ワールドトリガー｜双月やガイストなど玉狛支部特製トリガーの種類と使い手は？

葦原大介原作の人気漫画「ワールドトリガー」では、ボーダー隊員たちは支給されたトリガーを使用してネイバーと戦っています。

修たちが所属している玉狛支部では、林藤支部長が中心となって独自のトリガーを開発。

先鋭的な特性を持つため、ノーマルトリガーとは区別されています。

この記事では、玉狛支部特製トリガーの種類とその使い手について解説しています。

【ワールドトリガー】玉狛支部について

玉狛支部は三門市内に点在する支部の一つで、林藤支部長が率いる「ネイバーとは友好派」を貫く少数精鋭団体。

旧ボーダーの本部基地と方針を受け継いでいて、現ボーダー組織の中では異端な存在とされています。

特にネイバーの徹底排除を謳う「城戸派」からの風当たりは強いようです。

ワールドトリガー第19話より引用

玉狛支部の動向

玉狛支部は本部のあずかり知らぬところで暗躍を続けている。

ネイバーと対等な関係を築くため、ガロプラの傭兵に接触したのもその内の一つ。

支部内では林藤の決定は絶対的で、信頼関係が読み取れる。

遊真やヒュースの入隊についても、本部との取引によって目的の達成に成功しており、主導者の林藤はしたたかな策士と言えるだろう。

相反する思想を持つ最高司令の城戸は、食えない相手として林藤を注視している。

玉狛支部独自のテクノロジー

ランク戦のシステムの構築に携わるなど、林藤はエンジニアとしての一面もある。

私的に持ち帰ったネイバーフットのトリガーを支部で解析して、独自のテクノロジーを作り上げているという。

それによって、ボーダー本部とは異なる観点からトリガーを試作。

完成までには、エンジニアのミカエル・クローニンや、旧ボーダーから行動を共にする姪の林藤ゆり、分析魔の宇佐美栞の助力があるものと推測されている。

ワールドトリガー第55話より引用

玉狛支部オリジナルトリガー

玉狛の独自開発したトリガーは、汎用性の高いノーマルトリガーと設計の概念が異なる。

具体的には、使用者の戦闘スタイルに合わせてワンオフの専用トリガーを製作するというもの。

これは、現存するトリガーから使用者が選択するノーマルトリガーと、真逆の発想である。

現在の使用者以外でも一応使用は可能とされているが、慣れるまでは扱いにくく、本人の能力やトリガーの性能を充分に発揮できない可能性が高い。

制作の過程や技術、そして何より規格外の出力を理由に、ボーダー本部未承認でランク戦での使用は出来ない。

性能を知る者からは、その能力が反則級であるとして、ブラックトリガーと同じような扱いを受けている。

第74話で、米屋がガイストを「ずりーやつ」と言っている。

玉狛支部特製トリガーの種類

確認されているのは全部で3つ（＋オプショントリガー）。

玉狛第一が「ボーダー最強の部隊」と呼ばれる所以は、この特殊なトリガーをメンバーがそれぞれ装備していて、規格外の戦闘力を有するためである。

また、玉狛第一はA級部隊（ランク外）という立ち位置で、順位付けからは外れている。

双月

小型の斧の形をしたトリガー。

小南桐絵が使用するトリガーで、メインとサブに「双月」をセットして両手で構える超攻撃型アタッカーとして活躍。

ボーダーでもトップクラスの機動力で懐までガンガン攻め込む。

ワールドトリガー第55話より引用

接続器（コネクター）

「双月」専用の試作のオプショントリガー。

2つの「双月」を繋ぎ合わせて、大きな斧へと変形。

継戦能力を顧みず、トリオンの大量消費と引き換えに威力を格段に上げる。

その一撃は強力で、どんな装甲も無傷ではいられない。

ガイスト

武器や身体にトリオンを流して強化する試作のオプショントリガー。

烏丸京介が使用する専用トリガーである。

起動すると、手足や武器が黒く変色し、筋肉をなぞったような筋が浮き出る。

ワールドトリガー第74話より引用

トリオン体のバランスが崩れ、トリオンが漏れ出してしまうので、起動した瞬間から緊急脱出までのカウントダウンが始まる。

手の甲にはレーダーチャートが表示され、強化する能力を変更して様々な戦闘スタイルに適応。

「甲・斬・特・速・射」の5つから特化する項目において、それぞれ5段階調整が可能である。

「斬」と「速」を最大値にした白兵戦特化（ブレードシフト）では、両足の機動力と右腕と右腕に持った武器の斬撃の威力がアップ。

機動力特化（スピードシフト）は、両足にトリオンを集中させ、目にも止まらぬ速さで移動が可能。

射撃戦特化（ガンナーシフト）になると、前面や持ち手部分に盾が付いた大型の銃が出現して高火力銃撃で敵を圧倒する。

ワールドトリガー第131話より引用

シフトチェンジの種類は、項目の数と組み合わせから他にもあると推測される。

また、何かに特化した分、他の項目の数値を下げている必要があるという、全体の最大出力に限度がある思われるが詳細は不明。

全武装（フルアームズ）

搭載した全ての武器を使用可能にする試作のオプショントリガー。

同時に使用できるトリガーが2つまでという制限にとらわれることのない戦闘が可能になる。

唯一のパーフェクトオールラウンダーである木崎レイジの、多種多様な攻撃方法をフルに発揮させるために作られた模様。

ワールドトリガー第131話より引用

また、レイジはトリガーホルダーも他とは違い、通常はトリガー装備上限が8個のところを14個までの装填を可能にした改造ホルダーを使用し、多くの武器を常に所持している。

そのため、フルアームズを起動すると、両手・右肩に銃トリガーと背中からアームが伸ばしたレイガストの盾が左右に出現。

一斉砲火で、複数相手にも火力で押し勝つ。

もちろん、トリオンを激しく消費するため、起動時間は限られる。

まとめ

• 玉狛支部は、独自の技術でトリガーを製作
• 玉狛支部特製トリガーは、ノーマルトリガーの使用者とは区別されている
• 双月は、小南桐絵が使用する斧の形をしたトリガー
• ガイストは、烏丸京介が使用する能力強化のトリガー
• フルアームズは、木崎レイジが使用する武器を一斉に装着するトリガー

ワールドトリガーは、現在23巻まで発売されています。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。