが一目瞭然ですね。

飛び抜けた数値です。

また、脱退した鳩原も含めると、二宮隊が3名も上位にいます。

もとA級だったことも納得ですね。

ボーダー隊員のトリオン量上位

	隊員名	所属部隊・ポジション	数値
1位	雨取千佳	B級玉狛第二・スナイパー	38
2位	二宮匡貴	B級二宮隊・シューター	14
3位	出水公平	A級太刀川隊・シューター	12
4位	木崎レイジ	A級玉狛第一・パーフェクトオールラウンダー	11
5位	林藤匠	玉狛支部・支部長	9
	天羽月彦	S級隊員・オールラウンダー
	加古望	A級加古隊・シューター
	北添尋	B級影浦隊・ガンナー
6位	冬島慎次	A級冬島隊・トラッパー	8
	菊地原士郎	A級風間隊・アタッカー
	犬飼澄晴	B級二宮隊・ガンナー
	鳩原未来	除隊（元B級二宮隊・スナイパー）

• 数値は、実戦における計測のため、本来の値とは異なる場合がある。
• 数値は、ノーマルトリガー使用時のもの。木崎レイジについては、特殊トリガー使用時かどうか不明。
• データは、オフィシャルデータブック発行当時のものである。

ブラックトリガーの使用でトリオンの数値が変わる？

ブラックトリガー装備時の迅を考慮すると、順位が変わります。

迅悠一	ブラックトリガー「風刃」使用時	37
	ノーマルトリガー使用時	7

トリオン量の少なさで悩む隊員たち

B級の戦闘員の平均がトリオン5～6くらいですが、木虎や三雲修など、トリオン量が少なくて悩む隊員もいます。

修については、B級以上の戦闘員のワースト1位です。

木虎藍	A級嵐山隊・オールラウンダー	（鍛えた後）4
三雲修	B級玉狛第二・シューター	2

まとめ

• トリオンは、トリガーを使うための生体エネルギー
• トリオンを生み出す能力が高い者ほど、戦闘に有利でネイバーに狙われやすい
• ボーダーの正隊員のトリガーには緊急脱出（ベイルアウト）機能が備わっており、戦闘体が限界に達すると体ごと基地へと戻る
• 緊急脱出（ベイルアウト）付きトリガーの製造にはコストがかかる

ワールドトリガーは、現在23巻まで発売されています。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。